ボーイ・ミーツ・ドラゴンガール!

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『生まれも育ちも――それどころか種族すらも異なる二人の少年少女が、とあるきっかけにて出会い、世界の謎や隠された陰謀に立ち向かっていく』  という、壮大なファンタジーを予感させる幕開けだ。  緻密に練られた設定。  独自の世界観。  確かな描写力。  まだ連載して間もない作品だが、作者の実力の程は冒頭だけを読んでも充分に窺えるだろう。  しかし現時点での作品の文字数は、この文を書いた時点ではまだ数万字ほど。未だレビューにて語れる内容は限られている作品だが、私は多大な期待をこの作品に寄せている。  というのも、作者である巖破ロイ氏の別名義時代の過去作にして処女作、そしてこの作品の原型作となる『とある作品』を私は読んでいたからだ。  そちらの作品の内容については割愛とさせてもらうが、興味を持った方は今作と併せて是非とも読んでみて欲しい。作者のTwitterから飛べる筈だ。  もちろん、過去作を未読であっても今作は充分に楽しめるはずだ。それどころか、事前知識のないまっさらな状態で読んだ方が新鮮な気持ちで読めるかもしれない(うらやましい)  兎にも角にも、必読すべき一作であるのは確かだ。  ――そしてタイトルにある龖穿(トウガ)。  実に、強そうな響きである。  この作品を読むにあたって、この『龖』という字について私なりに色々と調べてみた。  どうやらこの漢字一つで様々な意味が含まれているらしい。 『龍が飛ぶ(さま)』という厨二心をくすぐられる意味を表したり『龍が二体』という、字体そのままを表したものもある。  今後のストーリー展開について、タイトルから色々と連想してみるのも一つの楽しみ方でもあるだろう。

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投稿日:2020年8月1日 22:15

最終更新日:2020年8月1日 23:46