・あらすじ 西暦2017年1月、突如として足立区内で次世代ARゲームであるパルクール・サバイバルトーナメント(ファン名称はパルクール・サバイバー)の開催宣言が拡散した。 内容は従来のパルクールを大幅アレンジし、『より安全に、よりスタイリッシュに』を合言葉にした物であるが、VRゲームやARゲーム以上に危険なパフォーマンスを行うプレイヤーや団体等は後を絶たない状態が発生した。 それが放置されるのは大事故につながると運営は考え、ランニングガジェットという安全を更に強調するようなパワードスーツを開発、それを運用する事で怪我人が続出して社会問題になるような事態は回避しようと考える。 2月のARゲームを巡る事件、3月には違法ガジェットを使用したチート集団等がランキングを独占――ARゲームに社会問題が叫ばれるような事案が次々と発生し始めていた。 チート集団一掃の為、運営が取った手段はチートを超越したトップランカー勢でランキングを塗り替えるという手段だった。 4月1日、パルクールのデモムービーを見た少年、蒼空かなではパルクールの世界へ足を踏み入れようと考える。そんな時、彼は阿賀野菜月という謎の女性と遭遇する。それが全てのARゲーム事件の幕開けになろうとは、この時点では気付かなかった。 ARゲームは本当に人気コンテンツとなるのか――ネット炎上等を含めた敵勢力との戦いが、今、始まろうとしていたのである。 ※本作品はフィクションです。実在する地名なども出てきますが、基本的に架空の物です。 ※pixivで掲載しているVer2.0をベースに、加筆修正等を加えたバージョンです。 ※世界線シリーズとしてではなく、新日常系拡張現実シリーズとしてのリブート版となります。 ※小説家になろうにも『パルクール・サバイバーRe:System』として掲載中です。 ※本作の舞台は西暦2017年ですが、リアルの2017年とは大きく異なりますのでご注意ください。 ※HJ大賞2021後期にエントリーしていましたが、結果が出たためにタグを外しております。
読了目安時間:12時間23分
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