なぜ日本史赤点ギリギリだった私が歴史/時代ジャンルの本作を推すのか

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 白状します。私は歴史/時代ジャンル作品が苦手です。  そんな私がなぜ、あなたに本作をオススメするのか。  これはとても簡単で、そして明快です。  本作は私のような日本史が赤点ギリギリの予備知識ゼロな人であっても短時間で楽しめて、しかし凄まじく胸打ち心を震わす、人が持つ普遍的な想いを強烈に描き出した物語だからです。  日本史赤点ギリギリだった私がどっぷりハマり、2周目でさらに楽しめたほどである、と言えば、それがどれほど凄まじいものか伝わりますでしょうか?  そんな私より、これからお読みになられるあなたへ1つだけ。本作をより一層楽しめる背景をこっそりお教えいたします。  それは、本作の舞台『戦国時代』とは女性が自ら未来を切り拓くことがとても難しい時代だった事です。  歴史/時代をよく知るお方におかれましては、きっと「何を当たり前の事を」と思われる事でしょう。  でも同時に、本作を読み終えたあなたはきっとこう思うはずです。()()()()()()、と。  鉄砲水のように押し寄せる想いが、あなたを待っています。  全8話。読了目安時間30分のコンパクトな作品。冒頭からぐいぐい引き込む作者渾身の力量溢れる地の文を、挿し絵が一層引き立てるという最高の演出も見逃せないですよ!

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投稿日:2022年8月20日 10:22

最終更新日:2022年8月20日 22:11