『パオ(Pao)は、日産自動車が企画し市販した自動車である。型式はPK10型。同社のK10型マーチをベースとしたパイクカーシリーズの第2弾で、1989年に発売した』(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%AA)。 パイクカーとは、平たく言えばデザイン重視の車で、日本ではバブル期の終わりから20世紀終盤に主に生産されました。パオはその中でも当時、破格の人気を誇り、現代においても愛好家が存在し、時折走行しているところを見かける車です。 今やノスタルジーな存在のパオをモチーフにした掌編です。元・現オーナーでもそうでない方でも、少しでも何か響くものがあれば幸いです。
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