レビュアー

呑まれるくらいの世界観の王道ファンタジー

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本作は七つに分かれた世界を行き来する「旅人」たちのお話です。 どんな方におすすめできるかというと……。 ①じっくり丁寧な描写を読みたい方 ②世界が奥まで作りこまれた作品を読みたい方 ③じっくり読める昔ながらの王道ファンタジーが好きな方 です。どういうことかくわしく書いていきますね。 本作、ほんとうに描写が丁寧なんです。でてくる生物(たとえば羽無鳥とか)についての生態とか、現時点での最新話(七章三話)に見られる食べものの描写とか、とても緻密なんです。緻密な描写って人によっては飽きちゃうかもしれないですが、本作の描写は世界観を存分に感じられて飽きません。「あぁこの世界ではこういう文化が根づいているんだ」「こういう土地柄なんだ」というのが感じられて、とてもときめきます。 そしてまた、王道ファンタジーであるところも魅力ではないでしょうか。王道、といっても昨今の最強系やスローライフ系ではなく、昔ながらのライトノベルや昔ながらのRPGといったところです。作者の個性も感じられるが読者を突き放さないちょうどよい独自性の世界観に歓迎されます。 また展開もアップテンポというよりスローテンポなので、じっくり重厚な作品を読みたい方に向いていると思います。 作者さんの「好き」を感じられるすてきな作品なので、みなさんもぜひ読んでみてくださいませ♪

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投稿日:2021年4月7日 11:51

最終更新日:2021年4月7日 11:51