あらすじ: 何事にも興味がない、やる気がない。高田湊、16才。 そんな彼が迎えた高2の新クラス初日。学年で一番人気の女子と言われる山本楓から、突然呼び出しを受ける。 彼にとって名前も顔も知らなかった彼女にいきなり連れられたその理由とは、告白、なんて甘ったるいものではなかった。 それどころか、何故か敵視されていて、なんと「私と一緒に学級委員をやれ」と命じるのだ。 学級委員を通してクラスを作り上げ、自らの成長も目指す(強制的に)、大体リアルな青春群像劇! ご挨拶: 初めまして、みやりくと申します。 本作のきっかけは、ラブコメではすっかりと定着した「ハーレム」「ぼっち」という視点からは少し外した所で書いてみよう、という考えから始まりました。 主人公の湊くんは、普通に友達がいて、普通の学校生活を送っている。 だけれども、青春と呼ぶには何かが足りない。 そして彼は別にそれを求めてもいない。むしろ避けてすらいる。 そういった設定です。 もしかしたら、ラブコメといえば、もっと甘々な世界を作品に求めていらっしゃる方が多いのかもしれません(もちろん私自身そういう作品も大好きです)。 しかしこの作品は意外と、青春の暗い部分についてもスポットを当てるつもりです。 誰かが楽しんでいる裏で、複雑な思いを抱いている人だっている。 そんな思春期の難しい部分を、現在進行形の学生さんにも、大人になった方々にも、伝えられたらなあ、なんて思っています。 ただ、もちろん恋愛要素も絡ませるつもりです。そうじゃ無いとやっぱり、「ラブコメ」にはならないですからね。 あとは、現在覇権を握っている「異世界」「転生」「無双」みたいなジャンル群に抵抗したい!という私の細やかな野望も含まれています(別にディスとかそういう事じゃないです笑、面白い作品もたくさんあります)。 そんなわけで、気長に連載が続けられたらな、と思っておりますので、興味のある方は是非読んで頂けると幸いです。 最後に: 感想がありましたら、何でも言って頂ければと思います。それがきっと、創作のモチベーションになると考えておりますので。
読了目安時間:1時間27分
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