レビュアー

引き込まれること、間違いなし。

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戦ノ神マルス。 拷問を受け、追放され……彼は人間味をあまり感じさせない主人公として描かれる。 しかし、ある戦闘組織に属することになり、複数人のグループで魔装、というものを使って闘い始めてからーー この物語には困難がある。一人では突破できないような困難がある。 人々にドラマがある。物語の上で紡がれるドラマがある。それだけではない。登場人物それぞれがこれまで生きてきた軌跡を抱える。ところどころ触れられるそれに、ますますその人物が好きになる。もっともっとと知りたくなる。 登場人物が魅力的すぎて、誰にしようか迷ったが、マルスをファンアートとして描かせてもらった。 丁寧で読みやすい描写、読者を置いてきぼりにすることもなく進む展開。 飽きさせない構造と、謎の深まる世界観。 どれをとっても一級品。どんな風にしたらこの作品を生み出せるのか、全くわからない。作者の関枚さんの凄まじさに圧巻だ。あっという間に引き込まれ、いつの間にか頁をめくっている感覚。時間を忘れて読みふけり、満足感を得て……続きが気になって仕方なくなること間違いなし。事実私がそうなった。 壮大なスケールの映画を見ているような感覚になるこの作品。是非、読んでみてほしい。

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投稿日:2020年9月22日 09:52

最終更新日:2020年9月22日 10:25