偽教授饂飩杯
偽教授
ブログ/活動報告
終了
自主企画
6話
1,638字
2021年12月31日更新
12月31日の午後6時から午後12時までの6時間は1年間で最もそばを食べる人の多い「そばの6時間」です。貴方の知り合いや友人ももれなくそばを食べています。普段はあどけない顔して世間話してるあの娘もそばを食べています。貴方が片想いしているあの綺麗な女性もそばを食べています。貴方にもし年頃の娘さんや姉・妹がいて、いま家にいないのでしたら間違いなく外でそばを食べてます。貴方と別れたあの娘も貴方がその娘と食べたそばを別の男と食べています。貴方の将来の恋人や結婚する相手は、いま煮えたぎるそばをヒィヒィ言って食べています。貴男が憧れているあのお兄さんやオジサマ方も今宵はズルズルと細くて長い蕎麦を咥えてしゃぶり啜っています。すべてを諦めましょう。そして、ともにそばを食べましょう。(やや長めの挨拶) さて。クリスマスが今年もやってくる。そして終わる。終わると、みんなが「蕎麦」を食う日もやってくる。だがダメだ。俺たちはノベルアッパー。蕎麦よりも饂飩派。そうだろうみんな? ゆえに貴様らは「年越し蕎麦を買いに行ったら売り切れていたのでうどんを食べる話」を書きます。そして俺様はそれを読みながら年を越し、新年も早々に結果発表などをします。どうだ参ったか? ちなみに指定タグは『偽教授饂飩杯』だ。オーバー? ではいつものやついきます。偽教授杯というのはわたくし偽教授が出す(だいたい異様に難しい)お題をクリアした作品を投稿すると投稿作品の中からグランプリなどが選ばれ、また全作品の寸評が発表されるという一連の企画のことです。 今回のレギュレーションは以下の通り。 ・この企画の公表後に公開され、かつ完結している書き下ろし文章であること。 ・一人で複数作品の参加も可。 ・カクヨム上の設定ジャンルは不問とする。 ・文字数は「下限なし1万字以内」。 ・公式非公式のイベント・自主企画等と、上記に反しない限りは重複参加OK。 審査基準は 1、うどんがキマってるか。 2、小説として優れた作品であるか。 3、1を2に優先するものとする。 また、所定の基準を満たした全参加作品に主催者である私が寸評を記します。 こちらの締め切りは「12月30日いっぱい」です。では、ふるってのご参加お待ちしております。
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