レビュアー

ネタバレ

「迷子の子供」まで読んで

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 タイトルの「大紀行」と、あらすじの「絶海の孤島」「刑務所」、そして各話のコメントの多さに惹かれて読ませていただきました。3話後半の「迷子の子供」まで読んでレビューを書いています。  劣悪な環境の輸送船。そこに相応しくない少年リアン。なぜ。絶海の孤島にある刑務所に着いてからもひと際、手荒い扱いをされるリアン。なぜ。親切な看守により助けられて刑務所送りは間違いだと言われる――。なぜ、なぜ、なぜ。  3話後半ではまだ何の謎も解決されていません。果たしてリアンの監獄送りは単なるミスなのか、はたまた抜き差しならぬ理由があるのか、それともリアンは本当は悪人なのか。早く続きが読みたくてうずうずしています。  3話後半まではリアンよりも看守たちに多く焦点が当たっています。リアンに手を差し伸べた若き副所長であるキャラヘン。とっても魅力的なキャラクターで一気に好きになりました。いい加減な性格に見えるが、理不尽な暴力には反対して部下からの信頼も厚い。  キャラヘンと正反対の暴力副所長との政治ドラマのようなものもこれから展開されていくのでしょうか。かなりの長編のようですが少しずつ楽しませていただこうと思います。  一話最後の強烈に惹きつけられた数行を以下に引用します。  リアンというこの少年……。  何故か今回、囚人として刑務所に移送されてきたのだった。そして、ここからこのリアンという少年に焦点を当てた、「グランティル」という地域で起きた、歴史的大事件を巡る壮大な物語が始まるのだった……。

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投稿日:2020年12月25日 18:38

最終更新日:2020年12月25日 18:42