もっと見る
現実より多くの人々が野球に熱狂し、男女問わずプロの舞台にさえ飛び込む別の現代。 無名選手の月出里逢(すだちあい)は高校3年の秋、野球への未練を完全に断ち切る為、分不相応だと自覚していながら敢えてプロ志望届を提出し、その年のドラフト会議の日を迎えた。テレビの前で同年代や大学・社会人の有名選手が次々と指名されていくのを溜息交りに眺めていたが、六巡目で逢はまさかの指名を受ける。 逢を指名したのは、日本球界12球団で"最弱"と名高い天王寺三条(てんのうじさんじょう)バニーズ。そして逢の指名を促したのは、かつての高校球界のスター投手で、現在は女子大生でありながらバニーズのオーナーも務める三条菫子(さんじょうすみれこ)。1学年違いの逢と菫子はお互いたった一度だけ練習試合で対戦したことがあった。 体格に恵まれず、実績的にも本来なら指名に値しない逢だったが、実は人間離れした身体能力を持ち、そして、その身体能力さえも霞む程の類い稀な才能を秘めていた。菫子は逢の破格の潜在能力を見抜き、球団再建に加え、ある別の目的の為に逢を引き寄せたのである。 これは、実力も精神もまだまだ未完の大器である月出里逢が、幾多の困難を乗り越え、やがてとある怪物投手と共に"史上最強"と謳われるまでの英雄譚。そしてそんな彼女と共に困難を乗り越える者達と、彼女に挑む者達の群像劇。 (1~3日に1回くらい?のペースで1回2000文字前後くらいを予定) (更新はAM12:00かPM18:00くらいになることが多いです) twitter:https://twitter.com/best_yayoilover 表紙絵や挿絵、設定画など:https://www.pixiv.net/users/57502957
読了目安時間:15時間2分
ジャンル日間/週間/月間1位・総合日間4位 ウァー⁉マジカー!!!! 皆様のおかげ過ぎて五体投地_(:3」∠)_ 香港に巣食う東洋の魔窟、九龍城砦。 犯罪が蔓延る無法地帯で、日々をのんびり暮らす何でも屋の少年と、周りを取りまく住人たち。 今日の依頼は猫探し…のはずだった。 散乱するドラッグと転がる死体を見つけるまでは。 話は繋がっていますが章ごとでも読めるのでお暇なときにごゆるりとどうぞ_(:3」∠)_ みんなで九龍城砦で暮らそう…!! ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません ※キネノベ大賞1次通ったよ
読了目安時間:6時間51分
国を離れた精鋭たちの集う独立ギルド『ガレーネ』。 彼らは世界各地で起きる様々な問題を秘密裏に解決する役割を担う。 ある時、村育ちの兄妹であるジオとネルマは王都の観光をきっかけに彼らから勧誘を受けることに。 ギルドに加わった二人はメンバーたちと任務や休日の時間を共にしながら、少しずつ互いのことを知っていく。 しかし重要な任務の最中、別行動をしていたジオに不穏な影が忍び寄る———— 『厄災編』『竜人編』ともに、表紙イラストは菊月様に描いていただきました。 【無断使用・無断転載等は厳禁】 また、第一弾のイラスト公開記念として第0話を合わせて公開中です。 『厄災編』最終話で鮮明に描かれなかった主人公ジオの過去に遡ります。 *上のイラストは『竜人編』の表紙になります。 *小説家になろう、エブリスタ、魔法のiらんどにて同時連載中。
読了目安時間:13時間38分
古き語り……昔話を用いて、酔いどれ神使たちと戦う和風ファンタジー。 その日――殺生石は割れ、封印が解かれた。 殺生石伝説。 青年と白狐の大蛇退治の伝説は永い時を経て風化し、やがて九尾の狐を封印する物語へと変貌を遂げていた。 薄れつつある神への信仰によって殺生石の封印さえも風化し、ついに殺生石は割れ、幾百年もの間封印していた邪な神が復活してしまった。 邪な神は十二体の神使を利用し、人々を不安や恐怖によって自らを神として信仰させ、この世全てを支配しようとしていた。 平和な世を築いた神、宇迦之御魂神はこの事態に対し、三体の神使を遣わせた。 しかし三体の神使は失われた信仰により、すべての力を発揮できなくなっており、強い神気を持つ人間の力を借りなくてはならなかった。 「慎太郎、準備は良いな?」 「うん、行こう稲荷!」 神の衣【神羽織】を纏いて、酔いしれた同胞を古き語りで目覚めさせよ。 そして新たな信仰とともに失われた力を取り戻し、邪を払い除け。 たとえ、【カミノイイナリ】と呼ばれようとも。
読了目安時間:1時間42分
5月4日に完結します。 2023年3月現在 総合ランキング 年間20位 異世界ファンタジーランキング 年間12位 主人公は仇である龍を討つために西の果てからやって来るもどうしたことか仇である龍と一体化する女を護衛する役目に就かされてしまう。 二人の交流が始まり使命のため拒絶し憎悪するものの男の心は女の心によって歪み変化しそして……だがそうなることを望まないもう一人のヒロインの暗躍によって物語はめんどくさいものとなる異世界恋愛劇。 表紙の支援絵は「かくうのツン@XDDDkyjV6」様からです。主人公とヒロインの1枚、ありがとうございました。
読了目安時間:32時間43分
地球の日本──とある「神域」で働く女神アリアは、ある日、天界で開かれた大抽選会の特賞として惑星(メラ)が当選し、浮かれまくるが彼女の身の周りに謎のハプニングが次々と湧き上がる。 二百数十年後、惑星メラでは移住してきた地球人も含め、それぞれ八つの異なる星からやってきた八つの種族が自らの力で解決しようと必死に頑張り、それを女神や天使達も陰ながら応援する……。 この広い宇宙のどこかで繰り広げられる冒険、戦争等を想い描いた物語。 その惑星に住まうものからすれば、そこはまさしく幻想世界(ファンタジー!) 七人の主人公が織り成す群像劇。 ギャグを定期的に入れないと呼吸できなくなる作者が描く、時にシリアス、切ない恋心、おもしろ女神様等見どころ多数の本物語を是非ご覧ください♪ 【※1】縦読み対応可。 【※2】別投稿サイトでも掲載されております。 【※3】表紙イラストの無断転載は固くお断りします。
読了目安時間:10時間46分
「私、メリーさん。今日、不思議な人間に出会ったの」 都市伝説であるメリーさんが出会ったのは、背後に立っても慄かず、一杯の味噌汁を差し出してきた人間。 その味噌汁を飲んだメリーさんは、初めて食べた料理に衝撃を受け、もっと色んな料理を食べてみたいと願い始めた。 片や、毎日を生き延びるべく、試行錯誤を繰り返す楽天家な人間。 片や、ただ料理を食べたいが為だけに、殺す事が出来ない人間の家に毎日現れる都市伝説。 互いに嚙み合わないずれた思考が平行線のまま続くも、一つの思いだけが重なっていく日常。
読了目安時間:9時間12分
『こわい』です。気を緩めると巻き込まれます。 怖いホラーです。残酷描写ありです。 苦手な方は御注意ください。 フェイクドキュメント・フィクション作品です。 実在する個人・団体等とは一切関係ありません。 あらすじ ライフワークとして、怪談を集めていた著者は、ある取材で 怪しい物件での出来事を知る。 興味を持った著者は、その建物について探り始めるのだが 実は大きな存在が隠れていることを発見する。 怪異と共にその物件は著者・関係者を追ってくる。 やがて、物件は周囲の人間たちを巻き込み始め 思いもよらなかった事態に発展していく・・・。
読了目安時間:1時間32分
『リソース』という形のない、まるで仮想通貨のようなものが貨幣の代わりに使われるこの時代――日々の労働の対価としてだけではなく、なにか『新たなもの』を生み出せたものにその『リソース』が分配されるシステムがネットワークを介して成立していた。 『リソース』があれば何でも手に入れることができる。それはクリスマスのおもちゃに始まり、果ては原油を満載したタンカーでも一個人が『つくりあげる』ことができるのだ。 すべての財が個人によって簡単に製造される社会の変革、これを後世の歴史家は『リソース産業革命』と呼称した。 その背景にあるのがVRレイヤー技術の発明である。このシステムにより新技術と『リソース』が効率的に結び付けられ、企業は新たな生産方式を獲得することができたのである。VRレイヤーはまた、『ものづくり』をも活性化させた。他の者より効率的な技術や製品を提示することで、『リソース』が多く付与される。場合によっては対戦相手の『リソース』も自分のものとすることができるのだ。 最後の世界大戦と幾度の経済危機を乗り越え、『此の国』は世界で最初の『リソース』産業革命を成し遂げ、繁栄を極めていた。 こんな時代に生まれた少女、悠月(ゆづき)桜(サラ)は誓う。VRレイヤーの対戦を通じて、『リソース』を集めることを。友人たちと戦いのなかで彼女は更に思いを募らす。自分の夢見ていた『あの船』を作るために、『リソース』を集めることを。自分のよく見る夢の『亜の国』の記憶を胸に――
読了目安時間:24分
手違いで死んだ僕を転生させてくれると、女神様は言った。 転生先はどんなものでも良いと。なんなら無生物でもかまわないそうだ。 「なら、僕はぬいぐるみになりたいです」 「えっ?!」
読了目安時間:3分
作品数が多くなってきたので、【長編】【短編】【小説以外】【ショートショート】というカテゴリーに分けて整理してみました。 目次としても使える自作紹介コーナーです。 僕としては古い作品にも愛着があるのですが、どんどん下に埋もれていきます。何とかアクセスしてもらえないだろうかと考えて、この目次兼紹介文のようなものを作ってみました。 もし気になった作品がございましたら、紹介文の冒頭にあるアンダーラインが引かれたタイトルをクリックしてください。 これは駄作だなと思う作品もありますが、自分としては面白いんじゃないかなと思える作品もあります。 楽しんでいただければうれしいです。
読了目安時間:46分
人と『神祇(じんぎ)』と呼ばれる人ならざるモノ達が暮らす国——中津国。 10年前に起きた大規模な異種族戦争『黄昏の虹』を乗り越えた両者は、水面下で不穏な動きを見せつつも『共存』という道を辿っていた。 突如『神獣』に襲われ全てを失った主人公・柘榴は神獣を返り討ちにしたことからその腕を見込まれ、政府公認の『狩人』になることに。そんな彼女が所属することになったギルド『やおよろず』は、主に『禍津神(マガツシン)』と呼ばれる危険な神祇を取り締まる『特殊ギルド』だった。 無条件に歓迎をしてくれるメンバーに戸惑いながらも心を開いていく柘榴だが——彼女には、自身も気付かぬ『秘密』があったのだ。 彼女が持つ『秘密』が暴かれた時、決して目覚めてはいけない『神』が目覚める。それと同時に、物語は決して語られることのなかった真実を浮き彫りにし始め—— これより紡がれるは——無垢な巫女が1柱の神に殺されるまでの物語。 数多の祈りを集い、重ね、交じり、けれど決して綴られることのない——幸福な物語である。
読了目安時間:16時間2分
異世界転生の話を気楽に書いた。~①よくある展開を出来るだけ踏まない②よくあるキャラを出さない。いったいどんな物語になるのか。頑張って着地してみせる~
普段は真面目に小説書いてます
2,100
0
異世界ファンタジー
長編
50話
53,056字
2023年3月25日更新
雷王、大いに懊悩す~ラスボス魔王、使命を果たして元の世界に戻りたくない異世界転移チート勇者によって全力で延命させられるの巻~
勇者「俺は永遠に甘い汁を啜りたいんだ!」
38,450
85
異世界ファンタジー
長編
275話
793,184字
2023年3月22日更新
【HJ小説大賞2021後期2次選考進出作品】 「要するに、アンタには死なれちゃ困るんだよ。俺が、この異世界で幸せな一生を送って、天寿を全うするまで、な」 魔族を統べる魔王イラ・ギャレマスは、自身の城へと攻め込んできた“伝説の四勇士”の三人、ジェレミィア・ファミィ・エラルティスを、その圧倒的な力を以て圧倒する。 残るは、黒髪黒目の冴えない男――シュータ・ナカムラのみ。 だが……シュータは、魔法陣で三人の仲間を魔王城の遥か彼方へと吹っ飛ばし、ただひとりで魔王と対峙する。 ――そして、20分後。不様に大理石の床に這いつくばっていたのは、魔王ギャレマスの方だった。 シュータの繰り出す圧倒的なチート攻撃の前に為す術もないギャレマスは、自身の敗北と迫りくる死を覚悟するが、そんな彼に対し、シュータは不敵な笑みを浮かべながら、意外な提案を持ちかけるのだった――。 「なぁ、魔王。ここはひとつ、手を組もうぜ……!」 *小説家になろうにも、同作品を掲載しております。
読了目安時間:26時間26分