■二次創作日間ランキング第2位を記録■ 彼の東出祐一郎氏は言いました。 『だから、できれば皆様にもこの世界で遊んで戴きたいと思うのです。 設定を考え、文章を練り上げて、あるいは絵を描くことによって…… 僕の私の考えたFateを二次創作という土台で見せて欲しいのです。 「俺は『Fate』が大好きだ」と、虚淵玄兄貴のように叫んで欲しいのです。(Fate/Apocrypha 5巻)』と―― 「じゃあ、やろうか!」というのが今回の作品です。 ◇ 第三次聖杯戦争時、大聖杯の一部が帝国海軍に奪取された。 残された魔術師達は盗人達を追ったが、捕らえる事は叶わなかった。 斯くして聖杯戦争は破綻。残った一部で第四次聖杯戦争が行われるも、失敗した。 聖杯戦争は終戦したのだ。 それから幾つかの年月が経ち、地方都市・談雨市で物語は再開する。 談雨市の霊脈が急激な変動を見せた結果、盗まれた聖杯がこの地にある事が判明。 冬木市の聖杯戦争は確かに終わった。 しかし、火種は消えていなかったのだ。 七人のマスターは戦場に集う。 七騎のサーヴァントを従え、己が願望を競って。 別のどこか、違う誰か。 異形の聖杯戦争が今、始まる――――