女神でも倒せないと思われた邪神を自分の命と引き換えに倒した勇者。 女神から来世での願いを叶えてもらえることになった。 「次は、魔物のとかに脅かされるような世界じゃなく、平和な世界がいい…」 「わかりました。私が貴方の来世で影響を与えられるのは運だけです。最高の幸運をもたらしましょう。私としては貴方には今世での経験を活かして欲しいですね…。」 「記憶持ったままなのか?だったら出来るだけ活かせるよう頑張るよ」 そんな会話を最後に意識が途切れた勇者。 目が覚めると地球という世界の日本という国だった。 魔法などないし、剣術なんかは一般的には剣道やフェンシングみたいなものしかないらしい。 その世界では10年前、コロナウイルスというのが発生し、数年で薬物耐性がつき誰も外に出られないような状態だった。そのかわり機械化がとても進んだらしい。 人がやってた仕事などがほとんど出来るほどだ。そんな世界で前世の記憶を持ったまま生まれた勇者。名前は「しずく」。男だ。 (平和じゃねえじゃんかぁぁぁぁぁぁ‼︎しかもこの世界でどうやって前世の経験活かすんだよ‼︎) 前世の世界に似ているようなゲーム、MMORPGをプレイしてみるも、経験など持っての他、知識などもいかせない。 そんな生活が続いていき、しずくが15歳の時、世界からゲームやVRの技術者を集めて作られたVRMMORPGが世界で全ての人に普及された。 スポーツがない以上、このゲームが世界共通の文化として取り入れられたが初めてのVRMMORPGだ。世界のゲーマーたちも感覚が掴めてない。 そんなでの中しずくは前世の感覚が戻り始め、誰よりも早く強くなり、女神からの運もあって「公式容認理不尽な裏ラスボス」という二つ名が世界に広まっていく… 毎日更新目指してます。小説家になろうでも投稿中
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