ケモノ・マモノと呼ばれる、人を食らうものが存在しつつもそれなりに平和な世界。 ケモノから人々を守る警護隊の手が届かない山道で、狩人・カガリが拾ったのは、完全脱力状態に陥った奇妙な子供だった。 彼はレギ。小柄で一見普通の子供に見える、……男の子? 女の子?だ。 「自称・最強の魔法使い」を名乗り、"あるもの"を探し集める旅の途中だという。 目的のものがカガリのそばにいると集めやすそうだと判断したレギは、そのままカガリの押しかけ助手になってしまう。 果たしてレギは、助手をしつつ、いじられたり、遊ばれたりしながら、目的のものを見つけられるのか? レギが狩人登録で手にした証石が示す、ひび割れた黒い石の意味は? 基本的にのんびりした話です。でも、たまに戦いますよ! えらいものまで呼んじゃいますよ! だって、最強の魔法使いですから。 あっ、そうそう。このお話はちょっと大人向けです。いろんな意味で。 * 一章完結の話です。どこから読んでも大丈夫。 お好きなところからどうぞ! レギとカガリの出会い →「赤い髪の狩人」 日常まったりが好き→「観察記録」 モフモフとミステリー風味→「小包の言伝」 ケモノうようよ魔法戦→「浄化の器」 にゃーんな日常小ネタ→「よくある一日の話」 惚れた腫れた?→「ままならないっ!」R-15 最終章→「だから、その手を」R-15 * 下のお話には挿絵が入ってます。 観察記録:5.にゃぅにゃっみぃぇうぉぅ 浄化の器:27.バイオノイド よくある一日の話:2.テラス席の給仕係 だから、その手を:4.赤いたぬき 2021/10/08 第1話、第2話を大幅加筆。 2021/10/05 完結しました! 2021/9/12 第5章『6.おまけの一幕』タイトルを『6.飛行術についての一幕』に変更。 2021/6/12 幕間を第5章『よくある一日の話』に変更 2021/3/30 プロローグを新たに書き起こし中。「誰かの記憶1」と「2」を移動。 2021/3/25 プロローグを「誰かの記憶1」に変更し、幕間「誰かの記憶2」を追加挿入。 2021/3/8 章の構成を見直しました。 第1章「小包の言伝」と第2章「赤い髪の狩人」を入れ替え。 表紙絵:Kamaneko(ときの)
読了目安時間:9時間14分
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