レビュアー

ネタバレ

何度死に掛けても

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主人公〇〇〇は自ら死んだはずなのに、気がつけば贄に捧げられた親友の体でどこかに居た。 そこに居たのは贄の王と呼ばれる世界を呪う闇の君主。人類から忌み嫌われる憎悪の対象。 ところがその「人」は人類の敵とは思えないと感じ取り、「サンタンカ」の名を与えてくれた君主に仕える事になる。 しかしこのサンタンカとにかく殺され掛ける。死ぬ前からの関係者からも、仲良くなった人からも、人ですらない巨大な魔物からも。 それでも守りたい人が居る。彼女は死線をくぐりながら、危険な儀式を乗り越えてたった一人の為に戦い続けるのです。 贄捧げが必要な呪いの仕組み、そもそも贄の王や王座とは何なのか。 歪んだ仕組みの理解を正すのか、それともこれが正しい仕組みなのか。 少女は真実を追い求めるために戦い、傷つき、そして死に掛ける。 全ては仕える主人を救う為に。

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投稿日:2022年9月9日 19:14

最終更新日:2022年9月9日 19:14