【タイムトラベル系ダークファンタジー】 20歳の誕生日を迎えるリヴィアは、せっかくなので誕生日を自分で盛り上げるために国の宝物庫を訪れて、なにか相応しいものがないかと探す。しかしそこには永い年月封印されていた悪魔が眠っていた。 そうとは知らずに神器を持ち出すリヴィア。そして誕生日を迎えようかというその時、封印は解かれ悪魔が顕現してしまう。 なんとか再度封印をしようと奔走するが、相手は国を一瞬で滅ぼせるほどの力を持っていた。もうだめかと思われたその時、どこからともなく現れた一人の旅人。レッドと名乗るその人物は強大な悪魔相手に圧倒してしまう。 封印をするチャンスは今しかないと行動に移すリヴィアであったが、何を間違えたのかレッドの力を封印してしまう。力を封印されてしまったレッドは身体が小さくなってしまい、思うように戦えないがなんとか悪魔に止めを刺すことに成功する。 しかし止めを刺した時に悪魔はレッドの力を封印した神器ごと最後の力で破壊してしまう。 破壊された神器は封印していた力が暴発し辺り一面を吹き飛ばしてしまう。 間一髪助かったリヴィアと側近のラリィ、そしてレッドの三人。 三人を残し国が滅んだことに自責の念にとらわれ自暴自棄になるリヴィアであったが、ラリィの懸命な説得と謎の人物レッドの目的である世界を救うための旅に同行することで罪に向き合う決意をする。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
読了目安時間:23時間17分
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