昔々の、銃器のおはなし。

♡

1,000

〇

0

老人がモデルガンやエアガンについてゆっくりと語る全三話の短編です。 全体的にレトロな感じのお話で、語り口も素敵です。 自分は銃器やサバゲーには全然詳しくないのですが西部劇が好きなので、出て来る銃が最先端じゃないところが逆になんかいいな~と思いながら読み進めました。 最後にはエッセイではなく、小説ならではのオチもあります。 あ、これってそういう話だったんだ!、と驚きました。読み返すと伏線っぽいところもあったので、二度読みをおすすめします。 各話の気に入った部分は、こんな感じです。 「001 モデルガン談義」 マルイのモデルガンシリーズのおかげで銃の構造が少しわかったというくだりが、面白かったです。ちょっと自分も勉強のために買ってみようかなという気になりました。 作るのが難しいモデルガンもあるけれども、いろんな戦争で使われた銃はプラモデルになっても信頼性、整備性が高いというお話も興味深かったです。 「002 エアガン談義 その壱」 SS7000がというエアガンがウィンチェスターM73に似ているというところは、そういうの映画で見たことある~とわくわくしながら読みました。私もがちゃがちゃしてみたいです。 「003 エアガン談義 その弐 (完)」 電動ガンを撃った後は何故か無性にボルトアクションのライフルを手にしたくなるという文章に、ぜんぜんモデルガンとか触ったことないのに共感しました。時の流れに取り残された西部劇のガンマンみたいな雰囲気があって好きです。 読みやすい文章で昔のモデルガンやエアガンのことを知ることができる、面白い作品でした。 おすすめです!

good

3

投稿日:2019年10月29日 18:39

最終更新日:2019年10月29日 18:39