半年前、僕は大事な相棒を失った 七年間という時を共にした、セキセイインコの「ホー」 中学入学から、社会人一年目を乗り越えた半年間まで 彼は僕と色々な時間を共有した「相棒」であり「家族」だった この話は、それからだいたい半年後の事だ 共にいた時間は長く、相棒だった存在を思い出さない日は一度もなかった 毎日、必ず彼の名前を呼んでしまうのだ 呼んでも、誰も飛んでは来ないのに そんな中、彼と出会った店であるインコと出会う 七年前と同じ場所で、同じカゴの中の仲間と離れて ・・・餌の代わりに、フンを食うインコがいたのだ 彼もそうだった 仲間からハブられ、同じ日に生まれて入荷したはずなのに、周囲に比べたら凄く小さいインコ そのインコこと「ルー」を買うことにした僕 それが、約半年前に相棒を失った飼い主と 転生疑惑をかけられるほど、ホーさんとよく似た行動を見せるインコの出会いである これは、僕とルー そして時々、ホーさんで送る ある一日の話と、ホーさんの命日の話 (一年前に小説家になろうの方で投稿している同一の物になります)
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