西暦2222年、地球が異世界からの魔物と長い戦いを続けていた。 だが敵は魔物だけではない。魔物に魂を売った人間もまた平和を脅かしていたのである。 金納拓海は征華女子魔導高等専門学校防衛科五年生。魔王を崇拝する邪教徒のテロ事件で両親を殺され、復讐のために征華女子高専に進学した経緯がある。 拓海はひょんなことで強襲科の同級生、一城雪華と仲良くなっていたが、彼女は魔物との戦闘で瀕死の重症を負い病魔に侵されており、今はアバターを介して行動している。 征華女子高専の誇る麗人二人。彼女たちの戦う相手は魔か人か。 この作品は楠富つかさ様主催、世界観共有学園百合ファンタジー企画『征華女子プロジェクト』作品です。
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