レビュアー

ネタバレ

さて、何姫様の日記でしょう?

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 この話の面白い所は『結婚』の意味。  それにより、日記を書いているお姫様は魔女の呪いによって消えずにすみ、幸せを勝ち取ることに成功したのです。  その流れがとっても素敵。  王子様の判断はどこか危うくて「ちょっと危機感なさすぎない王子?それでいいのか?」と突っ込みたくなる気持ちにもかられますが、なんだかみんな幸せそうなので「うん、これでいいね!」と思えてしまうものがありました。  呪いの穴をつくことが出来たものの、正式に呪いを解いたわけではないのでお姫様の声は戻りません。  けれど、日記を読んでいると、とても幸せそうなことが伝わります。  何より、最後のオチ。  とても可愛らしくて、クスっと笑ってしまいました。  お姫様にとっては一生の恥とばかりの赤面もののことが起こっていますが、にこやかな終わりが一風変わったハッピーエンド感があって私はとても好きです。  可愛らしい日記を是非ご覧あれ。  さて、ついでに魚繋がりということでもう一つの作品もご紹介 『一介の魚は竜の門を登る』  こちらです。  可愛らしいお姫様の日記とは打って変わって、題名通り滅茶苦茶カッコイイ魚の物語。  どこがカッコイイかというと、自分の目標を達成するために命を削ることを厭わない姿です。  諦めず、ひたすら進み続ける姿は、やはりカッコイイものがあります。  結末はちょっと悲しいものがありましたが、諦めない心、を教えてくれるような勇ましい作品と感じました。  両方とも個性があってサクっと読める読みやすい作品です。  是非、覗いてみてはいかがでしょうか?

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投稿日:2020年11月30日 20:10

最終更新日:2020年11月30日 20:15