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2021年3月3日更新
ある秋晴れの空の下、赤々と燃えるような紅葉を掻き分け、私は死んだ幼馴染の亡骸を埋めている。 違う。これは事故なのだ。 中学一年生の私は墓穴を掘り、喉に大きな穴の空いた幼馴染を埋葬した。 けど、その現場を見られていたのだ。 彼そっくりの顔をしたドッペルゲンガーに。 高校卒業を目前に控えた私の未来は恐ろしく不透明で。 歳下男子に弱みを握られた私になす術は無し? これは大好きな人を失った二人の喪失を埋める悲恋の物語、なのかも知れない。
2021年3月3日更新
このストーリーは実際に作者が小さな頃見た夢が元となっています。 そのまま中学生の頃にその夢の内容を元に小説として下書きし、それが発掘されたので投稿に至りました。 当時書いた文章をあえてあまり変えないようにして投稿しているので拙い部分など多々あると思いますがそれでも良ければ。(書き出しの部分は変更しました) ※奴隷制度のお話なので不快に思われる方は戻るボタンを押すことをおすすめします。 また、内容に1部暴力的なシーンや不適切な単語が含まれておりますが決してその様な行為を強要しているわけでは御座いませんのでご了承ください。 誤字脱字等は指摘して下さると助かります。
2020年8月22日更新
むらもんたさんに脅されて書きました!(笑顔) タイトルもむらもんたさん指定です!(笑顔) こ、これでいいですよね…? いじめられませんよね、ぶたれませんよね。
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2021年3月3日更新
「こんなにも何もない人間になるなんて思っていなかった」 生きづらさを抱え、希死念慮に押しつぶされそうになる日々。 親からの搾取に耐えかね、東雲海愛(しののめみあ)は風俗業界へと足を踏み入れた。 そこでも生きづらさは変わらず、海愛を支えるのは中学生の時に付き合っていた彼との思い出のみ。 彼と会えなくなった今、過去の悪夢と彼との思い出を行き来する。 そんな時、高校の同窓会が開かれることになり……。 「僕らみたいな人間は、いつまで誰かのサンドバッグでおればいいんやろうな」
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2021年3月3日更新
当サービスをご利用の際の注意点は以下となります。 1つ、性的なサービスは一切行いません。 2つ、未成年キャストへの飲酒や喫煙などの助長。 3つ、キャストの個人情報の詮索。 4つ、感染症等を発症しているゲストへの対面でのサービス行使。 5つ、キャストへの暴力やサービス時間を越えての執拗な粘着、ストーカー行為。 6つ、当方が判断致しかねる希望設定でのサービスの行使。 7つ、法令に触れるような行為をキャストへの強制。 8つ、危険行為、キャストへの人権を無視したような発言や扱い。 9つ、高額すぎるキャストへのプレゼント等、サービス終了後にお返しさせていただく場合があります。 最後に、キャストを家族だと思わない方へのサービスの行使。 以上、これらの禁止行為の発覚、キャストからの報告があった場合、即刻サービスの中止、十倍の違約金の支払いを命じます。尚、注意点を侵した事により起きうるいかなる問題も当方は責任を一切負いません。あらかじめご了承下さいますようお願い申し上げます。
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2021年3月3日更新
つぶれかけの出版社(印刷会社)にある一通の手紙が来たところから、この作品は始まります。様々な人物が入り組むお話。昔はやった「携帯小説」が少しエッセンスとして入ってきます。よろしくお願いします。
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2021年3月3日更新
今から一六〇年前、有害宇宙線により発生した新種の癌が人々を襲い、性染色体〈XX〉から成る女は絶滅した。 男だけの世界となった地上で、唯一の女として自らの出生の謎を探る十六夜司――。 わずか十九歳で日本屈指の大財閥、十六夜グループの総帥となり、幼い頃から主治医として側にいるドクター.刄(レン)と共に、失踪した父、十六夜秀隆の行方を追う。 司は一体、何者なのか。 司の側にいる男、ドクター.刄とは何者なのか。 失踪した十六夜秀隆は何をしていたのか。 柊の口から零れた《イースター》とは何を意味する言葉なのか。 謎ばかりが増え続ける。 そして、全てが明らかになった時……。 ※2012年1月4日~別PN別タイトルで小説家になろうに掲載していたものです。 ※現在はエブリスタ、アルファポリス重複投稿。 ※一部性描写(必要描写です)があります。苦手な方はご注意ください。
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2021年3月2日更新
【2021/03/02 21:00「第二十一章 21」をもって完結】 「死後の世界って信じますか」 急死した叔父さんのお葬式に、失意の中参列した佐々木康平、高校二年生。 そこで康平は、同じく高校二年生の上村栞と出会う。 栞に振り回されながらも、楽しいひと夏を過ごすことになる。 だが、夏はそれだけで終わらない。 死後の世界、魂の存在、生、そして死。 康平はやがて、深い深い闇にその手で触れる。 果たして闇に光が照らされることはあるのだろうか。 この夏は、きっと忘れられない夏になる。
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2021年2月25日更新
~障害者だって生きている。だいたい楽しく、時には寂しく~ 頭のネジを置いてきてしまった癲狂院乱子(てんきょういん らんこ)お嬢様と介護人のセバスチャンの日常系コメディです。 本作は手帳持ちによる手帳持ちの為の手帳持ちの小説でございますが、障害者でない方々にも楽しんでいただけたら幸いです。 精神障害者福祉手帳を活用したお得ライフや、障害者とそれを取り巻く人々の悲喜こもごもを明るくお伝えできればと思います。 「心と身体」フェアの為に書き始めた作品です。 「闘病の体験談を綴ったブログやエッセイ」と「病気や健康をテーマとした小説や詩などの一次創作作品」が悪魔合体しました。 本作品は障害当事者である作者の実体験を脚色したものであり、障害者を差別する意図はないことを前もってお断りさせていただきます。
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素敵美人な担任教師とダラダラお喋りする話
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2021年3月3日更新
▼旧タイトル名・風の気まぐれ、天のいたずら────《七重宝樹編》▼ 昨今、色々と思うところがありまして、この度、改題いたしました。 尚、空行あり・改訂版も、同時に継続連載中です。お好みでどうぞ。 ▼あらすじ▼ ほぼタイトルどおりの内容ですので、それほど書くことがありません。 鍛冶職人の長男として生まれ、テレビも無ければ未だに黒電話という、 驚愕に値するほど時代錯誤な家庭に育った立花天松(りっかてんま)は、 全国屈指の進学校・私立聖開学園高等部に通う、成績は下の下、卒業すら 危うい三年生。 ある日、天松は祖父の使いっ走りで、依頼主の屋敷を訪れた。 そこで予期せぬ人物と邂逅し、突然、昔ばなしを語られる。 内容は、日本人ならば誰もが知るであろう桃太郎。 が、始まって直ぐに、物語は支離滅裂な展開へ。さらに聞き進むうち、 それは旧家・西園寺に古くから語り継がれてきた【妖鬼】に纏わる伝説と 知る。 伝説。故に不明な点が多く、聞けば聞くほどに胡散臭い。 しかし、そこへ正体不明な美女六人が顕われたことで、そうした眉唾な 伝説が、一気に信憑性を帯びるのだった。 紆余曲折。妖鬼の世界へ乗り込むことを余儀なくされた天松は、頼れる 仲間と共に【七重宝樹】の顕現を目指す、怪異譚、歴史ミステリ(?)、 SFにファンタジーまでも盛り込んだ、何ともジャンル不明な小説です。 因って、ジャンルは文芸・純文学の、【文芸】を主とさせて頂きます。 ▼当作品について(※是非、ご一読ください)▼ 某出版社公募新人賞に、主題《風の気まぐれ、天のいたずら》を応募。 その一年後の舞台を《七重宝樹編》として連載開始。主題・本編を読まず ともお楽しみ頂けますよう、遅筆ながらも、全力で執筆しています。
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2021年2月10日更新
去年の終わり頃、【特定のワード】と【都道府県】を作中に入れて、旅をテーマ(これは絶対ではないらしい)にした400字以内のショートストーリーもしくはエッセイを書く、というコンテストに応募していて、その結果が先月頃に発表されました。惜しかったのか惜しくなかったのかは分かりませんが、とりあえず落選になってしまったので、こちらにも掲載することにしました。
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2021年1月8日更新
入学した高校で、僕は初恋の男の子と運命的な再会を果たした。 「同性愛者」の僕と、「異性愛者」の彼。 この恋は叶わないものだと理性では分かっている。けれど、僕の感情はどうしようもなく彼への恋慕を訴えてしまう。 これは僕の彼への恋についての記録。 「同性愛者」と「異性愛者」との関係について自分なりに考えた、一つの可能性である。 ◆主人公はめちゃめちゃ悩みまくります。途中、しんどいと感じられるような描写もあります。ただ、爽やかな読後感の残る最終話となっておりますので、どうか最後まで追っていただければ幸いです。皆様が「同性愛」を取り巻く現状について考える一助となれば、と願っております。
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2021年1月4日更新
日本のノストラダムスとも呼ばれる『預言者』は、偉大な真実の『預言』をして来た。 (個人情報保護の観点から実名削除。『預言者』とは、コードネームである。) 『預言者』によれば、世界の破滅は近いと言う。 しかし、恐れる事なし。我らには、『救世主』がいる。 勿論、『救世主』こそが、主人公だ。 そこで、世界連邦は、『救世主』に、護衛を付ける事にした。 が、世界連邦などと一括りに呼んでいるが、実は派閥争いが、絶えない。 そして、各派閥から1人ずつの護衛が、推薦され、充てがわれる。 結果、強制同棲生活が、始まった。 さぁ! 世界の破滅とは? 主人公の『能力』とは? 物語が、今始まる。
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2021年1月28日更新
加護咲夜(かごさくや)、高校一年生。 彼女には、不思議な能力があった。それは、他人の寿命が〝年数〟で見えること。彼女には大きな未練があった。それは、寿命一年である事を知りつつ見過ごしたことで、とある女性を救えなかったことだ。 咲夜は高校の入学式の朝、屋上から空を見上げる男子生徒の姿を見かける。なんとなく視界の隅に入った彼、今泉京(いまいずみきょう)の寿命は──〝一年〟だった。 先輩が来年までに死んでしまう運命を変えられた時、私が背負った罪の十字架も下りるのかな? 次々現れる寿命一年の人物を救いながら辿り着いた世界で、ついに咲夜は彼の死の間際に直面する。 「先輩──!」 伸ばしたその手は届くのか──。 偽善か──それとも贖罪か。死神の目の使い方。 ※アルファポリス主催、第三回ライト文芸大賞最終選考作品。 ※読み手のネコ様のレビュー企画で、長編一位の評価を頂きました。 ※小説家になろうさんで、ジャンル別日間三位頂きました。 ※表紙用のイラストは、『SKIMA』を利用してmu様に、タイトルロゴは草食動物様に作って頂きました。 ※Part51の挿絵として、ミカスケ様のフリーイラストを使わせて頂きました。
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2021年3月2日更新
幼い頃に海難事故で姉を亡くし、色盲になってしまった不登校がちな少女、愛。精神的療養とモノクロな日常から離れる気分転換を兼ねて、母と担当医から海沿いの田舎町へ夏休みの間だけ移住することを提案される。 諦め半分、渋々承諾して訪れたのは、茄子紺色の髪が特徴的な三兄妹が住む家だった。容姿端麗で母性溢れる長女 古凪、人見知りだが活発な妹 涼風、そして無愛想に見えて実は面倒見のいい弟の涼が迎え入れる。 人付き合いも苦手で一日中緊張していた愛は、せっかく都会を離れたので夜に一人で散歩に出かけてみることに。そこで、古凪たちの友人だという男に出逢う。 色盲で色が見えないはずの愛の目に映ったのは、エメラルドグリーンに煌めく男の双眸だった。
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2021年1月9日更新
※読者の皆様、これから読まれる皆様へ いつも、たくさんの応援スタンプ、メッセージ、応援ポイントやノベラポイントありがとうございます。皆様の優しさや心配りにいつも感謝し、また原動力になっております。もし、貴方様が私が貴方の素晴らしい小説を読んだ、そのお返しに無理に読もうとしている場合は、その必要は一切ございませんのでご安心ください。是非、執筆にそのお時間をお使いくださいませ。私は貴方様の小説の続きが公開された方がよっぽど嬉しいのです。 ※公開したまま編集・誤字訂正しています。 10/5 ※120ページまで編集しました(∩´∀`∩) ※今後の予定 12月は毎日更新します。ブックマーク登録してる方で通知不要の方は、『トップページ』→『マイページ』→『ブックマーク』→『通知OFF』を選択して下さいね~(●^o^●)毎日通知が来てうるさいかも~ 大手芸能事務所『光屋芸能企画研究所(光屋企画)』の光屋花太郎社長の引退に伴い、最後の仕事として若手俳優軍団『光花苑』を結成させる大規模プロジェクトが始まる。 『光花苑』に選ばれた6人のそれぞれの劣等感と渇望が絡み合い、ついには自我を失った美青年は悲劇に遭う。 社会には見目麗しい美青年を装い、振り返れば悲劇の青年の呪いの中を生きていかねばならなかった彼らは、逃げていたことから立ち向かうことでしか救われないと気付く。 『舞い落ちる美青年を見たのは誰か?』 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』よろしくー!
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2021年2月27日更新
近未来。数字が偏重され「番号持ち」と呼ばれるごく少数の特異な人間が優遇される社会。 高校に通う蓮森数美は文学を愛し「番外」と目されて軽んじられていたが。
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2021年3月3日更新
大企業の社長を父親に持ち、国立学園に首席で入学、誰が見ても幸せな少女はその日飛び降りるためのビルを探していた。 導かれるように偶然見つけたのは、悩みを抱えた人々がふらりと集まってくる不思議な珈琲店だった。 ――魔法を使うのがあたりまえになった世界で、「あえて魔法を使わない」レトロな珈琲店。詩のようなファンタジーです。 ◆ 【キャラクター設定協力】 ・水玉風花さま(ユアン) ※本作は自殺や自傷行為を推奨するものではありません。 【参考文献】 ・田口護、旦部幸博『コーヒーおいしさの方程式』NHK出版 ・丸山健太郎『珈琲完全バイブル』ナツメ社 ・山田栄『知る・味わう・楽しむ紅茶バイブル』ナツメ社
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2021年3月1日更新
できる限り人間に似た、自分を一途に愛するアンドロイドを作って欲しい。そんな購入者の要望を聞き作られたアンドロイド・ソニアは、主人亡き後、開発者に引き取られ、研究所で暮らしている。 ある日、いつも通り所内の掃除に勤しんでいたソニアは、いつもは閉まっている部屋の扉が開いていることに気づく。立ち入りを禁じられた部屋。そこには、水槽の中で揺蕩う白い少女がいた。客の要望で、感情を持たないただの美しい少女として作られた彼女は「エンプティー」と名付けられ、納品の日を待っている。 埋め込まれた亡き主人への恋心に悩む少女と、感情を持たない空っぽの少女の恋の物語。 ◎百合要素を含みます。 エブリスタ、小説家になろうにも投稿しています。 毎週月曜日の夜に更新予定です。
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2020年5月2日更新
『怠惰』にして『無感情』。 他人に対して一切の興味、関心を示さない高校生、高畠智也(たかはたともや)。彼は、繰り返し同じ夢を見ていた。 それは、二年前、犯罪に巻き込まれて命を落とした”仮初の恋人”、藤堂栞(とうどうしおり)と海で過ごした最後の日の夢だ。 どうして同じ夢ばかり見るのか……。首を傾げる彼の前に現れたのは、藤堂と瓜二つの外見を持つ転校生、柚木栞(ゆずきしおり)だった。 柚木は彼に、『また、運命の人と出会えるといいね』と告げた。 柚木と出会った日の翌朝。自分が二年前の世界にタイムリープしている事実に気が付いた智也。 藤堂栞がまだ生きているその世界で彼は、彼女との恋人関係をやり直し、彼女が死ぬ運命を回避する方法が無いか、と模索を始める。 彼女は何故絞殺されなければなからなかったのか? 何故、二度目の世界で藤堂栞の行動にだけ変化が生じているのか? 数々の謎をはらんで始まった二度目の平成28年、夏。 ──それは、数奇で残酷な運命によって彩られた、長い、長い、夏の始まりだった。決戦の日は、藤堂栞の命日──八月四日。 ※表紙イラストは、西畑様に描いて頂いた藤堂栞です。最高に可愛いです。ありがとうございました!
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2021年3月1日更新
「新卒の子を一人前にすることができたら、辞めて良いわよ」 『給料が低い』『割に合わない』――。 そんな思いから辞職を申し出た浩司に、上司はそう言った。 春、介護に夢を抱く新卒社会人、駿介と、介護の厳しさを知る介護士、浩司が出会う。 二人の出会いが、お年寄りたちの運命を変えていく。 重度の認知症を患うお年寄りとのコミュニケーション……。 お年寄りの送り迎えを行う『送迎業務』の難しさ……。 お風呂嫌いなお年寄りとの闘い……。 人手不足と言われる介護職の日常を、現役介護士が描きます。 ※残酷な表現等はなるべく避けますが、『介護』が苦手な方はご遠慮ください。 2021年1月4日より、第二部開始です。 第二部、『結ーユウー、夏編』 お楽しみに!! (小説家になろうでも公開中です)
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2021年2月27日更新
「夢」に縛られた不老不死の人々『イモータル』が織りなす、古代から現代へまたがる時を超えた群像劇。 ※改行が少なめなので、お読みの際は縦組み表示の方が読みやすいかもしれません。 《あらすじ》 紀元前の古代ギリシャ。暁の浜辺で、物憂げな青年は不思議な赤毛の娘と出逢う。惹かれ合った二人は夜明け前の一時だけそこで語らい、次第に心を通わせていく。 時は下り現代のアメリカ。永遠の眠りに就いていたはずの『イモータル』の女が突然に覚醒する。再び目覚めた理由を探し求めながら、彼女は数奇な巡り合わせの中で異能の人々『ギフテッド』の若き娘に自らの不死の血を分けることになる。 ある老賢は若き娘に言う。不死の者達に安息が訪れるには、「満ちる」か「尽きる」か、二つに一つと。夢叶い満ちる者、夢破れ尽きる者。永遠の夢追い人となる定めの中でもがき続けてきたイモータルたちの終わらぬ夜は、東の水平線に新たな暁光を待つ。 永遠にも思える平穏な日々の中で、ひそかに暗い影が揺らぐ。各地の予言者達が世界の終焉を不吉に告げる中、過去と現在を伸びる二本の糸が時を越えて交わり、もつれ、やがて一つとなって未来を紡ぐ。
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2019年10月16日更新
大学入学を機に、田舎から都会へと越して来た神前真。 履歴書も面接もなく、助手という肩書でのアルバイトとして雇われることになったそこは、他人のツギハギな記憶を繋ぎ合わせて提供する、記憶堂なる隠れたお店。 加えて店主の桐島藍子も、見た目特徴は穏やかながら、一度見たもの聞いたものなら、記憶の奥底に潜んでいるものでも自在に引き出すことの出来る“図書館”の持ち主だった。 感心する真だったが、そんな人並み外れた能力にも『自身に関する記憶』を一つ忘れるという鍵がかかっていることを知ってしまう。 依頼、という形で人助けをする内、少しずつ記憶を失っていく藍子に、まことは……?
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2021年1月30日更新
蝦夷梅雨も終わりかけの北の大都会・札幌。休学中の美大生である宇津木詩音はこの街で酒と性に溺れる生活を送っている。ある日、詩音は不倫相手の内田恭子に連れられて行った居酒屋で浅村佳澄と出会う。そこで忘れてしまったライターを返され会話をした日からしばらくの後、土砂降りの中で傘も差さずに立ち尽くす喪服姿の佳澄を見つける。 詩音は幼少期に一冊の画集を手にしてから降り頻る雨の中でキャンパスに描かれる少女性を見つめ続けていく。佳澄、恭子、妹の詩乃、そして真珠の耳飾りの少女。 これは宇津木詩音が画集を手に入れてから手放すまでの、そして詩音が描く少女たちの物語。 「君と見た夏の海」 第一景 ※作中には一部、未成年者の飲酒・喫煙・不純異性交友シーンが含まれますが、それらの犯罪行為を助長する意図はありません。あくまでも小説上の演出であることをご理解ください。
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2020年8月24日更新
面白い小説は、売れるのか? 売れた小説が、面白いのか? 面白い小説でも、売れなかったら、続巻出ずに打ち切りだよね(理想は優しく、現実は厳しく世知辛いよね)? 理想と現実のバランスを、結果で全て覆す男の【覚悟と行動】の物語。ショートストーリー作品コンテスト【テーマ:夢】の応募作品。●八月二十六日の文字数カウントの仕様変更により、文字数に余裕が出来ました。其処で、応募終了まで、常時修正加筆していきました。日々進化(退化も有り得る?)する短編小説が在っても、良いじゃないか!? スットボケな作者は、作品に愛を注ぎ続け、大輪の華(受賞)を咲かせる事が、出来るのか、乞うご期待下さい! 完結しているのに、レベルアップするって、完結詐欺だと作者が思っている事は内緒です(スットボケ)! 【九月三十日の三十六段階最終進化完了済!】
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2021年2月14日更新
貴女の掌に踊らされる画家のお話。 『貴女の掌の上で踊っても良いけれど、釈迦の掌より、貴女の掌は気持ちよく踊らせてくれるのかな?』 イラストは探求快露店さんから頂きました。
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2020年4月28日更新
【あらすじ】 高校3年生の小波は、太陽の陽ざしを浴びようと一生懸命に顔を上げる向日葵たちが咲く校庭の花壇にいた。同じ学年の彼、水瀬彗は小波の隣でロングの黒髪をすくうようにして撫でている。朴訥で口下手な彼の一風変わった愛情表現だ。小波を中心に大きく動き出す波。愛することを決してやめなかった小波。幾つもの世界が織りなす恋愛ファンタジー小説です。 【主な登場人物】 〇奏 小波(かなで こなみ) 大手ホテルのスイーツ部門にてパティシエとして働く、25歳独身女性。 無類のスイーツ好き。 〇水瀬 彗(みなせ すい) 身長186cm、普段は朴訥で口下手。趣味はカメラ。 好物はフライドポテトとブルーベリータルト 〇愛田 彗(あいだ すい) 身長180cm、20歳。 カフェmy preciousでアルバイトする製菓専門学生 〇姫野 紡(ひめの つむぐ) 水瀬 彗の親友。 持ち前の明るさで人気者。誰よりも彗のよき理解者でもある。 〇南 真白(みなみ ましろ) 小波の高校時代の親友。 明るくて頼りにされ、男女問わず人気がある。 〇藤間 雪夜(とうま ゆきや) 小波と真夏と同期入社し、同じスイーツ部門で働く、25歳独身男性。 普段はおっとり癒し系。小波に密かに想いを寄せている。 〇倉田 真夏(くらた まなつ) 小波とは製菓専門学校時代からの級友で、同じスイーツ部門にてパティシエとして働く、25歳独身女性。 星矢先輩に密かに好意を抱いている。 〇星矢 悠陽(ほしや ゆうひ) スイーツ部門の小波や真夏達の二つ年上の先輩パティシエ、27歳独身男性。 後輩の小波を気にしているが、その振る舞いは誰にも悟られていない。 「短編・中編集 恋音~koioto~」 こちらには章ごとにまとめていますので、一気読みしたい方はこちらからどうぞ。 https://novelup.plus/story/382264702 twitterアカウント @_a_cherry_tree 桜 透空
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2021年3月1日更新
現代の日本。 山梨県のとある児童養護施設に育った中学3年生の相川愛美(あいかわまなみ)は、作家志望の女の子。卒業後は高校に進学したいと思っていた。でも、施設の経営状態は厳しく、進学するには施設を出なければならない。 そんな愛美に「進学費用を援助してもいい」と言ってくれる人物が現れる。 園長先生はその人物の名前を教えてくれないけれど、読書家の愛美には何となく自分の状況が『あしながおじさん』のヒロイン・ジュディと重なる。 春になり、横浜にある全寮制の名門女子高に入学した彼女は、自分を進学させてくれた施設の理事を「あしながおじさん」と呼び、その人物に宛てて手紙を出すようになる。 慣れない都会での生活・初めて持つスマートフォン・そして初恋……。 戸惑いながらも親友の牧村さやかや辺唐院珠莉(へんとういんじゅり)と助け合いながら、愛美は寮生活に慣れていく。 そして彼女は、幼い頃からの夢である小説家になるべく動き出すけれど――。 (原作:ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』)
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2021年2月21日更新
腐り切った僕の前に現れたのは、僕のことをよく知るストーカー少女でした。 貴方の前に現れた私をストーカー呼ばわりする貴方は、まだ何一つ真実を知らない。 私が真実を話したとき 僕が彼女の真実を全て知ったとき―― 世界で一番純粋な呪いと、切なくて優しい魔法が解かれる。 ※8年越し~(以下略)というタイトルから 『ぷりんの真実〜呪いと魔法が解けたとき、キセキが僕等を包み込む〜』に変更しました。こ
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2020年8月6日更新
――時代は1939年 (昭和14年) 葉月のある日、主人公である菊之助は四年前に亡くなった幼馴染で許嫁である、みよ子が何故か見えるようになる。 菊之助は亡くなった彼女が現れたことを戸惑いながらも、昔のようにみよ子に接していく。――自分の所為で彼女は死んだと自身を責めながら。一方、みよ子はそんな菊之助に想いとひとつの願いを抱いていた。 葉月に長月。霜月に師走。弥生に卯月。 月や時間が過ぎ去ると共に、やがて時代は戦争時に移り変わり、菊之助も兵隊として戦うことになってしまう。 ――四年前に止められていた二人の間を繋ぐ花が、今ゆっくりと開いていく。 * 時代背景は昭和時代ですが、昭和時代の知識はあまり深く問いません。 * 新しく書き直しました。ご迷惑をおかけします。 * 更新をお休みしています。勝手な話ですが、ご理解宜しくお願いします。申し訳ないです。
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2021年3月2日更新
こんにちは、吹田栞です。今後はこちらの方で活動したいと思っています。ですが、今までの作品を投稿しないのはもったいないので、短編集という形にしました。ごちゃまぜですし、一個のアイデアを伸ばしたものも多いですが、楽しんでいただけるなら幸いです。
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2021年2月21日更新
「童貞臭きついです」 大学の文芸サークル「蓼食う虫」の感想箱に寄せられた一行の感想。このたった一行の文章に僕たちは悶絶した。誰一人この言葉に反論できなかったのだ。何故なら僕たちは足立以外はみんな童貞だったし、足立は文学部の文芸サークル部員のくせに絵しか描かない男だった。 童貞の文芸は女の子に受けない。この残酷な現実を突きつけられた僕たちはついに立ち上がる。童貞臭を消してよりよい作品を描くために、新入生をサークルに勧誘するために、そして何より童貞を捨てるために。
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2020年8月28日更新
半世紀の歴史を受け継ぐ若者たちの奮戦記です。 創業五十年を迎えたものの、経営者の高齢化によって閉館が決まっていたペンション『オクトゴーヌ』 そこに最後の客としてやって来た若い男性に興味を示し、閉館を撤回して後継を託す。 それから一年半後、先代経営者が亡くなって程なくリニューアルオープンを迎え、様々な人々と関わり合いながら少しずつ地域に根付いていく。 *2020/08/28/17:00をもって完結致しました。 他サイトでも掲載中です。
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2021年1月7日更新
それは一瞬の出来事で、美しく人々の心に残るもの。 この短編集は、どこかで暮らす人々の、日常の中の一瞬を切り取った作品が集まります。 時に漣に消えゆくように、朝焼けの儚い光に照らされるように、か細い音色が織りなす音楽のように、そんなお話を載せていく予定です。 ※こちらは独立した物語の掌編集となっていますので、気になったタイトルからお読みくださって大丈夫です。 ※過去にノベルアッププラスに投稿した作品を、加筆修正し再掲する作品もございます。
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2020年12月15日更新
動画・音声投稿サイトに使用して頂ける場合は、性別変更(作品によって変更不可)や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。 かなりの人数の方からDMやメールで「台本お借りして良いですか?」という問い合わせを頂きますが、台本の使用許可・使用報告は不要です。 ご一報頂けるのでしたら事後報告で充分です。(15時~25時) その際は読み手様のお名前、ツイッターアカウント、投稿して下さったサイト名とURLを明記の上、 私のツイッター(@ituki_0505 )のDMか ituki_505@yahoo.co.jp にご一報下さい。聞きに伺います。 私のツイッターアカウントから宣伝ツイートやリツイートもさせて頂きます。 またYoutube等の動画投稿の際には、樹のツイッターアカウント@ituki_0505 を記載して頂けると嬉しいです。 ツイキャス、Lispon、spoon、nana、Youtube、Writone(ライトーン)、HEAR等にて多数ご利用頂いております。
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2020年10月26日更新
2020.08.18 日間4位 閲覧ありがとうございます! 800字程度の作品を、できる限り書いてみます。 テーマも内容も統一しません。注意が必要な作品は、各作品タイトルとの前書きでお知らせします。 Twitterで見かけたものを、自分なりのやり方とペースでやってみます。 17作品で終了します。 自サイト「さくらの森 別館」へ転載するため、「ノベプラオンリー」タグを削除しました。
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2020年4月18日更新
鳴かず飛ばずの作品ばかりを書いている万年底辺作家の川崎類。彼は六条葵という名前でWEB小説投稿サイトで活動していた。 彼が普段の通りに小説を書いていると、突如として頭の中に響く声が── 「そんなに気を張ってないでさ、肩の力を抜きなよ」 彼の中に現れた、もう一人の自分、アオイ。 彼はアオイに「何故自分は小説を書いているのか」と問いかけられ、それまでの小説家としての行動を振り返ることになる。
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2021年2月28日更新
はっちゃん。 俺にとっては憧れで、理想で、全てを持っていた男だった。 ゲイバーで拓哉は高校時代の友人 三木 春光(はるみつ)と再会する。 懐かしさから再び交流を重ねる事になった拓哉だが 芸術家となった春光は高校時代とはうってかわって変貌していた。 二人は交流を重ねるごとにだんだんと共依存的な関係になっていく。 これは壊れた男 はっちゃんの記録だ。 BLです。軽度発達障害の生きづらさみたいなものもここで書いています。
殺した幼馴染の弟に、脅迫されてます。