レビュアー

どんな人にも無条件でおすすめできる作品

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 ゲームオーバーの許されないデスゲーム『Fake Earth』で大切な人を救う方法を探す主人公。  『偽物の地球──Fake Earth』という意味が込められたこのゲームの名前は、これからの物語の展開を暗示しているかようです。  そしてこのゲーム、とにかく設定がよく作り込まれていて飽きません。読んでいただければ分かると思いますが、まず導入部分から神がかっています。  皆さん物語を読む時はだいたい「こういう話なんだろうなー」と予想を立てながら読むと思うのですが、数話で23回裏切られるというのは出来のいい書籍化作品を読んでいてもなかなかないアハ体験でした。目が覚める思いでした。  その後の展開にしても「なるほどそうなるかぁ〜」という常に読者の予想の斜め上を行きつづける展開の連続で、ハラハラドキドキが止まりません!  登場人物も一人一人が確固たる目的を持ち、自分の能力を最大限に活用しながらゲームをプレイしているので、俗に言う「死にキャラ」「やられキャラ」というものは存在しません。その点は私はかなり評価できると思います。この小説にどっぷりと感情移入することができる所以です。  とにかく、とにかく1度読んでいただきたい。全ての人に手放しておすすめしたい作品です。読んで後悔はしないと思います。むしろ「なんでもっと早くこの作品と出会わなかったのだろう!」と感じるでしょう。私はそうでした。

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投稿日:2020年10月16日 22:34

最終更新日:2020年10月16日 22:34