現実世界とは少しばかり異なる歴史を歩んだ世界。 1995年、密かに定められた国家安全保障要請――それにより秘密治安維持組織が〝正式に〟設置、2000年代初頭には超法規的な権限を与えられた。 組織の構成員には、平時においては暗殺許可、有事の際には治安維持・回復のためにありとあらゆる行動が許されている。そうした権限を持つ組織のエージェントによって人知れず国家の平穏は保たれていた。 東京の街中にひっそりと佇む三階建ての小さなビル。そこを拠点とするのは女性ばかりのチーム。超幸運の持ち主、悪人、男嫌いの優等生etc――問題児の集まる「特殊部隊」。「組織」の仕事をこなしながら、ちょっと変わった女の子としての日常を過ごす彼女たちだったが――。 ※作者の銃の知識は素人レベルなので、有識者の方はお手柔らかにお願いします。 ※この物語はフィクションであり、実在の組織や個人、商材、事件及び法律、法令等とは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
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