以下、独断と偏見で。
タイトルについて。
「島津大河誘致」そのものは、何れ実現さるるであろうよ。
は? 根拠? 根拠……じゃと? 何を……申さるるか? そんなもん……読めば分かるのじゃ! 600話強は多すぎる? 案じめさるな、1話辺りの分量は危惧するほどではない、サックリいくからあっという間じゃ(適当)。
本作は、九州の雄「鬼島津」こと島津義弘公を筆頭に、縁の方々を絡めて、某国営放送の大河ドラマを誘致しようと奔走する人々の激闘を綴ったフィクションである。
義弘公なんて知らぬ? 心配無用じゃ、恥ずかしながら、ワシとて本作を拝読するまで知らなんだ。てへ! なのじゃ。
じゃが本作のキモは大河誘致そのものではない(と勝手に思うておる)。
著作者であらせられる郭隗の馬の骨先生は、憂国の士じゃ。
至るところ脅威が顕現し、あるいは巧妙にその身を潜める現在の日本を危惧し、将来を案ずる「愛国の人」なのじゃ。
先生は、今こそ島津の歴史に学び日本を建て直すべし、と時に寓話を交えつつ、熱く絶叫するのじゃ!!(ごめんなさい、嘘を言いました。絶叫はしないのじゃ)
特に将来を担う若人たちよ、本作に目を通し、覚醒してくれろ。「いろは歌」を熟読してくれろ。泣かなくともよいぞ? さすがのワシも、そこまで無理強いはせぬ。
フィクションじゃが、ワシは一部ノンフィクションじゃと(勝手に)思うておる!!
(※全編フィクションです。先生がそう仰ってます)
ワシは最早トシだで、若いお主らにまるっと託すのじゃ!
無責任じゃと? ふむ……その通りですが何か?
まずは読むのじゃ! ……読めば分かるさ……(ほれ、聖アン○○オ・イ○キもそう申しているじゃろうが……)