歴史/時代
2019年12月8日更新
【歴史IFあり】 この小説はフィクションです。 三國志をベースにした歴史系小説です。 【劉備一行】 *主人公・李封《リホウ》:劉備に、徐州大虐殺の折、救われた少女。少し頭が軽い直情的な性格。 *麋竺《ビジク》:徐州の名家、麋家の次女。李封の朋友。 *劉備《リュウビ》:義勇兵団のリーダー。人徳がある。 【曹操陣営】 *曹操《ソウソウ》:漢の衰退を見て、自分なりの華北制覇を目指す男。 【その他】 *陶謙《トウケン》:徐州牧。昔は戦自慢だったご老公。 *呂布《リョフ》:天下無双の武人。訳あって、流浪の狼となっている。 *袁紹《エンショウ》:曹操と腐れ縁。名家なので、威風堂々とした戦いを好む。 *劉表《リュウヒョウ》:荊州刺史。仁者という優しい顔の裏で、闇社会と繋がる計算高さを持つ。 *孫権《ソンケン》:孫呉の将軍さま。孫家3代目。すごく優柔不断。怒ると、とても怖い。 *周瑜《シュウユ》:孫呉の家臣、大都督。すごい美形な青年男子。 第1章:荒廃した大地、徐州!〈1頁から!〉 第2章:狼将軍と赤いお嬢さま!〈14頁から!〉 第3章:英雄を縛る鎖!〈44頁から!〉 第4章:赤壁炎上!!!〈59頁から!〉
2019年12月11日更新
ドイツ帝国の重鎮たる軍務大臣が、皇帝も出席する貴族の別荘で、「バレリーナ」のコスプレをしたまま変死するという痛ましい事件が発生した。不審な点があると気付いた親衛隊は、内々に皇宮警察のヘップナー少佐のチームに捜査を依頼する。 ヘップナーらが捜査を進める内に、他殺の可能性や帝国重臣らの関与も浮上していき、事件は益々混迷の一途をたどっていく。 魔女やらも登場してカオスです。そして、本作品は当然フィクションです。現実のハルデン・オイレンブルク事件に出てくる人物とは一切 合切関係がありません。お気楽でトンチキな作品ですが、何卒 生温かい目でご覧ください。よろしくお願いします。
2019年12月11日更新
諸葛孔明が人生の手本とした名将・楽毅(がくき)は 実は美少女(しかも紅毛碧眼)だった!? ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 中華大陸の覇を競い、七つの強国・七雄がしのぎを削る、春秋戦国時代── 中山国の少女・楽毅は、紅毛碧眼という外見ゆえに不遇の日々を送り、人生に何の目的も見出せないでいた。 そして楽毅は中山国を出たい一心で大国・斉へ留学し、天(そら)の様に何物にも囚われない広い心を持つ謎の少女・齋和(さいか)と運命的な出逢いを果たす。 それは、楽毅の人生を大きく変える運命の邂逅── やがて彼女は宝珠の輝きに導かれるように、悲壮の戦いへと身を投じてゆく。 これは、運命と向き合う少女達の野心の物語── 歴史とファンタジーの融合が織り成す、美少女架空戦記。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ※当作品はマグネットマクロリンク様にも掲載されております。
2019年12月11日更新
時は江戸中期。若き富羅鳥藩主が何者かに暗殺され富羅鳥城から盗み出された秘宝『金鳥』『銀鳥』。 『銀鳥』は年寄りの銀煙、そして、対の『金鳥』は若返りの金煙が吹き上がる玉手箱であった。 そう、かの浦島太郎が竜宮城から持ち帰った玉手箱と同じ類いのものである。 誰しもが乞い願う若返りの秘宝『金鳥』を巡る人々の悲喜こもごも。忍びの『金鳥』争奪戦。 『くノ一』サギと忍びの猫にゃん影がお江戸日本橋を飛び廻る。
2019年11月30日更新
大正九年東京市。鳥の異能を持つ少女が、女学校でお姉様やら妖怪やらにほっとかれない話です。 カラスの翼を持つ少女――飛鳥きふ(愛称Q)は人生の岐路に立たされていた。 札幌での家族四人の暮らしはもう続けられない。 第七師団の父はシベリアに出兵した。母は妖憑のせいで神戸に行ったきり帰って来られない。 そして兄が獣憑との共学校の寄宿舎に入ってしまった。もう家族は誰もいない。 Qはひとりぼっちになったのだ。 そして決めた。帝都に居る祖母からの勧めで耶蘇教の女学校を受験することに。 叶わなかった家族との生活の代わりに心ときめくS(ほぼ百合)が待っている女学校への入学を目指すQ。 だが、その前に障害が立ちはだかる。 帝京には結界が張られていて妖怪の侵入を防ぐようにはなっているが、結界内で死んだ人が悪霊や動物霊になってしまうのは防げない。 そいつらは生前の記憶を持たず、ひとびとに悪さをする存在となりさがる。 ひとに憑き、その人と周りを不幸に陥れてしまう。 そんな良からぬものに対処できる大人は戦争や抗争にかかりっきりだ。 誰が帝京にはびこる妖憑を撃ち祓うえようか? 「武蔵七宮廻れば七里、空は七空、七迦楼羅。太陽の化身たる高知能な烏さん。神烏と家都美御子大神を守護神とする飛鳥きふです。ちからを貸してください。高周波活性旭光耽極《サンライズ レイヴン》」 数え十四の鳥憑乙女がやるしかない。 妖憑の元となる浮遊霊や動物霊の発生を防ぐために、夜な夜な帝都上空を巡回し。 動物霊に憑かれた妖憑たちを時には扶け、ときには滅す。 もちろん女学生たちとの憩いのひとときは無碍にはしない。当然だ。 そして三年と半年ちょっとののち、帝京に襲いかかるは未曾有の大災害である関東大震災!!! これは非情な運命に抗い、数々の障害を打ち破り、楽しい女学校生活(百合の園)を確保したらんとする飛鳥きふ(Qちゃん)の物語である。 (プレオープン時より『鳥憑処女奇想譚』のタイトルで連載していましたが、令和元年10月20日に改題しました)
2019年12月11日更新
生まれた時から難病で|白河《しらかわ》|脩《しゅう》は成人まで生きられないと医者に診断されていた。 その為、毎日を病院で本を読んで過ごしていた。病状が悪化しあっけなく死んでしまう。 気が付くと自分が赤ん坊になっており、更に自分が曹操の息子の曹昂になった事に知る。 本を読んでいたので、自分が宛城の戦いで死ぬ事を知る。そんな未来を回避する為に前世の知識を活かして生き残る事を決める。 この話は三国志演義に準拠します。 参考文献 秘密三國志 著者陳舜臣 三國志 著者吉川英治 三国志 著者横山光輝
2019年12月10日更新
20歳の大学生だった栗岡成輝は、気が付くと戦国時代の近江国の小さな国人領主の子供に生まれ変わっていた。寺倉家の嫡男・淀峰丸として生を受けた彼は、前世で得た知識を使って幼少の頃から少しずつ領内を発展させ、民からは“神童”と呼ばれて尊敬を集めていく。 のちに「寺倉正吉郎蹊政」となった彼の元に集ってくる「寺倉六芒星」や「寺倉十六将星」「寺倉六奉行」と呼ばれる家臣達の力を借りて、正吉郎は『日ノ本の民を豊かにし笑顔の溢れる世を作るべし』と壮大な宿志を掲げ戦乱の世を生き抜いていく。
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2019年12月10日更新
あやかし、モノノケ、妖怪、幽霊。取り憑かれるなら何でもござれ。 兄と妹が、名も姿形も取っ替えて、あやかし蔓延る八百八町を妖刀片手に鬼退治。 近世じゃぱん風ライト時代劇ファンタジー。 本編 妖刀『古骨光月』の使い手、桜良兵之進《さくらひょうのしん》は、双子の妹、綺乃や、なぜか居候している謎の春画(薄い本)絵師、恋町春日とともに、道場を切り盛りして暮らしている。 というのは仮の姿。 本当は、兄の兵之進が妹の綺乃に、妹の綺乃が兄の兵之進にと、それぞれ変装し、入れ替わっているのである。 そこへ、おどろおどろしい筆致の瓦版が持ち込まれる。 友人の廻り同心、横井一磨(実はニンジャ)にどうしてもと(えっちなほんの代金と引き換えに)頼まれ、兵之進は物の怪退治に出かけるが。 番外編 てるてる坊主の妖怪、掃晴娘《そうせいじょう》に身体を乗っ取られてしまった兵之進。 恋町とともに自分自身を探しに秋の空。 夕暮れと、てるてる坊主。ちょっとだけラブラブなお話。 表紙フリー素材はジュエルセイバー様よりお借りしました。
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2019年12月11日更新
【歴史小説ランキング日間12位にランクイン(2019年12月11日)!】 戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。 永禄四年、強敵上杉輝虎との雌雄を決する“第四次川中島合戦”で討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。 信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。 この作品は、ひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
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2019年12月10日更新
源平合戦。 平安時代の終わり、源氏と平氏の戦いと言われる戦乱の時代である。 その時代を、必死に生き抜いた一人の男がいた。 彼の名は、源義仲。 木曽の山中から挙兵し、圧倒的兵力差の中でも戦い抜き、京の都から平家を追い落とした希代の英雄である。 彼は、どこまでも人間らしい英雄であった。 そして誠実に生き抜いた。どこまでも誠実に、ひたむきに生き抜いた。――そんな男だった。 【今後の更新予定】 1月末まで忙しいので週2-3程度の更新頻度になります。 2月以降は毎日更新に戻す予定です。3-4月ごろに完結予定。よろしくお願いいたします。 【おしらせ】 12/3 登場人物一覧ページ移植しました。 挿絵:九藤 朋 様 ツイッター:@kudou_tomo ノベプラ:https://novelup.plus/user/510700127/profile
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2019年12月11日更新
※期間限定で表紙イラストを、田中桔梗さんの企画に贈ったクリスマス仕様にしています。 ~脳筋ばかりの騎士物語! 結婚するまで帰れません!?~ 平凡な女子高生・司藤(しどう)アイは、中世騎士ロマンス古典「狂えるオルランド」に登場する女騎士に憑依してしまった。 現実世界に帰るべく、意中の騎士とのゴールインを目指すのだが……!? ・古典の展開にツッコミ入れつつ、8世紀欧州世界の実態に迫る! ・時にコミカル、時にシリアス! 中世騎士の一騎打ち・戦争・怪物や魔女との息詰まるバトル! ・幼馴染の悪友とのジレジレ恋愛も描きます! ※末尾に★がある話は挿絵つきです。 ※小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、マグネット!にも掲載しています。 ※MAGNET MACROLINKの元・公式連載作品です。 ※WEBアマチュア小説大賞・一次選考通過作品です。
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2019年12月10日更新
舞台はロマンでモダンでデモクラシイな大正時代! 出版社の新人編集者・虎丸は、謎の同人雑誌で『狂人ダイアリイ』という小説を連載する幻想文学作家・八来町八雲に原稿を依頼するため意気揚々と東京までやってきた。 たどり着いたのは五人の小説家が暮らす怪しい洋館。彼らの書く文字には不思議な力が宿っており、虎丸は原稿と引き換えに怪異と闘うことになってしまう。 やがて、同人雑誌に隠された秘密を知っていき──。 文字と言葉の異能力を操る小説家たちの大正ファンタジー! ※イラストは神風銀さまに描いていただきました。 ※実在する作家や作品の名称も登場しますが、ストーリーに絡むものはすべて架空です。 ※マグネットマクロリンク様でも同時掲載中です。話の筋は変わりませんがこちらはかなり改稿が入っており、マグマク版とノベルアップ版で構成や一部呼称が異なります。
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2019年12月11日更新
『戦国武将の異常な愛情』改訂版! 豊臣秀吉と正室・寧々の間に産まれた嫡子『豊臣秀繁』の活躍を再度ご覧あれ! 豊臣家の子孫・豊臣秀繁は父親によって火事に遭い、そこで戦国時代に『豊臣秀吉と正室・寧々の間に産まれた嫡子』として遡行転生する。 秀繁は未来知識を活用して、将来的に落ちぶれた豊臣家の命運を変えようと奮闘する。 秀繁の室に〇〇〇〇の娘を迎え入れ、〇〇家臣を配下に加えて活躍させていたり、本来討ち死にしていた武将が秀繁に助けられたり、逆に史実であれば勝利を収めるはずだった武将が敗退したり…… ◇◇◇◇◇ 20xx年、一家心中に巻き込まれた秀繁は息を吹き返すと戦国時代にタイムスリップしていた。 そこで告げられる『あなたは豊臣秀吉さまと御正室寧々さまの間にいたはずの嫡男である』と。 秀吉の真の後継者『豊臣秀繁』が秀頼を差し置いて、歴史のある一定以上のことをなかったことにする、死んだ人間を死ななかったことにする物語
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2019年10月4日更新
俺は石ころじゃない、礫(つぶて)だ!桶狭間前夜を駆ける無名戦士達の物語。 永禄3年5月19日の早朝。桶狭間の戦いが起こるほんの数時間ほど前の話。出撃に際し戦勝祈願に立ち寄った熱田神宮の拝殿で、これから死地へと向かう若き織田信長の眼に、彼方の空にあがる二条の黒い煙が映った。重要拠点の敵を抑止する付け城として築かれた、鷲津砦と丸根砦とが、相前後して炎上、陥落したことを示す煙だった。敵は、餌に食いついた。ひとりほくそ笑む信長。しかし、引き続く歴史的大逆転の影には、この両砦に籠って戦い、玉砕した、名もなき雑兵どもの人生と、夢があったのである。 ************************** 本編は「信長公記」にも記された、このプロローグからわずかに時間を巻き戻し、弥七という、矢作川の流域に棲む河原者(被差別民)の子供が、ある理不尽な事件に巻き込まれたところからはじまります。逃亡者となった彼は、やがて国境を越え、風雲急を告げる東尾張へ。そして、戦地を駆ける黒鍬衆の一人となって、底知れぬ謀略と争乱の渦中に巻き込まれていきます。そして、最後に行き着いた先は? ストーリーはフィクションですが、周辺や背景の歴史事件など、なるべく当時の記録や史実を踏み、リアリティを追求しました。戦場を駆ける河原者二人の眼で、戦国時代を体感しに行きましょう! ※「小説家になろう」「カクヨム」等に掲載した作品を一部改稿しつつ、投稿していきます。
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2019年12月11日更新
戦国時代、尾張一の商業地・津島で一番の大店を仕切る商人『吉乃』はふとしたことで織田家の兵糧が横流しされる事件に巻き込まれてしまう。 その勝ち気な性格のせいで吉乃は織田家の侍たちに立ち向かうのだが、その時一人の若武者が吉乃の前に現れる。それは、家督を継いだばかりの織田信長で…… 後に信長の側室となる、生駒吉乃。彼女はどのような人で、どのような人生を送ったのか。 信長最愛の女性とされるその謎多き人物像を、史実とフィクションを織り交ぜながら描きます。 信長の妻として有名なのは濃姫。でも他にも側室はいるんだよ!!むしろ濃姫よりも魅力的で信長に愛された女性がいるんだよ!!みたいな気持ちを小説にしてみました。
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2019年12月3日更新
大陸の大半をモンゴル帝国が支配し、そのモンゴル帝国が日本の南方である九州に襲来してきた時代、日本の北にもモンゴルの手が迫っていた。 御家人の十四男である撓気時光(たわけときみつ)は北条時宗の命を受け、北の大地に住まう民であるアイヌと共にモンゴル軍を迎え撃つ。、兄弟が多すぎて相続する土地が無い時光は、勝利して恩賞を得られなければ未来がない。 しかし、迫るモンゴル軍は、モンゴル人だけではなく、漢民族の将軍、ノヴゴロドの騎士、ペルシャの技術者など多種多様で、一筋縄で勝てる相手ではない。 強敵を打ち破り、時光は見事に自らの土地を獲得することが出来るのだろうか?
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2019年11月30日更新
「傾城たる一級花魁の汝らに聞くは野暮な事案だが……界隈に攘夷派が逃げ込んだようだ。その行方を追っている」 それが、夕霧太夫と新選局の諜報役、京都所司代会津藩主、松平一派の斎藤一、それに後の世に関りを持つ高尾太夫の出会いだった――。 時は幕末文久三年。訳あり夕霧太夫と、高尾太夫の前に現れた男は、新選局でも有能な諜報役。その名を斎藤一と告げる。 国代わりの瞬間はきっと、迫っている。 だから、桂他、攘夷浪士は立ち上がり、幕府に牙を剥いた。しかし、内情は誰もつかめてはいない。 幕府につくが、正しいのか。 それとも、新しい時代の幕をあけるのか。 倒幕、攘夷、尊王、奉還、更に壬生狼、会津藩、――花魁の役目。 幕末を駆け抜けた男と女の、ドタバタちょいお色気ありのお話。まずは第一話完結です。 ******************************* これは幕末の京都での花魁二人と会津藩新選局、攘夷志士たちの織りなす骨太の時代小説。同時に斎藤一と、会津藩の娘、松平時尾のラブロマンスでもあります。 ◇斎藤一の所持刀については「鬼神丸国重」説を採用しております。刀氏については、不明です。 ◇新選局の歴史は「山村竜也」著書を中心に参照。刀表記については、歴史探訪さま、PHP研究所さまを参照しています。 ◇時尾については、松平の娘と仮説しておりますので、フィクションでございます。 ◇攘夷浪士、新選局は、禁門の変につき、まだ呼び名が「局」「浪士」としており、後世の名付けは採用しておりません。 ◇その他、土方及び沖田は史実に基づいたビジュアルですので、あしからずです。 著者・結愛みりか 表紙絵師・mimori
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2019年12月6日更新
時は大正。裏家業を生業とする老人、氷室克彦の元に吉報が届く。 武家の血を引く藤宮家の次男が、寺に預けられたという。 その子の名は凛。兄よりも秀でた剣の才能を持ち、それ故に妬まれ、見かねた両親によって家から追い出されたのであった。 凛を引き取り、自らの弟子にしようと考える氷室だったが、凛は「剣を持ちたくない」と拒否する。 ひとまず、凛を孫として養うことにした氷室。そんな血縁の無い二人が、本当の家族になっていく四季の物語。
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2019年11月30日更新
三国志の時代。 何が食されていたかを、趣味的に色々調べています。 一度まとめてみようかなと思った時に、「第1回歴史時代大賞」を知ったので、短編小説を書いてみました。 ゆるふんわりした、日常三国志。 登場人物は曹魏。 主人公は、郭嘉と荀彧です。 デイリーランキング:総合5位、歴史1位になりました! マジっすかっ!!!??? 三国志好きの方が多くてうれしいです~☆
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2019年12月8日更新
その風体は金色の髪と金色の眼。 「鬼」と呼ばれた少年は、鞍馬山の天狗に拾われた。 平安末期の燻り始めた世にあって少年鬼後は、この鞍馬山にて、歴史の裏舞台で暗躍することとなる仁科大助(戸隠大助)と、表舞台で頭角を現すことになる遮那王(源九郎義経)の二人と出会う。 小さな胸に同じ大志を抱く二人に鬼後は惹かれ、憧れた。 また、自由に生きる鬼後に二人は惹かれていった。 時代の終焉を前にして少年たちは、新時代を担う立役者として時に醜くも足掻き、泣き、笑い、絆を深めながら、少しだけ不思議な平安末期を一人の人間として成長していく。 それでも、荒廃していく平安京で、時代に取り残された『金色の小鬼』は夜に忍ぶ『鬼』として生きていく。 【基本コメディです】
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2019年11月30日更新
テレビで見て好きになったアノマロカリスのマロカと、ボクの時間を超えた大ぼうけんのお話です。 小学校高学年〜中、高生くらいの、古生物学に興味のある人に刺さるとイイなと思って書きました。 ※本編執筆前に公開していたプロットは、歴コン終了後に再度公開しようと思います。例によって、プロットは投げ捨てて書いてますので、その変容ぶりに、「プロットとは?」ってなると思います。そちらもお楽しみに!
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2019年12月10日更新
相馬は京都府警鑑識課の課員。警察犬のハンドラーである。もともとは同捜査課の囮捜査員だった。刑事であり剣士であった亡き父親の影響で同じ道を歩んでいたはずだった。 現在の相棒は警察犬兼定号。兼定は相馬の歴史上尊敬する新撰組の「鬼の副長」土方歳三と同じく沢庵が好きなかわったジャーマン・シェパードだ。名はその愛用の刀の「兼定」より取ったものだ。 ある雨の夜、相馬は相棒とジョギングにでた。そこで極道(やくざ)の襲撃のごとき場面に遭遇する。一人の男が襲われているのを助けようと飛び出す相馬・・・。それがこの不可思議な物語のはじまりであった。 暴力と混乱に満ちた幕末に迷い込み、新撰組の隊士となる相馬。助けた男は尊敬する土方で、土方はなにかを隠しているようだ。そこで出会った多くの者が死んでゆくことがわかっているだけに葛藤する相馬。土方をはじめとし、そこで出会い過ごした多くの者を救う術はあるのか?歴史をかえることができるのか?与えられた使命とは?現代に戻ることはできるかのか? 囮捜査員として傷つき、人間(ひと)を信じられなくなった相馬が果たしてそれを信じ、頼り頼られるようになれるのか?相棒との信頼と絆、仲間たちとの信頼と絆はどうなのか? 幕末を新撰組と駆け抜けてゆくある警察犬とそのハンドラーの物語が幕を開ける・・・。
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2019年12月9日更新
――歴史に名を残さなかった新選組隊士は、未来から来た少女だった―― 意図せずタイムスリップしてしまった主人公・春が出会ったのは壬生浪士組、のちの新選組だった。 突然備わった不思議な力で身を守りつつ、男装し隊士として一つ屋根の下で生活することになるも、春の新選組に関する知識は随分と片寄っていた……。 そんな彼女が泣いて笑って時に葛藤しながらも、己の誠を胸に激動の幕末を新選組とともに生きていく。 * * * * * 出来る限り史実、通説に沿うよう進めているつもりですが、ストーリー展開上あえて弱い説を採用している場合や、勉強不足、都合のよい解釈等をしている場合があります。 あくまでもフィクションとしてお楽しみいただけたらと思います。 この作品は、小説家になろう、カクヨムにも公開しています。
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2019年12月10日更新
独孤伽羅(どっこ から)は夫に側妃を持たせなかった古代中国史上ただ一人の皇后と言われている。 美しいだけなら、美女は薄命に終わることも多い。 しかし道士、そして父の一言が彼女の運命を変えていく。 妲己や末喜。楊貴妃に褒姒。微笑みひとつで皇帝を虜にし、破滅に導いた彼女たちが、もし賢女だったらどのような世になったのか。 皇帝を操って、素晴らしい平和な世を築かせることが出来たのか。 太平の世を望む姫君、伽羅は、美しさと賢さを武器に戦う。 *中華ドラマ『独孤伽羅~皇后の願い』より前に、史書を参考に書いた作品であり、独孤伽羅を主役としていますが肉付けは全くちがいます。ご注意ください。
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2019年11月16日更新
サリエーリはモーツァルトの才能に嫉妬した。 サリエーリはモーツァルトの楽曲を盗作した。 サリエーリはモーツァルトを毒殺した。 どれも、何の証拠もない悪意ある風説でした。 サリエーリの没年前後、ヨーロッパ中で語られたこの噂は、後年発表される彼等を題材にした戯曲によって、あたかも真実であるかのように世界に広まってしまったのですが、近年ではサリエーリの再評価の流れも生まれております。 これはサリエーリとモーツァルトの関係を、いくらかの事実を基にして筆者が大いに脚色を加えた、完全なフィクションの物語です。決して史実ではないという事をどうかご了承下さい。 物語の都合上、モーツァルトとの交流がかなり多くなります。 モーツァルトの独白に始まり、 第一幕 若き宮廷室内作曲家の誕生 第二幕 かつて神童と呼ばれた男 第三幕 苦悩の日々と友の急死 第四幕 彼の後悔と突然囁かれる噂 という内容でお送りします。
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2019年12月6日更新
時は平安、日ノ本は荒れ魑魅魍魎が跋扈し乱が起こり崩壊しかけた。 煌びやかな京の外は魔境。 血風が舞い、悲哀と怨嗟が渦巻く闘いの連鎖ーー陰謀深く、妖は定命の者を嘲笑う。 そんな時代に後世にて英雄と呼ばれる、源満仲公、頼光公、藤原秀郷公、平将門公らが妖怪怪異、悪漢を相手取り熾烈な闘いを繰り広げる物語。 史実や伝承を骨組みにさらにファンタジー要素を盛り込んだ話となっています。
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2019年12月11日更新
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。 記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。 はたして優しさは天下統一の助けになれるのか? ※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります 小説家になろうとカクヨムとセルバンテスとアルファポリスでも連載中です!
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2019年12月10日更新
対い鶴はどのように乱世の空を舞ったのか 乱世と共に世に出で、乱世と共に消えていった蒲生一族 定秀、賢秀、氏郷の三代記 六角定頼、織田信長、豊臣秀吉 三人の天下人に仕えた蒲生家三代の歴史を描く正統派歴史小説(のつもりです) 注)転生はしません。歴史は変わりません。一部フィクションを交えますが、ほぼ史実通りに進みます ※この小説は『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』『ノベルアップ+』で掲載します
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2019年11月17日更新
時は元文二年三月十日(一七三七年四月九日)の江戸。ここに、虎之助と名乗る一人の男がいる。 虎之助は回向院にある卵から生まれた卵生人間である。卵から生まれた虎之助にはいっぱしの知識があるが名前がない。回向院の住職の円空に虎之助と名前をもらい、口入屋を行なうことで、大勢の人を救えと命じられる。 よくわからないながらも、薬屋の隠居に引き取られ江戸で暮らす。だが、この江戸には尾張徳川家の屋敷の地下に地下御殿と呼ばれる妖怪が出る広大な妖怪の町の入口があった。 虎之助は地下御殿と江戸の町を行きつ、帰りつ、時には騙し、時には騙され、江戸の町と妖怪を救う。
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2019年12月8日更新
現在の南アフリカ共和国の西部に、かつてたった一代で、大きく領土を拡大した国があった。 栄光ある国の名はズールー王国。 そして偉大なるこの国の王こそ、帝王「シャカ・ズールー」である。 南アフリカではキング・シャカの名を冠した空港が出来るほどの大英雄だ。 戦争の天才であるシャカはそれまでの戦争のやり方を一新し、一部族に過ぎなかったズールー族を巨大な国へと成長させた。 伝統の得物を変え、戦術を変えて。彼の造り上げた軍隊は強大な敵をも打ち破っていく。 しかし、王としての彼の統治は、暴君とも呼べる恐怖政治そのものであった。 英雄であり独裁者である彼の一生は、短くも鮮烈な生き様である。 誰が言ったか。シャカは「アフリカの織田信長」であるとも。 これは、今なおズールー族最大の英雄と語られるシャカ・ズールーの、戦いと、親子の愛のお話。 【作品傾向】 ・大まかな部分は史実に則していますが、一部大胆な改変を行っていることがあります。 ・比較的軽い読み口を目指してますので、歴史作品は堅くて苦手と言う方も安心してお読み頂けます。 【作・画】亜桜趙蝶(たまに挿絵も描くよ)
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2019年12月7日更新
かつて亡国の危機に瀕した国で、宿を経営する男がいた。失われし氏族の誇りを取り戻すため、立ち上がった兄弟がいた。親の仇討ちに燃える者が、戦乱の先に理想郷を夢見る者がいた。 数多の支流がひとつにまとまり、怒涛の大河となって西域の大地を赤く染める。 【舞台となる地域】 中国西部、雲南地方、チベット、モンゴル、パキスタン北部、アフガニスタン北部、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン 表紙絵:◆wIGwbeMIJg様
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2019年12月6日更新
信号が青に変わって横断歩道を渡っていた俺はトラックにはねられて死んだ。 つぎの瞬間に真っ白な世界に飛ばされて現れたのはギリシア神話に出てくるゼウスによく似た老人。 なんでも日本の戦国時代と日本のWeb小説がとても大好きな異世界の神さまだということ。 で、神さま。毛色の変わった戦国モノのWeb小説みたいな大河ドラマが視たくなったらしい。 小説でもなく漫画でもなく大河ドラマ。しかも台本なし。 そして白羽の矢を立てたのが、Web小説ではイマイチ人気の低い毛利元就(神さま調べ)。 毛利元就に転生でないのは、勢力が拡大したとき元就では自由度がなくなるからだそうだ。 よく意味が解らない・・・
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2019年11月30日更新
時は戦国末期。小田原北条氏が豊臣秀吉に敗れ、新たに徳川家康が関八州へ国替えとなった頃のお話。 伊豆国の離れ小島に、弥五郎という一人の身寄りのない少年がおりました。その少年は名刀ばかりを打つ事で有名な刀匠に拾われ、弟子として厳しく、それは厳しく、途轍もなく厳しく育てられました。 そんな少年も齢十五になりまして、師匠より独立するよう言い渡され、島を追い出されてしまいます。 さて、この先の少年の運命やいかに? 剣術、そして恋が融合した痛快エンタメ時代劇、今開幕にございます! *この作品に出てくる人物は、一部実在した人物やエピソードをモチーフにしていますが、モチーフにしているだけで史実とは異なります。空想時代活劇ですから!
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2019年12月3日更新
一茜の歌集は普段から古語で和歌を詠むという自分でもレアだと感じている作者が実際に持ち歩いているノートから特に好きなもの、又は読んでもらいたいものを少し推敲し、解説を加えて投稿しているものです。かっこつけた解説ではなく、昔の私に教えるような気分で解説を書いているので、「和歌分かんな~い」とか「古典苦手」な人でも大丈夫だと思います。たまに和歌というより短歌に近いものや、俳句、川柳も入ってくるかもしれません。(和歌自体は小説家になろうに投稿されているものと一緒ですが、解説は異なっていたり、なろうでは詳しく書いていない和歌に解説を加えていたりします)
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2019年12月11日更新
江戸開府から百年。 戦国の世が遠くなりはじめた享保年間。 驚かずにはいられない事件があった―― 百万石を誇る外様大名の雄、奥州仙台藩。 かつて家中を二分するお家騒動があり、やっと領内が静まりはじめた頃。 平穏な農村で優しい両親とともに暮らす幼い姉妹の【その】と【ふき】であったが、ある日突然、理不尽な不幸に襲われる。 納得が行かない二人は、何としても世にまことを問い質さんとして、小さな体のなかに義憤の炎を燃やし生まれ育った故郷を後にする。 ところが行く先には思いもよらない出会いが待っていて、新たな運命が開いてゆく――
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2019年12月4日更新
ユーラシア大陸の覇王、クビライハーンは黄金の国ジパングを狙う。 征服した高麗を尖兵として日本に向かう未曾有の大艦隊。 精強無比、大陸を席巻した蒙古の兵団。そして抑圧され鬱屈しまくった高麗兵。 迎え撃つは、騒乱の中で武を磨き続け、殺しの技を極めつくした鎌倉武士団。 重装騎馬弓兵の突撃が蒙古・高麗軍を蹂躙する。殺戮する。殺しまくる。 なぜ、クビライは日本を狙ったのか? 通説を完全無視したエンタメ「元寇」小説。 ■参考文献■ 戦争の日本中世史 呉座勇一 異国合戦 岩井三四二 日朝中世史恨みの起源 室谷克実/監修 アンゴルモア・-元寇合戦記- 1~10巻 たかぎ七彦 井沢元彦の激闘の日本史 北条執権と元寇の危機 モンゴル襲来と国土防衛戦 北岡正敏 蒙古襲来の真実 北岡正敏 モンゴル帝国の覇権と朝鮮半島 森平雅彦 本当に悲惨な朝鮮史 麻生川静男 時宗の決断 北条氏と鎌倉幕府 細川重男 鎌倉武士の実像 石井 進 モンゴル襲来と神国日本 三池純正 蒙古襲来 新井孝重 蒙古襲来と北条氏の戦略―日本国存亡の危機 「蒙古襲来絵詞」を読む 大倉隆二 襲来上下 帚木蓬生 鎌倉時代医学史の研究 服部敏良 悪党 小泉宜右 世界史のなかの蒙古襲来 宮脇淳子 モンゴル帝国の興亡 上下 軍事の日本史 本郷和人 北条時宗 川添昭二 中世社会の基層をさぐる 勝俣鎭夫 歴史群像 2014年8月号「蒙古襲来」中西豪 歴史群像 2016年6月号「武者の世①弓矢と騎馬」樋口隆晴 渡辺信吾 歴史群像 2016年8月号「武者の世②大鎧」樋口隆晴 渡辺信吾 戦争文化論 上下 マーチン・ファン・クレフェルト 新時代「戦争論」 マーチン・ファン・クレフェルト 兵器と戦術の日本史 金子 常規 戦争の世界史上 ウィリアム・H・マクニール 戦国の軍隊 西股総生 錯覚の心理トリック 清田予紀 暴力の人類史 上下 スティーブン・ビンカー 世界史の新常識 文藝春秋/編
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2019年12月8日更新
両親に疎まれて育った時代劇大好き少女が、剣の師と出会う。師と兄弟子に見守られて成長した主人公は、兄弟子の背を追うように、警察に入職した。勤務中の事故で重傷を負った彼女を、不思議な運命が待ち受ける。 現代を舞台にしたヒューマンドラマ+和風ファンタジー+テレビ時代劇風味の活劇(昭和風)+しみじみ人情物。 現代と江戸時代の縁が交錯しながら進む長編です。第二部ラストまで(十万字弱)が序盤の一区切り。 のべぷら版では、オリジナル版の第一部と第二部を大幅に改稿し、展開を早めています。第三部以降も、適宜、再編成しています。 第一部 剣術バカが行く 第二部 隠れ里の少女 第三部 医者殺し 第四部 義賊・二代目霞小僧 第五部 偽証 第六部 番外編 隠密狩り 予定では全十五部構成で、完結まで数年ごしになる見込み。 表紙絵はkerotanさん作です。
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2019年12月9日更新
時は享保14年。 江戸幕府八代将軍・徳川吉宗は問うた。 「この世で最も強き『職業』とは何であるか?」 そして開催される当世最強職番付トーナメント! 日本国全土より当世最強の職業人たちが続々と江戸へ集結する――!! 果たして、最高の栄光と前代未聞の褒賞を獲得するのは如何なる職業か――!? (※ただし武士は除く) とにかく熱い展開の連続! 戦え、競技者! 燃え上がれ、読者! 史上最強の熱い歴史小説、ここに有り――!! 「上様、阿片でも吸われているのですか!?」
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2019年11月30日更新
戦国時代。「関東管領」として室町幕府から関東を支配する権限を与えられていた名家・山内上杉家。 その当主でありながら相模の新興勢力・北条左京大夫氏康との戦いに敗れ、城と国を失った上杉五郎憲政。 上野国を追われた憲政が越後の龍こと長尾弾正少弼景虎にすがったことこそが、軍神・上杉謙信の誕生のきっかけと なるのだが、憲政自身は権力を失い歴史の表舞台から姿を消すこととなった。 大軍を率いながらも、とにかく戦に勝ったことがない。 立てる策、下した決断が必ず裏目に出る「戦下手(いくさべた)」。そんな憲政が再び歴史の表舞台に立つ好機が訪れた。 謙信死後の後継者争い「御館の乱」である。 国を追った北条氏康も、一矢も報いることができず叩きのめされた武田信玄も、権力を奪った上杉謙信も、もはやこの世の人ではない。 三英傑亡き今こそ、自ら関東管領に返り咲く時だ。 捲土重来。上杉憲政最後の戦いが始まろうとしている。この采配は誰にも譲れない。 戦国最大の謎のひとつ(あくまでも著者の中で) 「上杉憲政はなぜ『御館の乱』で宿敵・北条氏康の子、上杉三郎景虎を支援したのか?」 本作でひとつの答えを出してみました。 表紙画は『ノブナガン』、『カムヤライド』の著作や、特撮作品『快盗ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の怪人デザインで知られる漫画家・久正人先生にお願いしました。
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2019年12月5日更新
いまだ戦国の気配くすぶる寛永年間、三代徳川将軍家光の治世。 そのお膝元では、怪忍者集団逆卍党が跳梁跋扈していた。 現われたのは超絶美麗の剣客、夢見客人――。 陰謀、謀略! 剣術、妖術、忍法! 百花繚乱入り乱れての大活劇! 悲運の姫君の秘密を巡り、蠢く妖人魔人の群れ。 対するは凄腕揃いの暇人たち。 魔を斬り闇を断つ、妖刀御世継ぎ殺し村正の一閃! 大江戸時代伝奇痛快娯楽エンターテイメント、ここに開演!!
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2019年11月29日更新
時は一七一一年、処は天下の永世江戸の城下町。とれーじゃーはんたーを自称する一人の男がいた。年は十七、名を日暮風太郎と言う。 城に勤める兄のつてで将軍より天の叢雲探しを命じられる。今にも崩れそうな神社の巫女、橘立花と共に西へと進路を取るのだった。 ※本作品は小説家になろう様にて公開しています。
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2019年11月24日更新
ルートヴィヒ・シシィ・ルイトポルド三人の視点から主人公オットーを捉えたバイエルン中世物語。ルーダスとは何かが主題。 芸術を愛する王太子ルートヴィヒ(十四歳)に突如現れた黒い匣。弟オットーではないかと案ずるが、死体は別人だった。オーストリア皇妃エリーザベト(以下シシィ)から壁画の話を聞いた兄弟は、城の地下を探険するも収穫はなかった。 後日、ルートヴィヒはヴァーグナーの舞台を観劇する。ややして父が崩御し、ルートヴィヒは王に即位し、叔父ルイトポルドと共に、王の儀式をこなす。前王の血で、壁画の顔を塗り潰す神の眷属への試練が始まる。それは悲劇と真実への幕開けだった――。
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2019年12月10日更新
幕末を一度生きた女が居た。土方歳三に助けられ、新選組として生きた彼女は、土方歳三の懐刀。不思議な髪色をした彼女は、彼らの光であり、希望。仲間が死にいく姿を目の当たりにしながら、彼女自身は、死ぬ事すら許されなかった。平成まで生きた彼女は、再び幕末へとタイムスリップを果たした。再び仲間に出会うも、彼らは、彼女を覚えていなかった。 だが、彼女は、誓う。歴史をぶち壊し、彼らと共に、明治を生きると。 タイトルの★は、性的シーンや残虐シーンに使用させて戴いてます。 他サイト投稿作品「浅葱色を求めて…」を少し変えた作品です。 史実どおりではございません。若干ファンタジー入ります。逆ハー傾向かもしれないので嫌いな方はご注意下さいませ
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劉禅の兄が挑む三国統一コメディ&パロディ
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2019年10月20日更新
劉禅ではない『劉備の嫡子』である、真の後継者『劉操』が活躍?する人間の感情剥き出しの新感覚三国志 彼は後漢末・三国志の時代に生を受けるも『高尚ではない劉備』・『インテリヤクザで下衆な関羽』・『普段はまともだが酒乱の張飛』・『自分自身の設定が細かい厨二病の趙雲』・『毒舌で胡散臭い諸葛亮』など周りの人間たちが濃すぎて『ステルス系主人公』として生き残らざるを得ない。 ◇◇◇ 劉操の父、劉備・字は玄徳。 彼は激烈な人生を送ってきたためか、土地にも妻子にも執着することがなかった。彼は前漢の高祖の行動を倣っていたこともあり、何か逃げることがあれば妻子は置き去りにされ、そしてそのたびに虐殺された。 その結果、蜀漢という国は劉禅という三国志でも不人気1、2を争うボンクラに相続され、そして滅亡に至る。 『もし劉備に適齢の息子が居れば蜀漢は滅びず、天下統一していたのではないのか?』 転生してきた劉操は現代知識のチートを持って、歴史を変える…… 変えようとするも、どうやらこの時代は現代とあまりに違って知識だけでは生き残れないみたい…… 蜀漢を生き残らせるための『たったひとつの冴えたやり方』を求めて劉備の嫡子である現代からの転生人・劉操が後漢末期・三国時代に挑む! 『横山光輝三国志』・『宮城谷昌光三国志』を基調に描いています。 参考文献・引用・出典 陳寿・裴松之「三国志」:横山光輝「三国志」:宮城谷昌光「三国志」:小出文彦監修「三国志人物事典」:シブサワコウ監修「三国志Ⅲ事典」
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2019年9月6日更新
雪ノ音(ゆきのね)がする日、少女と少年は出会った―― 激動の時代、幕末の奥羽。 若き剣士と雪の音を聴く少女の、幕末から明治を背景とした七年の物語。 冬。 雪が辺り一面を真っ白く覆った日。 剣術の稽古を終えた京太郎(きょうたろう)は、大きな屋敷の前で、不思議な少女、佐那(さな)と出会う。 ところが佐那には、人には言えない秘密があった。 たどたどしくて不器用ながらも、心を通わせてゆく若い二人であったが、やがて時代のうねりが迫り、飲み込んでゆく――
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2019年12月2日更新
チンギス・ハーンになった義経(あらすじ) 南宋の貿易船が難破、モンゴル兄弟が本州西端の彦島に漂着、藤木太郎・次郎となった二人は、奥州藤原家影の軍団「鴉」の元頭領に忍法と武術を習い、源義朝に仕官、「保元の乱」で次郎が戦死。一年半後、太郎は、常盤御前を見て、モンゴルの恋人ホエルンに瓜二つと知る。無常観に襲われ、その夜常盤を犯して、姿を消す。翌年一月、常盤は男子を産むが、子は酷い熱病に侵され、義朝は「適当に始末せよ!」と宣告。天井裏の太郎は、自分の子かも知れぬと、攫(さら)う。太郎は、別の赤子を攫い、源氏に戻し、その子が義経となる。更に赤子を十五人攫い、鴉天狗とし、常盤の子が首領となる。十五歳の時、義経や鴉天狗に、「鴉天狗の首領が本当の義経で、今までの義経は、異母弟だ」と告白。義経は今迄通り義経、鴉天狗の首領(本当の義経)は武蔵坊弁慶とし、元服させ、海路で奥州に直行。数年後義経たちは、頼朝軍に参軍。平清盛が熱病で死に、同じ熱病で死の床の太郎は弁慶に、赤子の時の熱病、清盛と自分の熱病の真相を明かし、お前はわしの子で、テムジンとは再従兄弟(またいとこ)と告げ、「青き狼になれ!」と死ぬ。義経・弁慶は、義仲・平氏を滅亡させるが、頼朝に追われ、奥州に逃亡。鎌倉攻略を文治三年九月一日とするが、秀衡病死で頓挫(とんざ)。弁慶は、テムジンとジャムカの「十三翼の戦い」に関心を持ち、鴉天狗の藤光とモンゴルに渡る。「戦い」を窺(うかが)う弁慶に、奥州で生残った鴉の五代目頭領藤木小次郎が、義経たち全員の死を告げる。弁慶は、義経に戻ると宣言。戦いに敗れたテムジンは、義経の許に。義経とテムジンは、瓜二つを知り驚くが、その夜テムジンは死ぬ。テムジンとなった義経は、モンゴリアを統一、モンゴル帝国のチンギス・ハーンとなる。
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2019年12月8日更新
そんなに怖いホラー小説ではありません。むしろ、梗概がとっても書きにくい、やや複雑な構造の歴史スリラー小説です。(2020年1月前半に完成予定) 一言で言い表すなら「耳なし芳一」の壮大な後日譚。まったく違うふたつの時間軸で、ある場所へ向け奇妙なストーリーが同時に進んでいきます。途中まで、なんの話だかわからないと思いますが、ただ流れに任せてお楽しみください・・・ラストで、すべてがクリアになります(予定)。 本作品はフィクションですが、作中、昭和の時間軸で語られる話は、主人公が、実際に欧米を旅したときの本人の手記を元にしています。登場する人物も、大半が実在です。個々人の心情描写や細かい会話、行動、相互の関係性など、作者の一存で創作した部分があることはご了承ください。江戸時代、鎌倉時代の話は、そのほぼすべてが創作です。 また、現在でも活動する特定の宗教団体や思想団体の当時の姿などに言及するシーンがありますが、あくまで歴史フィクションの素材として触れているだけであり、それら団体の当時そして現在の活動やありように対する筆者の見解ではございません。予めご了承願います。 (写真は クルー・サークルにおけるコナン・ドイルの実写真。英国国立科学メディア博物館 national media museum の Fliker より引用)
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2019年11月24日更新
天明六年(1786年)五月一五日―― 失脚の瀬戸際にあった田沼意次が祈祷を行った。 その願いが「大元帥明王」に届く。 結果、21世紀の現代に住む俺は江戸時代に召喚された。 俺は、江戸時代と現代を自由に行き来できるスキルをもらった。 その力で田沼意次の政治を助けるのが俺の役目となった。 しかも、それで得た報酬は俺のモノだ。 21世紀の科学で俺は江戸時代を変える。 いや近代の歴史を変えるのである。
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2019年12月2日更新
※この作品は史実を脱線させて妄想をしこたま混入した歴史フィクションアクションです 本能寺の変による信長の死後、その権力を継承した秀吉は天下統一の事業を推進。 服従を拒む紀伊・四国・九州を制圧し、最大の敵対者であった家康を臣従させ実質的な天下人となった。 そして天正18年(1590年)、秀吉は自身の覇業の総仕上げとして関東の大部分を支配する北条氏の討伐を開始。 しかし、圧勝が約束されていた合戦は、北条方の頑強な抵抗と豊臣家内部で起きた予期せぬ事件によって失敗に終わる。 この事態に焦った秀吉が失政を重ねたことで豊臣政権は不安定化し、天下に乱世へと逆戻りする予感が広まりつつあった。 凶悪犯の横行や盗賊団の跳梁に手を焼いた政府は『探索方』と呼ばれる組織を設立、犯罪者に賞金を懸けての根絶を試みる。 時は流れて天正20年(1592年)、探索方の免許を得た少年・玄陽堂静馬は、故郷の村を焼いた賊の居場所を突き止める。 賞金首となった仇の浪人へと向けられる静馬の武器は、誰も見たことのない不思議な形状をした“南蛮渡来の銃”だった―― 蹂躙された村人と鏖殺された家族の魂、そして心の奥底に渦巻き続ける憤怒を鎮めるべく、静馬は復讐の弾丸を撃ち放つ!
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2019年12月11日更新
天正10年『2回目』の本能寺――― 信長は『またしても』自刃で果てた。 「歴史の改変がこれ程厄介だとは……!」 自刃から1億年先の遥か未来で復活した信長が見たその世界は、常軌を逸した正に血で血を洗う凄惨な世界であり、その遠因は己が本能寺で討ち死にした事だと信長は知る。 「本能寺の先へ行く為、世界の為、ワシは負けん! 新しい歴史はワシが作る!」 こうして信長の『3度目』の人生が始まろうとしていた。 信長Take1⇒史実 信長Take2⇒序章(0話)をご覧ください。 注:小説家になろうにて転載しております。
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2019年12月7日更新
激動のメイジ時代。 極東の小国は、列強によって滅亡の危機を迎えていた。 北海道の猟師(マタギ)として輪廻転生を果たした元自衛官は、帝国の侵略から日本を守る為に再び銃を持つ。 しかし、前世の記憶を持つ転生者は一人ではなかった。 各国の転生者の目論見によって戦況は、歴史は思わぬ方向へ進んでいく。 鉄と火と、泥と雪。 地獄の塹壕戦をくぐり抜け、未曾有の国難を乗り越え、彼は皇国の危機を救えるのか。 (元幹部自衛官 S氏 執筆協力) ※この物語はフィクションです。登場する人物、団体及び名称などは架空であり実在のものとは関係ありません。 ※極限状態のサバイバル描写があります、残酷な表現に耐性の無い方は閲覧をご遠慮下さい。
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2019年12月1日更新
上は王という身分を有する者から、下は地方国司、土豪、運輸業者に至るまで、盗賊を働く者が多数あり。 高級貴族は賄賂と収奪で栄華を謳歌し、下級貴族は搾取に明け暮れ、その財を高級貴族に貢いで出世を図ろうとする。平安という名とは裏腹に、これほど人心が荒廃していた時代が他にあるだろうか。そこにはもはや、現在の目から見る善悪などは存在しなくなっていた。 自ら自分の身を守らなければ、誰も助けてくれない。正に自力救済の世界である。 藤原秀郷の落とし種、六郎千方は、相模の山中で自家の荷駄の列を襲おうと待ち構えていた十五人の男達を逆に急襲し、皆殺しにしてしまう。 男達の正体は、武蔵権守・源満仲の弟・満季の郎党と手の者達だった。源満仲は、都では、千方の長兄・千晴と勢力を二分し、共に源高明を私君と仰ぐ兵(つわもの)である。 話は一旦、千方らの少年時代に飛ぶ。兄・千常に連れて行かれた下野の山郷。千方の父・秀郷とは何者か? そして、この山郷の秘密が明らかになって行く。 平将門の乱での将門と秀郷、アテルイの血を引く蝦夷の郷長・祖真紀、その息子で、将門の最期に深く関わりを持つ古能代らのエピソードが錯綜しながら物語は進んで行く。 古能代に同行し、陸奥に遊ぶ千方。そして、古能代の義弟であり、後の奥州藤原氏に繋がる安倍氏の祖、安倍忠頼は何を目指しているのか? 京に上った千方は、兄・千晴と主・高明のお陰で修理職に奉職し、順調に出世を重ねる。 だが、『安和の変』で主・高明は失脚し、兄・千晴は遠島となってしまう。『千常の乱』を経て修理職に復帰を果たした千方。まだ遠いが、微かに修理大夫の座も視界に入って来た或る日、修理大夫であり参議でもある源惟正から、鎮守府将軍に転出するよう打診を受ける。 だが、鎮守府将軍の任が明けた後は…… 一方、摂政・藤原兼家の命により、花山天皇を騙して退位させることに手を貸した満仲は、凡そ一年後、突然、出家してしまう。 満仲・満李兄弟との因縁の確執。更に、藤原摂関家との駆け引きを軸に物語は進み、歴代の帝、摂関家の人々。更には、実像としての安倍晴明も描かれる。 満李の謀により、平忠常から圧迫を受け、甲賀三郎の招きに応じ甲賀に逃れた千方は伊賀に新しき土地を得る。伊賀の青山に伝わる、四鬼を操る伝説の悪の将軍『藤原千方』とこの物語の主人公との関係は?
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2019年11月29日更新
織田信長によって「鬼武蔵」という異名をつけられた若き武将・森長可。主君の命により敵味方に恐れられるべき鬼として振る舞い続ける猛将の人生は、本能寺の変という歴史的大事件の発生によって激変していく。寄りかかるべき大樹であった主君と愛する実弟・蘭丸を喪い、生きる意味を見失いかけた彼であったが、偶然見つけた槍の好敵手に狂気そのものの執着をすることで自らを奮い立たせ再び修羅の道へと突き進んでいく。 狙うべきは―――かつて織田軍団の僚友であった、岩崎城の丹羽氏次とその美貌の弟・氏重兄弟の首のみ!! 鬼の如き魔槍の達人が凄愴たる戦場を駆けていく!!
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2019年11月17日更新
玄界灘。 この黒い潮流は、多くの夢や欲望を呑み込んできた。 人の命でさえも――。 九州は筑前の斯摩藩を出奔し江戸谷中で用心棒を務める萩尾大楽は、家督を譲った弟・主計が藩の機密を盗み出して脱藩したと知らされる。大楽は脱藩の裏に政争の臭いを嗅ぎつけるのだが――。 賄賂、恐喝、強奪、監禁、暴力、拷問、裏切り、殺人――。 開国の足音が聞こえつつある田沼時代の玄界灘を舞台に、禁じられた利を巡って繰り広げられる死闘を描く、アーバンでハードボイルドな時代小説!
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2019年10月17日更新
十九世紀の前半、日本では、幕末の動乱がいよいよ始まろうという頃のこと。 地球の裏側イタリア半島においても、日本と同様、国家の近代化・統一化に向けての大きな胎動、 リソルジメント(維新)運動が始まっていて、多くの志士たちが、祖国イタリアへの〝想い〟に身を捧げていた。 そんな中で、日本で言えば、維新三傑を合わせたような活躍をした人物が、ここイタリアにはいた。 その名を、カミッロ・ベンソ・ディ・カヴールという。 そのカミッロ、イタリア北部サルディーニャ王国の首都トリノでカヴール侯爵家の次男として生まれ、 少年期には王立陸軍士官学校に入学する。 士官学校卒業後は、カミッロは、港町ジェノヴァの工兵隊司令部に配属となる。 ここジェノヴァで、彼は、町一番の美人と評判の人妻との恋に陥ち、 さらに、彼女が主宰するサロンの中での交流を通じて、イタリアの解放・統一、 さらに自由主義という思想にも接し青春の想いを滾らせる。 こうして、ジェノヴァの恋から、カミッロのイタリア維新が始まる。 そして、この後、カミッロの許されざる恋の行方は・・・・・・。 祖国イタリアの統一を目指す、カミッロの戦いは・・・・・。
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2019年11月30日更新
もし本能寺の変で、織田信長が死んでいなかったら……。 何もかもを失った信長が『下克上』を目指したら……。 時は豊臣秀吉が天下人に王手をかけた頃。 全国の大名たちが関東へと集まる中、突如として歴史の表舞台に舞い戻ってきた信長は、電光石火の奇襲で、とある城を制圧する。 彼が目指すのは「日本の天下布武」ではなく「世界の天下布武」。 領地も兵もない彼が、とある天才軍師と無双の戦乙女の二人と出会ったことを機に、世界の覇王となるべく下剋上を目指す。 ※この物語はフィクションです
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2019年11月29日更新
戦国一の無能者、一条兼定(いちじょう・かねさだ)は、ある晩に頭を強く打って超絶有能な大名へと覚醒した。 しかし、既に追い詰められた状況下にある一条家を取り巻く現状は非常に厳しい。 四国の雄、長宗我部元親。 強大な勢力を誇る三好家や毛利家。 そして天を握りつつある織田信長―― そんな彼らに対抗しつつ、数々の策略に満ちた戦乱の世を、熱い男達が駆け抜ける。 時に淡い恋の物語りを挟みつつ、 史実と異なる一条兼定が贈る、もう一つの歴史の物語。
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2019年11月28日更新
一九三〇年六月一八日。その日、歴史が変わった。中国満洲に於て、満鉄――南満洲鉄道株式会社の鉄道が正体不明の中国人によって爆破されたのである。偶然居合わせた関東軍守備隊が犯人を射殺し、すぐさま関東軍司令部に通報。結果、大日本帝国政府は関東軍、朝鮮軍、そして内地の部隊に満洲への武力進駐を命じる。俗にいう満洲事変では溥儀を執政とした満洲国が建国され、満鉄爆破の調査に訪れた英国のリットン卿を関東軍のとある軍人が説得し、国際世界で認められることになる。 日本は英国と言った国々と関係を深め、一方で連盟を脱退した中国国民政府はドイツとの連携を強めていった。いわゆる独支合作により日本は国府、そしてドイツとの対立を余儀なくされる。 二・二六事件後、日本はかつてリットン卿を単身で説得した軍人の策謀により民主化され、来るべきアメリカ合衆国との世界最終戦争に備えることとなる。 この物語は、とある世界の日本、そしてとある軍人――「陸軍の天才異端児」石原莞爾による、波乱に満ちた二度目の世界大戦、そして想定外の訪問者との関わりを綴ったものである。 当該作品の無断引用並びに転載を禁止致します。また、当該作品は現実世界ではない完全なるフィクションであることを宣言致します。実在する人物・団体・事件・事故とは一切関係御座いません。
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2019年11月30日更新
「命を簡単に捨てんじゃねえよ!」 この時代では人を捨てるのは当たり前。 命の価値はとても軽い。 だからこそ未来から来た綾斗は、自殺しようとしていたサキに向かって怒鳴るようにそう言った。 しかしサキは村から捨てられ、行き場がない。かく言う綾斗も同じである。 ここは森の中、近くに民家は無い。 近くにあるのは川だけである。 だがそんな状況にも関わらず、彼らは明るい表情で川に沿って歩いて行った。 しかしサキの村には、その森に十日間いると人食い妖怪に食べられるという言い伝えがあり……。 西暦2070年の未来から、気づけば江戸時代にやって来た綾斗。 この時代はまだ戦国の風習が残っており、彼にとって衝撃の連続だった。 サキと出会い、忍者と出会い、妖怪と出会う。 これはそんな日々を綴った物語。 はてさてツツジの下には何があるのか……。 注意:頻繁に視点が変わります
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2019年11月30日更新
天使の鎧を科学の力で蘇らせた魔導兵器――機甲武者。 源氏、平氏、朝廷が相争う惑星ヒノモトで、少女ウシワカは謎のツクモ神に導かれ、機甲武者シャナオウのパイロットに選ばれた。 父の仇、姉の思想、血脈の宿命。数々の運命はウシワカを戦地へと誘い、迫る平氏の機甲武者に向け、シャナオウの千本の刃がゴジョウ大橋の空から放たれた時――新たなる争乱の幕が切って落とされた。 【illustration:タケひと】
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2019年10月19日更新
沖縄に就職祝い旅行で訪れた鈴木叡弘(スズキ アキヒロ)は、交通事故によって元いた世界からかけ離れた場所へバイクと共に転移したが、本人は旅行の延長として楽しむことにした。彼のたどり着いた先とは……? 作品および画像の無断引用・転載を禁止します。本作品はフィクションですので実在の人物・団体・事件・事故とはいっさい関係ありません。作中に挿絵画像が多いためWi-FI接続でのご拝読をお勧めします。ノベルアップ様企画の「第1回歴史・時代小説大賞」へ応募するためにこちらにも掲載させていただいています。 各話タイトル末尾記号の◇は……挿絵イラスト入りです。「小説家になろう」様でも掲載、のんびり作品改稿中です。表紙イラストは気分次第で時々入れ替えもあります( ´ ▽ ` )☆
他力本願×最弱無双!戦国時代を旅しよう!