レビュアー

現実と隣り合わせの闇

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 第一部読了しました。タイトルとあらすじを読み和製ハンニバルシリーズみたいな感じかな? と思い読み始めてみる。  出だしは刑事物としてはオーソドックスかな……主人公には謎があって警察庁トップもそれに関わっているタイプか……ふむふむと読み進めていくと、大阪の繁華街がリアルに描かれていることに驚いた!  この物語はフィクションであると但し書きはされているが地元の人間ならばその光景が目に浮かぶレベルなのだ。風景の描写力だけでなく人のやり取りや店の感じ、そして独特の空気感! キタとミナミの書き分けも完璧!   コロナで自粛の今こそ近畿圏以外にお住まいの皆さんに読んでいただきたい! ちょっとした観光気分が味わえます。  しかしこれは大阪の繁華街の紹介で無くミステリー小説! その部分も秀逸に出来ている。ミステリー小説の内容を多く語るのは野暮なので事件とその解決については本編を読んで欲しい。  事件の内容と犯人の心理等は救いの無い陰惨なものです、その辺は心理ミステリーではお約束なのでこのジャンルを読む方は承知の上でページを開くでしょう。  この物語に私が引き込まれた理由はリアルな夜の街で起こった事件の奥にある深い闇! 飲み会の二次会やプライベートで旧友と遊びに行っていた夜のお店、従業員の若い女性と楽しく飲んでいたその裏で繰り広げられていた陰惨な事件と深い闇。  内容に関しては語りませんがこの作品は本格的なサイコミステリーです! web小説でこれだけの物語が読めるなんてお得ですよ! ラノベに飽きた方は是非読んで下さい! 第二部はまだ読んでませんが伏線もあり今後の展開が楽しみです。  最後に……私そんなに夜の店に行ってませんよ……付き合い程度……嘘じゃないって!

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投稿日:2021年1月27日 16:26

最終更新日:2021年1月27日 16:42