ほんわか&シリアス

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  • 運命を紡ぐ双子と想いのキセキ

    双子の兄妹が紡ぐ『キセキ』の物語。

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    2022年1月7日更新

    世界が争いに満ちた時『双星の神子』はその姿を現す。 はじめは災いをもたらす悪魔として、二体の悪魔はその力をもって世界に死を振りまき、やがて死ぬ。 深い眠りのあと『双星の神子』は再び、その姿を現す。 混沌の世界を導く救世主として、新たな世界を照らす光となる――。 紅と紫、左右で色の異なる『神ノ瞳』を宿す双子の兄妹『フィオーラ』と『フィアーナ』。 生まれながら強大な魔素を身に秘めた二人はその容姿も相まって『双星の神子』の生まれ変わりとして人々に畏れられていた。 幼少期に受けた多くの迫害の数々……辛い日々を耐え抜きながら六年という月日が経ち、人々の認識も段々と変わり始めた頃、父と共に故郷を捨てた二人は新たな街で多くの人と出会い、そこに住む人々の優しさと温もりに触れ、少しずつではあるが心に負った傷も癒えていく。 そして、十三歳を迎えたある日……二人は『死んだはずの母親』がまだこの世界のどこかで『生きている』ことを知る。今まで嘘をつき続けて秘密を隠してきた父にフィオーラたちは問いかける。 「ぼくたちのお母さんってどんな人?」 しかし、考古学者の父はただ「答えられない」と二人を強く突き放し、そのまま行方をくらましてしまう。失意の中、取り残された兄妹はまだ見ぬ母親の姿を求めてついに旅立つ。 優しくも残酷なこの世界で自分たちが生まれてきた本当の意味を求めて……これは、そんな双子の兄妹が紡ぐ『キセキ』の物語。 ※小説家になろうでも掲載しています。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:5時間11分

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