元傭兵団団長であるアルトは、英雄王が残した遺物を探す旅に出る。その旅の道中で、王女や魔女、聖騎士なども旅に加わり、いろんなことに巻き込まれていく。王道系ハーレムファンタジーの冒険譚がここに開幕!!!! 今は昔、アグネシア大陸は統一国家であった。統一国の名はアグネシア大帝国。その統一国家は英雄が王となり平和に治めていた。 この偉大な英雄王のサーガは多く残されている。曰く、彼が剣を振れば海を割り、曰く、彼が魔法を使えば大地を燃やし、曰く、彼が治癒を行えば死者さえも蘇る。 この統一国家は英雄王の一代限りしか続くことがなかった。やはり彼にしかこのアグネシア大陸を統治することができなかった。 アグネシア大帝国は200年という時が経ってなお、再び一つになることはなかった。 しかし、国はなくなれど英雄王は遺物を残していた。どれも強力かつ唯一無二の遺物たちはそれはどれも神器と呼ばれるものだ。万人を切っても刃こぼさせぬ剣、無尽蔵の魔力を持つことができる指輪、どんな病も治し死者さえも蘇らせる杖、などを始め様々なものを残した。 この物語は偉大な英雄王の遺物を探す1人の少年のサーガである。 毎日更新しますのでぜひお読みください!
読了目安時間:1時間42分
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