きれいすぎる世界

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  • 無理解

    初作品です。今回は試しに書いてみました。

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    2021年8月5日更新

    この世界はきれいすぎる。汚れがいない、病気がない、差別がない、殺人がない、そして"死もない"。これは、そんな世界をちょっと変えようと思った私の日記である。 私は神楽メイ。今私はかつて東京と呼ばれていた場所にいる。今は新星都市レミルドと呼ばれている。ここは世界に四つ残っている都市というか生命が生活できる場所だ。2510年今からおよそ五十年前この世界で第四次世界大戦が起こった。地球温暖化によって北極の氷は解け水位が上がった、そしてこの戦争は住む場所がなくなった人と今住んでいる場所を守る人との戦争だ。この戦争はアインシュタインがいったような戦争ではなかった。人々はかつて存在したという核兵器?と呼ばれる古代文明ではなくそれぞれが自国で開発したメスクリスタルと言う生命兵器を使った。生命をやけどや爆発などで殺すのではなく生物が元から持っているDNAそのものを書き換え消滅させるものだ。しかしこの戦争で使われた生命兵器は未完成のものが多かった。その結果人に限らず木、水、虫、動物などにも影響が出た。最悪の戦争だった。そしてアジアでは中国と日本、ヨーロッパではイギリス、フランス、ドイツ、そしてロシアとアメリカの四つの地域だ。 そしてこの戦争から人々は今後生物全てにおいての殺害や差別、迫害を禁止した。 そしてできたのがこのきれいすぎるつまらない世界だ。

    読了目安時間:4分

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