モラトリアム

検索結果:4件

  • 春の定義は

    女子大生鬱屈モラトリアム

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    2023年3月12日更新

    花帆(かほ)は大学への進学を機に一人暮らしを始め、同級生の名都(なつ)と出会い意気投合する。 独特の感性を持ち、奔放ながら時に儚げな陰りも見せる名都に振り回され、惹かれていく花帆。 やがてある事件をきっかけに名都は失踪し、花帆は心を閉ざして孤独な生活を送り始める。 翌年度の4月。2年生になった花帆は深夜の無人公園で独り名都を偲んでいると、凍えながら原付で街を徘徊する青年と出会う。 眞輔(ますけ)と名乗った彼とのちに校内で再会し、一学年後輩の新入生だったことを知る。 眞輔との交流を通し、徐々に周囲の人々へと視野を広げていく一年と、親友名都と過ごした褪せない記憶の中の一年。 現状と回想を交錯させながら過去と決別すべく、花帆はもがく。 青春にサスペンス要素を足した女子大生の鬱屈モラトリアムです。 ※「小説家になろう」と重複投稿です。

    読了目安時間:4時間4分

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  • コロナ以上友達未満

    コロナ禍の盛夏、アラサー男女の二人旅。

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    2021年8月15日更新

    2020年8月、コロナ禍の盛夏。 30歳フリーターの坂城は家に引きこもり、自粛生活を密やかに満喫していた。 その日常の中で、失業の危機に瀕した大学時代の女友達 中嶋から突然、気分転換のドライブを持ち掛けられる。 アラサー男女のふたり旅。だがそれは同時に、死出の旅でもあった。 「もうどうせ、世界はコロナで終わっているんだ」 コロナ禍で浮き彫りになる明暗と人間関係を描いた、全6編で綴るモラトリアム短編小説。 //他小説サイトで同時公開中です //本作は2020年9月に『コロナ同人誌』へ寄稿した小説を再編集したものです

    読了目安時間:54分

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  • 人生モラトリアム

    処刑台に立つまでずっとモラトリアム。

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    2021年5月19日更新

    晴れて無職を卒業。 30過ぎても気持ちと精神年齢は10代半ば。 いつになっても大人になれない働き盛りの30代が、 有益な情報をお届けすることもなく、 感じたことや思ったことを駄文にまとめています。

    読了目安時間:30分

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  • 不可逆性モラトリアム、令嬢、行村砂羽いわく『滅べよ世界』

    いつか続きを書かねばとは

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    2021年4月11日更新

    「世界なんて無くなってしまえばいいと思ったことはない?」 照れくさそうに、ハニカミながら、その少女は言った。 で、 なんというか、本当に1回滅んだ。 人類がっていうか地球そのものが。 色々あって元には戻った訳だけども…… それから3年後のお話。 ある日、小林宗太は夜の教室で見てしまった。 行村砂羽がペンギンを模した珍妙なパーカー姿でもって夜空に向かって吼えている姿を。 「滅べよ世界!」 --翌朝のニュースで宗太は『校庭に隕石が落ちた』ことを知る。それが3年前に起きた世界改変と同じく有り得ない事であることも。 これは【不可逆性モラトリアム】という妄想が現実のものになってしまうトンデモな現象が罷り通ってしまう日常のお話。 高校生という悶々としたモラトリアムの中で巻き起こる「ありえない」日常を巡る青春コメディ。

    読了目安時間:8時間19分

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