『 あたりまえ 』の幸せに気付く、おかしな家族の物語。 現代を生きる道理では説明のつかない、人知を超越した存在【 怪異 】 その存在は、空想、伝承、或いは都市伝説として、この世界に息づいている。 人々は、その存在を前にすると、口々にこう叫ぶ。 【 怪物《 バケモノ 》 】とー。 例え、それが、【 特異体質を持っただけの人間 】だとしても、 人知を超越した力を持ってしまえば、結果的には同じことである。 そう……この世には、怪異と呼ばれる、脅威の存在とは別に、 特別な力を持っただけの人間も、稀に生まれることがあるのだ。 そういった特別な人間は、怪異にも人間にも属すことは出来ない。 あらゆる者から忌み嫌われ、【 忌み子 】と呼ばれる存在となる。 人に捨てられ、実験体にされ、表世界で生きることを許されない。 そんな孤独を死ぬまで強いられる者たちが、この世界には存在する。 主人公【 不死月 灰夢( しなづき かいむ ) 】も、 生まれながらにして、不老不死の力を持った忌み子の一人である。 灰夢は、そんな自分の体を縛る不死の呪いを解くために、 『 使えば最後、その者は反動で死に至る 』と言われる、 不可能を可能にする魔導書【 死術 】を探して生きている。 そんな灰夢が、自分の過去と同じ境遇の子供たちを、 会得してきた死術を駆使して、死に物狂いで救い出す。 『 大丈夫だ。俺はぜってぇ、死なねぇから…… 』 これは、そんな影に潜む ” 彼ら ” の、今を生きる物語……。 連載再開いたしました!(∩´∀`)∩ 読みやすい内容となっておりますので、 是非この機会に一章だけでも、お試しください。 くだらない日常に、ちょっとしたスパイスを…… あなたの日々に、少しだけでも笑顔が届けられますように。 至らない点も多くございますが、 何卒お楽しみくださいませ。 大神刄月より。 Twitterも、よろしくです! 【 https://twitter.com/okami_haduki 】 ※ この物語は、投稿サイト 【小説家になろう様・カクヨム様】でも掲載しております。
読了目安時間:48時間23分
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