知ってるか? 裏町のパン屋の上には、それはそれは腕のいい紋衣工房があるんだぜ? もちろん闇工房、だがな。 そこの闇刺繍師の主人は金さえ積めば、お上が目ん玉ひんむくようなごってごての戦闘紋衣を作ってくれるってわけよ。 あの辺りの極道どもはみんなお世話になってるぜ。もっとも、大概法外な値段をぼったくられてるがな。 それでもだぁれもカチコまねぇってのは、つまりそういうことさ。 お前? やめとけ。お前の財布じゃ支払えねぇよ。 ―――― 世間は魔力至上主義だというのにどちゃくそ魔力が低く、無能とさげすまれるタツミくん(17) 今日も順調に野垂れ死にそうである。 そんなタツミくんはたまたま目についた求人をたよりに謎の工房を訪れる。 なんでも低魔力の人間を募集しているとかなんとか。 しかしそんな怪しい工房がまっとうなはずもなく、出てくるのはどいつもこいつも若干ずれたやつばかり。 はたしてタツミくんに明日(むしろ給料)はあるのか!? *あらすじではなく予告です。実際の内容は変更される場合がございます。 【この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。違法な闇工房の操業は犯罪行為です。絶対に真似しないでください。紋衣工房は正しく法令に則り許可を得て営業しましょう】 全30話ぐらいです。おおむね。 毎日お昼頃更新 あらすじ(結末含む) タツミがネガティブにがんばってなんとかなる。 登場人物紹介 しないよ。読めば分かるよ。てか読む前に紹介されても困るだろうが。 その他特記事項 1,小説家になろうにおいて連載した小説の改訂版です。 あとカクヨムにも掲載しています。微妙に修正しています。 おまけ小話についてはノベルアップ+での掲載はしない予定です。 2,フォローとかレビューとかしてくれたら嬉しいかな。でもしてくれなくてもいいよ。好きなスタイルで好きに楽しんでいってね。 3,残酷描写、暴力描写、性描写は仮面ライダーとか少年ジャンプより少ないです。ノーレイティングです。ぶい
読了目安時間:4時間51分
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