※カクヨム、pixivにも投稿しています。 「ふええ~、猫ちゃん可哀想だよ~。フロルちゃんと一緒に戦いたくないよ~」 「よしよし、泣くな、ミランダ。という訳でフロル、お前はパーティーに要らない。出て行け!!」 「は?」 男一人、女二人、幼馴染三人組のパーティーに途中加入した黒魔術師の少女・ミランダの一言によりリーダーの少年・ナッツから追放を言い渡された白魔術師のフロル。 護衛獣として従える猫型魔法獣が可哀想だから一緒に戦いたくないという理不尽な理由で追い出されたフロルはソロ活動しょうと新たに登録しようと向かっている最中、遅効性の毒にやられ苦しむ青年・イヴァンを助ける。 その後、助けた礼をしたいと無理矢理連れて行かれた先はギルド本部。イヴァンはギルドの治安維持部隊に所属しているギルド職員だったのだ。 イヴァンの紹介でギルドマスターと治安維持部隊のリーダー・カレンと出会ったフロルは「追放され居場所がないのならギルド職員にならないか?」とスカウトされるのであった。 これはギルド職員、治安維持部隊で働く事になった白魔術師・フロルの奮闘記である。
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