※1話平均1,000文字で、すぐに読むことができます。お気軽に読んでください。 ※ラブコメ要素がありますが、人が○にます。 【あらすじ】 神憑武尊《かみつき・たける》は一年前に、とある病院に入院していた患者であった。 その病気の名は《妄想具現症》――自身の妄想によって、自身に備わった五感すべてが侵食される病気である。 病院に処方された薬を飲んで、妄想が具現化しないように生活していく武尊。 一年が経過した現在、武尊は妹の神憑桜舞《かみつき・まい》とともに高校に通い直すのだった。 かつての幼馴染だった一年後輩の布佐良月子《ふさら・つきこ》、小・中学校の同級生だった筬屋真海奈《おさや・まみな》と再会し、再び青春を謳歌しようと武尊は学校で生活していこうとするのだが、その日常は新たな物語が始まる序章に過ぎなかった。 【登場人物紹介】 神憑武尊《かみつき・たける》――病人の少年。自身の脳にあふれ出す情報と戦っている。 神憑桜舞《かみつき・まい》――武尊の一歳年下の妹。桜の花びらのような桃色の髪をしている容姿の整った美少女だが、彼氏はできたことがない。 布佐良月子《ふさら・つきこ》――武尊の一歳年下の幼馴染。月のような黄色い髪が特徴。 筬屋真海奈《おさや・まみな》――武尊の小・中学校の同級生。海のような青い髪が特徴。 火花萌瑠《ひばな・もえる》――武尊と同学年の一歳年下の謎多き生徒。炎のような赤い髪が特徴。 綿里未雪《わたり・みゆき》――武尊の小学校五・六年生のときの同級生。氷のような水色の髪が特徴。 椎菜爽芽《しいな・さわめ》――武尊の入院していたときの三歳年上の患者。草のような黄緑色の髪が特徴。 矢林御琴《やばやし・みこと》――武尊の二学年上の生徒であり新聞部に所属している。森のような緑色の髪が特徴。 ※ほかの小説投稿サイト、筆者のブログにも公開しています。
読了目安時間:2時間49分
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