「在りのままで生き、在りのままと向き合え」 狩猟や屠殺界隈で有名だった相見優香の亡き祖父、桂爺。幼少の優香はいつも祖父と過ごし、山を知り、命を知った。 しかし状況は変わるもので、優香は就職とともに田舎を離れた。それはそれは素晴らしい大都会で働く為に。 けれど実際は思い描いたものとは違った現実が取り巻く。 そうじゃないだろ、もっと本質を見ろよ――なんて心の声を誤魔化して、周りに合わせて過ごすしかない環境。 そんな時たまたま、地元の幼馴染である丹波晋太郎から連絡が来た。色々と鬱屈していた優香は、その連絡を建前に故郷へと戻る。 優香を迎えたのは懐かしいものばかり。電車に田園風景、樹々に生き物、そして命。 優香はその「自然」に触れることで、自分を再確認する。 ◇ ◇ ◇ すこし前、罠にかかってしまった“命”との出会い。それにナイフを突き立てながら改めて感じたこと、それを織り交ぜてショートストーリーにしてみました。 田舎に住む私の周りでも実際に「殺す」に触れることは割と少ないですから、この機会に疑似体験?して貰えたらと思います。――こと「殺して食う」と云うことを。 ◇ ◇ ◇ ●毎度拙い文章に内容、お目汚し失礼致します。 ●挿絵:sakura3939様(イラストAC様より) 【備考】 本作品はフィクションであり、実在する人物、団体名等とは一切関係ありません。 本作品は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 本作品を模倣する行為等は刑事罰・禁固刑が科せられる場合があります。 登場する表現や描写に過激な部分がある為、苦手な方はご遠慮下さい。 それらをご理解の上、お読み頂きますようお願い申し上げます。 誤字脱字、ご意見、ご指摘等ご座いましたら、お気軽にお申し付け下さいませ。 無断での転用及び転載等はご遠慮下さい。 告知や紹介、並び広告掲載リンク等は大歓迎で御座います。 《はなのまつりの使ってるサイトーさん》 ・小説家になろう ・ノベルバ ・アルファポリス ・カクヨム ・エブリスタ ・ノベルアップ+ ・Youtube ・Twitter ・Instagram 《各投稿先リンクサイト&SNS》 https://linktr.ee/hanano_matsuri
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