リーマン

検索結果:25件

  • 愛ゆえに君へ伝える

    一通のラブレターから始まる恋の物語

    185,800

    3,272


    2022年1月25日更新

    皆んなが大好きな男の娘、元人気子役の俳優、古臭いところがある眼鏡男子、元不良の天然ドジッ子、限界ヲタクの美青年に、犬になりたい奴隷ドM系青年がこっそりと胸に留めていた想いを留め続けたり伝え合ったりするボーイズラブコメディ作品────。 ある会社の社内で見つかった宛名の無い一通のラブレター。今時にラブレターでの告白とは少し古臭い気もするが、ほんの少しの好奇心から社員はラブレターを書いた人の想い人を探し始める。しかし、それは社員らの隠された恋愛事情を抉り、荒らし合う只の切っ掛けに過ぎなかった。 社員達の偽られた過去や秘密、それぞれが複雑に絡み合い又すれ違う。個性が強過ぎるコメディによって隠されてしまったちょっぴりシリアスな物語を皆さんも一緒に覗いて見ないだろうか。彼等の恋は悲恋となり一生胸に辛い想いを抱き続けるのか、諸恋となり互いを思い続けられるのか────。 相手が自分を愛してると分かっている両想いより一方通行の片想いの方が苦しいに決まってるよね。最後に一つ、この物語で複雑な恋愛事情を持っているキャラが奇数という事を頭の隅っこにおいておくのがベスト。 *あらすじを大幅に改稿致しました。 *この話は決してラブレターの告白やガラケーを使っている人を馬鹿にしている訳ではありません。 *登場キャラは全員馬鹿な癖に高学歴という矛盾を抱えた人物です。 *このような理由からツッコミが不在の恐れがあります。 *2021/12/26 タイトル変更しました。 *セルフレイティングは念の為 【BOYSFANコン参加作品・お題リーマン】

    • 残酷描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:4時間11分

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  • 【BL】愛じゃねえの? -大嫌いなはずだった先輩に惹かれる理由―

    社会人の後輩×先輩。年下の溺愛攻め♡

    24,500

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    2022年1月24日更新

    「BOYSFANコン」の「リーマンもの」に参加させていただきます。 三上蒼生(みかみ あおい)24才。 営業職・陽斗の後輩。元暴走族の総長。長身・イケメン・モテる。兄の志樹に頭が上がらない。周りには伝えてないが、社長の息子。 渡瀬陽斗(わたせ はると)27才。 営業職・蒼生のマンツーマンの教育係。志樹と同期で親友。顔の綺麗なイケメンで仕事も出来る為、社会人になってから引くぐらいモテるようになって、その事で少し悩んでいる。 三上 蒼生は、入社以来2年間、陽斗の事を嫌だと思いながら過ごしてきた。蒼生に対してだけ、「笑わない、仕事以外の話はしない、仕事以外では絡まない」という事を、陽斗が徹底しているから。 嫌われているのかと思えば、仕事はとても丁寧に教えてくれるし、嫌われているとも少し違っていて、その訳の分からない態度と、それに対して自分が持つモヤモヤした感情が嫌だった。 蒼生以外の事は褒めて、蒼生以外には気さくに笑いかけて、蒼生以外とは仲良くしている陽斗。それに少し、嫉妬心も持ってしまう。仕事は出来るし、嫌いだと思っていても、見惚れる位、綺麗。けれど、綺麗と思った瞬間に、そう思ってしまった事が不愉快な位、陽斗の対応は塩対応。なんでオレにだけ、とずっと思いながらも、陽斗に仕事だけでも認めてほしくて、教えられるままに、仕事をどんどん覚えてこなしていった。 もうすぐ、2年。マンツーマン指導のペアも解消になるかもしれないと、そんな話が出てくる頃。 ある時。陽斗が京都に出張が決まり、それに蒼生も同行することになった。 京都に向かう新幹線の中で陽斗は、2年間の態度の意味を蒼生に話す。蒼生の兄の志樹絡みの事情。色々話した結果、兄は許せないが、陽斗の事は、許せた。 先輩後輩の関係のやり直し、仲直りとばかりに、京都で楽しく過ごしているうちに、酒を飲みながら、秘密を暴露しあう事になる。その秘密をばらすところから、関係が、どんどん、動き出していきます。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:6時間20分

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  • 指先から伝わる恋

    【BL】誤解から始まった二人の不器用な恋

    1,300

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    2022年1月21日更新

    【BOYSFANコン】 テーマ:リーマン(犬っぽい部下✕真面目な上司) 会社の飲み会の翌日、国木要(くにき かなめ)が自宅のベッドで目を覚ますと、横で眠っていたのは今年入社の新卒であり後輩である大谷直行(おおたになおゆき)だった。 なぜ隣で大谷が寝ているのかわからず混乱したまま大谷を起こすと、何やら様子がおかしい。 そわそわして落ち着かない大谷から告げられたのは、交際宣言だった。どうやら昨日のうちにお付き合いが始まったらしい。 酔い潰れて記憶が定かではない国木は、なぜそのような事態に陥ったのか全く見当がつかない。 今まで彼女もいたことがある国木にとって、同性とお付き合いすることになったのは前代未聞だ。 大谷が同性愛者であることを知ってしまったこともあり、無責任に断って傷付けるのではなく、まずは大谷のことを知ろうと距離を縮める努力を始める。 不器用ながら会話を重ねていくうちに、自分にはない大谷のもつ素直さや笑顔に惹かれていく国木。 国木が大谷との関係にしっかり向き合うとした矢先、突然大谷の態度や言動がよそよそしくなる。 はっきりしない態度を取っていた自覚がある国木は、呆れられたかと距離を取りかけるが、このままでは結局逃げているだけだと気付いて、再び大谷と向き合おうと決心する。 国木は自身の想いを伝えると、大谷は初めて全てが始まった夜について語り始めた。 ーー誤解から始まった二人の関係が少しずつ変わっていく。 好きの気持ちだけではうまく行かない現実。お互いを思いやる故に、増えていく悩みを抱えながら、懸命に相手へ向き合う不器用な二人の物語。

    読了目安時間:52分

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  • 君の隣で実況したい! ~ドSイケボ配信者と陰キャアイドル攻防戦~

    BL*陰キャアイドルの推しはイケボ配信者

    20,505

    18


    2022年1月15日更新

    ■ドSイケボゲーム実況配信者×美形配信(根が陰キャ)アイドル BOYSFANコン「リーマン」応募作品 アランは、スウェーデン人の母と日本人の父を持ち、青く透き通るような瞳が印象的な美しい青年だ。 動画サイト「ヨーチューン」で、流行やメイクに関する動画配信をする「リアム」として活動する姿は、明るく爽やかで“俺様キャラ”な強引さもあり、女性人気が圧倒的だった。チャンネル登録者数も100万を越える。 しかし動画から離れると、前髪で目を隠し、ネットの世界に身を投じる“陰キャ”だ。ネット上の自分と現実の自分に悩み続けている、誰よりも純粋な十九歳の青年だった。 アランには、子供の時から憧れの配信者がいた。低く心地よい声を響かせて、毒舌と自虐の混ざったゲーム実況でコアなファンを掴んでいる「トヨシ」だ。自由なプレイスタイルは六年間変わらずアランを笑わせ、勇気づけていた。心酔するあまりにマネージャーの木戸からも心配され、注意を受けるほどになっている。 一方で「トヨシ」こと土志田 明佳(としだ あきよし)は二十九歳のアラサー社畜。家電量販店の仕事を本業としており、あくまでもゲーム配信は趣味で、自分の楽しみでしかない。それはただのルーティンワークだった。 ある日仕事の残業をし帰宅しようとした明佳に、一人の青年がぶつかってくる。酔いながらも怯えた足取りに巻き込まれ倒れた明佳は、青年に言い放つ。「飲んで酔っ払っていいご身分だね」――その声に、青年は動きを止めた。 「トヨシさん……?」青年の一言で、明佳が青ざめる。 潤み、熱を持った眼差しがじっと明佳を捉えている。それは、青空のように澄んだ美しい瞳だった。 * * * 一向にアランに興味を抱かず現実を生きる明佳とは逆に、想いが募るアラン。しかしそれは喜ばしいだけのものではなかった。 やがて曝かれるアランの過去と、過去に与えた明佳の影響。二人の関係が変わっていく。

    読了目安時間:1時間27分

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  • 拾った美青年は謎だらけ ~やり手のサラリーマンとワケありダンサーの物語~

    ドSやり手リーマン×謎多き美青年ダンサー

    3,400

    0


    2021年12月31日更新

    (※現行の作品が完結してから書き始めます) 一般企業に勤める二十五歳のサラリーマン、綾崎雅。 現世にはあってないようなホワイト企業に勤める数少ない幸運に恵まれた男である。 連休前の金曜日。 雅は定時に仕事を終えて、一人で暮らすマンションへと辿り着いた。 エレベーターを使用して、自分の部屋へと向かう。 自室のある六階に到着し、少し歩いて漸く玄関が見えたと同時に、彼の目に飛び込んできたのは扉の前に座り込んで眠っている見慣れない青年の姿。 歩み寄り、声を掛けても目を覚まさない。 そして、酒臭い──。 取り敢えず放っておけず、部屋に入りたいという気持ちが先行して、眠る相手を抱えて帰宅した。 やがて目を覚ました青年は言う。 『ここはどこ?』 『あなたは誰?』 『降りる駅間違えたかも』 『乗った駅覚えてない』 酒臭かったことからも酔った勢いで来てしまったのか、何やら不穏なことばかり言う。 彼の身分を証明するものは、スマートフォンと財布に入っていた免許証のみ。 さて、どうしたものか──。 やがて、彼の名前が『初森夜宵』ということ、『二十一歳』であること、『ダンサー』であるということがわかった。 帰らなければ誰かしら困るだろうと、念の為に警察署へ誘うも、夜宵は首を縦に振らない。 『……それだけは無理。失敗したから』 何か意味深長な答えが返って来ると、無闇に帰すことも出来ず、雅は仕方なく相手を家に置くことを決めた。 未成年でないことが救いだった。 それまで毎日同じような、のんびりとした一人の生活を送ってきた雅。 しかし、そこに謎の同居人・夜宵が現れたことで、様々な出来事やアクシデントに見舞われる。 夜宵は一体何者で、どこから来たのか。 それらの謎も、ゆっくりと解明されていくこととなる。 そして、彼らの仲も次第に濃厚なものへと変わっていく。 ※BL要素を含みます。

    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:1分以内

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  • 彼のとなりを希う

    足の不自由な鈍感上司×入社1年目の新人

    3,300

    0


    2021年12月19日更新

    瀬戸耀哉は大学を卒業後、 第一志望のIT企業に就職した。 忙しくも充実した日々。 仕事も生活も順調な瀬戸だったが、 そんな彼にはある言えない秘密があった。 それは、男が好きであるということ。 中学の先輩を好きになったあの日から、 ずっと隠すように生きてきた。 それなのに。 「俺、男が好きなんです。」 飲み会の帰り道。 暗がりで互いの顔はよく見えない。 「どうして俺にそれを…?」 気付けば会社で出会った1人の上司、 逢坂理一に秘密を打ち明けていた。 初めは自分を揶揄うための冗談かと疑っていた逢坂も、 瀬戸の真摯で真っ直ぐな姿勢に次第に惹かれていく。 自分に劣等感を抱える足の不自由な逢坂と、 小さな頃から何事も人並み以上に出来た瀬戸。 交わるはずのない2人が出会ったとき、 止まっていた時が静かに歩みを進める。 「俺、歩くの遅いから先に行ってて」 「いえ、一緒に行きます。」 歩幅もペースも違う。 それでも彼らはとなりを希う。 あの時から、多分、俺は貴方に惚れていた。 ――瀬戸耀哉《せと ようすけ》―― 22サイ。181センチ。 数ヶ月前に大学を出たばかりの社会人1年目。 口数は多くないが密かに女性人気が高い。 ――逢坂理一《あいさか りいち》―― 30サイ。172センチ。 温厚で周りからの信頼も厚い瀬戸の上司。 お酒はそんなに強くない。 —――『BOYSFAN』 ――— BLコミック原作小説コンテスト お題『リーマン』にてエントリー中 初投稿になります。 感想等いただけると嬉しいです。 更新&お返事は基本、夜か休日に。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:16分

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  • 『BL』UNLEASH〜解き放つのはお前か俺か〜

    スパダリBARオーナーとエリートリーマン

    2,200

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    2021年12月15日更新

    「BOYSFANコン」参加作品。募集テーマ①『リーマン』 こんな自分は知らない。まさかこの俺が男に惚れるとは…。あいつと出逢った事は偶然なのか運命なのか…? 大手企業に勤務する高柳陽介は恋人に振られて人間不信になりかけていた。繁華街の裏通りにひっそりと佇むBARに偶然たどり着き、そこのオーナー須崎龍一と出会った事で人生を変えられて行く。 何かを抱え込んで思い詰めたような陽介の様子を見かねて、初対面にも関わらずズケズケと踏み込んで来る龍一の言葉に戸惑いながら反発してみても、どこか余裕のあるその態度に苛つくばかり。2度と来ないと言い放って店を後にしたはずなのに不思議な偶然が重なって気がつけば何度も龍一と顔を合わせてしまう。 周りの空気を読み、当たり障りのない言葉を並べ、自分の感情を押し殺し、ポーカーフェイスを纏うことが当たり前になっていた陽介は過去の出来事に縛られて本当の自分を曝け出す事を怖がって無意識に封印していた。 同期の七瀬啓に誘われて飲みに行った先で惚気られた事をきっかけに恋人との別れを告白する羽目になり、それでも肝心な事を言わない陽介に業を煮やした啓が無理矢理連れて行った場所は龍一の店。二度と来ないと言ったはずの店に連れて来られて焦る陽介を引き止めたのは店員の藤川拓也と七瀬啓。大学時代からの知り合いという言葉に啓の恋人の事を聞いてみようかと思った矢先、2人のただならぬ様子が気になって仕方がない。酔った啓を送っていく拓也を見て2人の関係を龍一に尋ねようとするうちに陽介の様子がおかしくなった。 仕事柄たくさんの人と関わる事はあっても本当に深い所で人と繋がる事を避けていた龍一が、どうしてか陽介の事が気になって仕方がない。些細な口論を繰り返しながらも頑なにポーカーフェイスを保とうとする陽介が見せたほんの少しの翳りに引き寄せられるように思わず唇を重ねた龍一も自身の感情に戸惑っていた。そんなある日街中で男に絡まれる陽介を見かけた龍一は咄嗟に助けるがどうも陽介の様子がおかしい。後日その理由を知る事になった龍一はますます陽介のことが気になっていく。 拓也と啓の関係が気になって仕方ない陽介は龍一が不在と聞いて再び店に行く機会を得るが、そこで龍一の過去に意外な一面があった事を知って急速に意識し始めてしまう。

    読了目安時間:1時間24分

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  • Paradise Lost

    リーマンのBLになります

    700

    0


    2021年12月14日更新

    ●「リーマン」での参加になります サラリーマンで二十五歳の上園息吹(かみぞのいぶき)は、飲み会の最中気分が悪くなってしまい、トイレに向かったが動けずにいたところを初対面の男、土倉大地(つちくらだいち)に助けてもらう。自分自身のセクシュアリティをあまりよくわかってはいないものの、男が恋愛対象である息吹は、タイプど真ん中の大地に吐くところを見られてしまい、最悪の気分だった。飲み会が解散した後、心配なのだという大地に助けられ、大地の家で一晩を過ごす息吹。翌日家に帰ったものの、連絡先を交換していた大地に今度どこかへ出かけないかといわれ、息吹は天にも舞い上がる気分だった。重なった休日に一緒にショッピングモールへ行き、映画を見たり買い物をしたりして過ごした二人。帰り道、家の近くまで送ってもらった息吹は、大地に告白される。彼はゲイで、息吹に一目惚れをしたのだという。返事はしなくて構わないと半ば諦めている大地に、自分も好きだと告白する息吹。二人は気付かず互いに想い合っていたのだった。恋人になった大地と息吹は、ともに過ごす時間を通して距離を縮めていく。 ある日、大地の妹の光が大地の家に訪ねてきた。たまには家に帰ってきて、家族みんなで過ごそうと言った光だが、父親との仲に亀裂が入っている大地は、帰るつもりはないと断る。そこで、息吹は大地の家族について詳しく知ることになった。そしてその数日後、息吹は、母の晴海に家に帰ってくるよう頼まれる。久しぶりに帰省した実家で、息吹はとある事実を聞くことになるのだった。

    読了目安時間:1時間7分

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  • どぶ川に棲む天使

    信じていたものがふいに消えてしまったら

    1,200

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    2021年12月12日更新

    ブラック企業で働く高木博之、26歳。 上司に理不尽な要求をされ、憂さ晴らしにタバコを吸おうと屋上に行くと、そこには先客がいた。 名前も所属も知らないまま、屋上でだけ顔を合わせるその男との何気ない会話に心が解けていく博之。 だが、ある日博之の目のお前で、その男はフェンスを乗り越えて、ビルの屋上から飛び降りてしまう。 ビルの下にはどぶ川が流れていて、男はその川に落ちたはずだが、なぜか彼は見つからなかった。それどころか、警察は博之の通報を虚違だと決めつけ、なんの捜査も行われなかった。また、同じ会社の社員だとばかり思っていた男は、博之の会社のどの部署にも所属しておらず、彼を見たことがあるという社員もいなかった。もっと驚いたことに、博之は彼の名前をまったく覚えていなかった。胸の名札を見たはずなのに。 その数年後。博之の会社に、地方の工場から移ってきた男がいた。彼は、屋上から身を投げた男に瓜二つだった。 驚くと同時に、あの男が生きていたことに喜ぶ博之。ところが、相手は博之のことを知らないと言う。それどころか、理由もなく博之を毛嫌いし、意地の悪い態度で接してくる。困惑する博之。 ところが、ある出来事がきっかけで、博之は自分の記憶に誤りがあるのだと知る。

    読了目安時間:25分

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  • クルドサック cul-de-sac

    義理の兄とひとつ屋根の下、袋小路の関係

    1,400

    0


    2021年12月5日更新

    ※ネタバレ含みます ※ BOYSFANコン参加「リーマン」 ※ BL(義兄×義弟) ノンケ同士の義理の兄弟が家族愛なのか恋愛なのかよく分からないけどこれからも一緒に暮らそうぜって話です。 ◆ 鳥谷 佳孝(とりたに よしたか)、二十四歳。地図のデータ作成会社、株式会社にほん地理社の経理担当。 実家で姉夫妻と同居中だが、ある日、姉・英里(えり)からマレーシアへの海外転勤が決まったと知らされる。義理の兄・有馬 玄真(ありま げんま)との二人暮らし、どうなるかと思いきや、日々の生活は英里がいた頃となにひとつ変わらない平穏なものだった。 適度な距離感でそれなりに仲良く過ごし、年末年始には帰ってくるという英里を二人で待ちつつ、クリスマスケーキやお節を予約する。 ところが、クリスマスが近づいた頃、日本には帰れないと英里から連絡が入る。ニューカレドニアに旅行して島に恋をしたらしい。玄真のことが嫌いになったわけではないが、終の住処を見つけてしまったから離婚届を書いて送ってほしい、と。 玄真との生活に慣れている佳孝は、一緒に暮らせなくなることに動揺するが、結婚とは紙一枚で家族になっているにすぎないという事実に気付かされる。英里が決めたことなら仕方ないと玄真は離婚届に名前を書きマレーシアへ送ってしまう。 佳孝は英里の理不尽な行動にもやもやしつつ、玄真が出て行った家で一人暮らしをはじめる。しばらくして、英里から離婚届が戻ってくる。あとは役所の窓口に出しさえすれば離婚は成立するが…なぜ平穏だった日々が奪われないといけないのか。そのうち、気が変わって帰ってくるのではないか。離婚届を出しても出さなくても英里にはわからない。それなら、離婚届は出さずに二人暮らしを続ければいいのではないか。佳孝は玄真に二人暮らしの再開を持ちかける。 英里の理不尽な態度に対する抵抗なのか、それとももっとべつの感情なのか。 佳孝の提案を玄真も承諾し二人はまた一緒に暮らしはじめる。ただ、変わってしまった関係性になんとなく気まずい二人。そんな中、一年前に英里が人気の温泉旅館を予約していたことがわかる。キャンセルするのはもったいないと出かけた旅行で、二人の仲は急接近していく。 20211120

    • 性的表現あり

    読了目安時間:18分

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  • 【BL】偶像<アイドル>に恋したわけじゃなくて

    冴えないリーマン×キラキラアイドルの恋

    2,000

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    2021年11月29日更新

    33歳の秋津貴臣は、なんの変化もないサラリーマン生活を送っていた。 けれどある日、マンション1階にあるコインランドリーでいつものように洗濯をしていた秋津は、超絶美形のキラキラボーイ・ナナトくんと出会う。 マンションの隣の部屋に住んでいるという彼は、なんと今をときめく5人組アイドルグループ・Startin'のメンバー「緑 七斗」だった。 ドームツアーを目標に活動するStartin'で、七斗は少し取り残されたような気分を味わっていた。他のメンバーは華やかな個性や特技があるのに、自分はただ「爽やかでカッコいい」と言われるだけで、そのキャラも事務所やメディアに作り上げられたお仕着せのものだったからだ。でも、そんな中でも七斗は思っていた。「この歌を『あの人』に届けたい」── 秋津は「お隣のナナトくん」と「緑七斗」が同一人物である確証を得られずに、会社でネット検索をするが、Startin'のオフィシャルサイトを表示しているときに部下の石井陽菜に見られてしまう。その偶然で、石井が重度のStartin'ファンだということが発覚。いかにStartin'が売れているかを石井に語られ、秋津はナナトとの距離を感じ、これ以上関係が近付くことはないのだろうと思う。 ところが秋津は偶然ナナトと再会を果たし、夕食を一緒に食べることに。その席でCDをもらい、ナナトくん=緑七斗ということを改めて知る。 秋津との楽しい食事をロケバスで思い返す七斗に、Startin'メンバーの黄瀬ウィリアムが話しかける。彼は密かに、七斗を狙っていた。際どく迫るものの、あまりにも七斗が鈍感なため、まったく想いは通じていない。 同じ頃、昼休みの秋津は、前日七斗からもらったCDを「買った」と偽って、部下の石井陽菜に見せる。すると、石井は秋津を屋上へ連れて行き、ノリノリでメンバー解説をしてくれた。加えて、大きなタブレットを取り出しライブ映像を見せてくれる。 それを見ながら、秋津は確信する。「これは、俺が好きなやつだ」と…… ◆『BOYSFAN』BLコミック原作小説コンテスト参加作品です。 テーマ:①リーマン

    読了目安時間:47分

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  • 吊り橋理論は男同士でも効果はあるのか!?

    ※BL、下ネタ表現があるので注意です!

    1,000

    0


    2021年11月29日更新

    ・『BOYSFAN』BLコミック原作小説コンテストの応募作品です。 ・テーマは「リーマン」です。 ・作中に性的表現はありませんが、下ネタを含む要素があります。 【あらすじ】 サラリーマンの鈴木は激しい尿意に襲われていた。 問題なのは、今は会社の車を運転していること、渋滞に巻き込まれていること、そして苦手な後輩・岡地が助手席にいることだった。 尿意に抗いながら帰社を急ぐが、なかなか渋滞は解消しない。 岡地と会話をしつつ、鈴木はどうにか尿意と戦う。 我慢の限界を感じたとき、鈴木はある方法に託すしかなくなる。 恥を忍んで岡地に“あること”を頼む鈴木。 そのことが、ふたりの関係性を少しずつ変化させていく。 【紹介文】 本作はサラリーマンの男性同士のふたりがお互いを意識し始める内容となっています。今回ノベルアップに投稿させていただいた内容は、排泄という生理的な現象を我慢できない状態で、親密になっていくふたりをリアルに表現しました。 緊張した場面が続き、安堵した先に「吊り橋理論は男同士でも効果はあるのか⁉」という鈴木の胸中及びタイトルとなっています。 今後の展開は、今回と同じようにコメディ色を含めながらふたりに拒否できない緊張や恐怖の場面が襲ってきます。 ・会社でのトラブル(新商品が成功しないと倒産など) ・仕事でお化け屋敷や絶叫マシンに乗る ・酒に酔いつぶれて、ふたりでラブホテルに泊まることになる また、惹かれ合うことで出てくる悩みや葛藤を作中で描きます。 ・好きになっていはいけないと、双方が距離をとる ・好きな気持ちが止められなくなる 短くかつすっきり読後感が悪くならないような構成を考えています。 読んでいる読者も一緒にドキドキしてしまうような物語にしたいです。 イベントを重ねる毎に親密になり、葛藤のなか惹かれ合うふたりの話を、ぜひともよろしくお願いいたします。

    読了目安時間:11分

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  • プリコーショナリーランディング

    記憶喪失になった彼をもう一度愛せますか?

    100

    0


    2021年11月29日更新

    BOYSFANコン テーマ:リーマン 携帯に保存してある母親から送られてきた二〇一九年九月十日付けの新聞を見返しながら、クルーラウンジでLA便のブリーフィングが始まるのを待っている。あれから半年も経ち、世間では新型ウイルスの話題で持ちきりだと言うのに、僕はまだあの事故のことをウィキペディア等で検索してはあの時のことを思い返している。日本でもニュース番組等で特集が組まれ大きな話題となったため、様々な動画サイトもアップロードされていた。 二〇一九年九月九日。朝、羽田空港を定刻で離陸した便が香港国際空港第二滑走路で着陸に失敗した。香港特有の突発性豪雨で視界が悪い中、着陸に試みようとした飛行機が横滑りし北側に大きく外れ、もう少しで前からも横からも海に着水してしまうスレスレの芝生エリアで停止した。 ほぼ満席だったにもかかわらず、その便は死者を一人も出さなかったことで奇跡のフライトと呼ばれた。 その飛行機に僕はキャビンクルーとして乗務しており、事故を体験した張本人となった。そして不運にも松田奏太先輩も搭乗していた。 会社が提供してくれたカウンセリングのおかげで、今では乗務もできるようになったが、事故当時は一ヶ月ぐらい経っても「Evacuate Evacuate(脱出 脱出)」と言う機長からの緊急脱出合図が頭の中で毎日の様に、響いていた。乗客の恐怖に満ちた顔も。 ただ、時間というものは魔法の様なもので、時が経つにつれ、それらの残像や声は掠れていった。けれども、まだ忘れられない言葉がある。 「お前、確か長瀬一樹か?」 それは僕の名前を確実に知っているであろう先輩からの言葉だった。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:1時間1分

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  • 離れていても、心乱されて

    上司と部下のほろにがBLです

    10,200

    255


    2021年11月29日更新

    ※「BOYSFAN」BLコミック原作小説コンテスト 「リーマンもの」参加作品※ <あらすじ> 営業部長の岩崎博之のもとに異動してきたのは、大阪支社の営業部でトップの業績を収めていた高倉慎。 ある夜、博之が飲みに誘うと、慎は妻との関係に悩んでいることをこぼす。思わぬところに互いの共通点があることを知ってしまう二人。 同情なんていらないと言い張る慎に対して、博之が放ったセリフが、秘密の関係の引き金となる。 「どんな痛みでも、俺が受け止めてやる。苦しんでいるお前を、放っておけない」 それ以来、二人は上司と部下の体裁をキープしながら、週に1度の特別な時間でひそかに心を満たし合うようになる。 自分は価値のない人間だと決めつける慎に過去の自分を重ね、同情しながら彼の心の傷を癒すだけのつもりだった博之は、 いつしか慎を愛しく思う自分に気がつく。一方、慎も博之のずるさと優しさを独り占めしたい欲求に駆られて、より長く、より激しく、博之に触れられる機会を待っていた。 精神的にリードしつつ、慎にたやすく身体を許す博之。 博之の思惑に翻弄されながらも、主導権を握ろうとする慎。 近づけば近づくほど心と身体の左右がねじれていき、「好きだ」と伝えることさえも叶わない既婚者同士。 器用でもあり不器用でもある大人が紡ぐ、切なくて少しビターなリーマンBL。 <登場人物> 岩崎博之(いわさきひろゆき):55歳。178cm。面倒見がよく、やや八方美人な営業部長。 高倉慎(たかくらまこと):31歳。180cm。手先が器用だが、ある理由で自分に自信を失くしている営業部のエース。

    読了目安時間:28分

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  • Interlude

    BL 年下任侠×エリート+少年

    100

    0


    2021年11月27日更新

    【BOYZFANコン】 お題:「リーマン」 で参加させていただきます 年下任侠×年上エリートリーマン 平成ノスタルジー 硬めの内容がお好きな方向きです 【あらすじ】 舞台はバブル期の日本。 高峰朝輝は齢十歳にして祖父の残した関東の事業の継承を決意した。それは北米において経営者としてのし上がるために手段を選ばない冷酷な父・黎示への反発であり、父から独立して日本へ渡り住むための布石だった。 しかし日本ではただの子供にすぎない朝輝は、自分に代わって実行を担う組織を必要とし、祖父と懇意にしていた箕輪組と手を組む算段をする。実際に表に立って交渉するのは、朝輝の代理人であり、保護者代わりとして信頼を寄せるトーラスだった。 トーラスは箕輪組の幹部と事業を進める中で、邪魔になると判断した幹部の一人・佐島を強引に排除する。一方で協力的な若い幹部候補・榊との関係を深めていく。しかし榊は柔和を装いつつ冷徹に仕事をこなすトーラスへの不信感を拭いきれずにいた。 トーラスは実は黎示の愛人であり、朝輝に従っているように見せかけて操っているのだと知った榊は、トーラスに迫る。「一人の人間として信用に値するのかを示せ」、と。 トーラスは悩み、榊を裏切らないという証だてとして榊と一夜を共にする提案をし、榊は受け入れる。身を重ねるうちに互いへの愛情に気づいていくが、トーラスは黎示の元へ戻らねばならないという。 榊はトーラスを黎示から引き離すには、トーラス自らが黎示と対決する必要あると考え、トーラスもそれを理解し、榊には黙って一人帰国をした。 トーラスはFBIと取引をし、黎示を告発。経営の座から引きずり下ろし、黎示と決別。自らは朝輝と榊、箕輪組を守るために、刑務所へ収監される事を選んだ。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:1時間57分

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  • 秘密はコーヒーに溶かして、甘くして?

    純粋健気受け×エリート人たらし攻め

    900

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    2021年11月25日更新

    青葉 空(あおば そら)は、バリスタを目指す新社会人。専門学校を卒業してから、とある会社の社内カフェテリアに就職。 毎日コーヒーと向き合う日々を送っていた。昼間は、華やかなオフィスで働く社員たち、夜は疲れたエンジニアを癒すための忙しい業務の中で、ただ一つ、自分にとっての癒しになっていたのが「彼」を遠くから見ること。 社内の様々な部署と連携をとり、カフェテリアの前もよく通る彼は、いつでも忙しそうにしている。 ルックスも良く、社内外からの人望も厚い。そんな彼を尊敬する人として、陰ながら応援していた青葉だったが、ある勤務後の帰り道、 彼と、最近よく一緒に業務へ出かけていた女性が、口論している現場に鉢合わせてしまう。 当人たちには、気づかれないようにその場を去ったつもりだったが、彼――楠見 隼斗(くすみ はやと)には気づかれてしまったようだ。 そのことについて後日、黙っていてほしい。と直接お願いされた青葉だったが、彼を目の前にして、こんなお願いをしてしまう。 「僕が淹れたコーヒーを、飲んでいただけませんか?」 それから忙しい合間を縫って、人が少なくなったカフェテリアで楠見と青葉は時間を決めて会うようになる。 コーヒーを淹れながら、お互いを知っていく中で、段々と彼に向けていた好意が輪郭を、はっきりさせていく青葉。それとは反対に、距離を置きたいような様子を見せる楠見。 やっぱり彼のことは諦めよう、そう決心した青葉は練習に付き合わせることで、自分に時間を取らせることにも罪悪感を覚え、あの日のことは誰にも言わないし、練習も、もう付き合わなくて良いことを伝える。 青葉から告げられた内容に、素直に頷くかと思ったが、楠見の口から零れた言葉は――。 『BOYSFAN』BLコミック原作小説コンテスト「お題:リーマン」への応募作品です。

    読了目安時間:17分

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  • 人の噂もなんとやら

    人の噂って怖いですね

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    2021年11月15日更新

    自分は普通にしているつもりなのに、周りからは何かとレッテルを貼られるものだ。特に「噂」のレッテルはたちが悪い。 自分の身の回りの噂に辟易している緒方には、昔から支えてくれた言葉がある。その言葉をくれた小鳥遊とは、かつての親友だった。親友は、他人のことに口だすほうがカッコ悪いと、いつも緒方を庇ってくれていた。けれど彼は一度、緒方と距離をおいたことがある。 そのときに縁が切れたと思っていたのに、偶然同じ会社にその小鳥遊がやってきた。緒方は、小鳥遊は昔のまま、噂なんか気にせず自分らしく生きているものだと思っていた。昔と変わらず、自分の考えをねじ曲げたりせず、緒方とは違ってまっすぐ生きているものだと。 けれど久々にあった小鳥遊は、どこか心を開いていないように見えた。明るく気さくに見えながら、一線を引いていた。噂が好きな周りの人間は、そんなことは知るよしもない。今、昔の彼の本質を唯一知っている緒方は、知るべきか、お節介はやめるべきか悩んでいた。しかし緒方の心遣いも空しく、噂はねじ曲げられながらいろんな人の耳へと届く。 小鳥遊は、そんな緒方には自分の本音を知ってほしいと素直に言葉を紡ぐ。緒方はそこでようやく、小鳥遊の本音を聞くことになる。 自分の中で育った曖昧な感情に名前をつけるとき、他人のレッテルに頼るのは簡単で、難しかった。他人の言葉を介さず直接、伝えたい人に伝えたい思いを届けるとき、どんな言葉が必要かを、二人はずっと探していた。 (BOYSFANコン、お題「リーマン」で参加中です。)

    読了目安時間:40分

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  • 元勇者の俺と、動物のお医者さん

    毛玉の、勇者太一を主人公にしたBLです

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    2021年10月12日更新

    ──あらすじ── 運良く就職も出来て、日々上司や取引先から嫌みを言われたり、パワハラすれすれ行為を受けているサラリーマン太一には秘密がある。 実は、異世界に行って、勇者だった事があるのだ。 何を言っているのかわからないかもしれない。太一だって、他人から聞いたら夢か幻だと思うだろう。異世界の能力と立場があれば、あの上司や取引先など一ひねりなのにと奥歯を噛みしめる。 いや、あの時の必殺技だけは、この世界でも通じるだろう。きっと、異世界よりも効果は抜群だ。じっと上司の広がった額を恨めしく見ながら「申し訳ございません」と頭を下げるのであった。 「太一、どうしたんだ?」 「なんでもないんだ。それよりも……」 信じられないことに、恋人は男だ。異世界行くまでは女の子が恋愛対象だったはずなのに。 最初は戸惑い、受け入れられなかった背の高い恋人にすっぽり抱きしめられて目を閉じる。今日の溜まったストレスが、まるで聖者が浄化してくれたように溶けてなくなっていった。 うっとりと抱かれながら、ふと、出会った頃や異世界での出来事が思い浮かぶ。 「うう……。かおる……、かおる……」 俺を抱き締めながら眠ってしまった恋人は、数年前、弟を亡くして天涯孤独の身だ。時々、弟を夢に見てうなされている。「大丈夫だよ、ここにいるから安心して」と、広い背中をさすり、とんとん優しく叩く。すると、眉間のシワがとれて安らかな寝顔になるのだ。 沸き起こる何かは、きっと彼の亡くしたあの子を俺が知っているからに他ならない。出来る事なら会わせてやりたいと思うけれども、それも叶わないのだ。 俺に出来る事は、こうして寄り添って声をかける事だけなのだから──。 異世界で今も元気にしているだろう、共に混沌と戦った聖者や神官に元暗殺者。そして、「きゅいきゅい」と鳴く毛玉。 俺の秘密の物語を、今明かそうと思う。 ※毛玉まみれにしてくれるわっ! をお読みくださる方が分かりやすいかと思います。一応補完しますが、かなり端折ってその部分を書いています。 アルファポリス様にてタイトル少し変えたものを投稿しています。 BOYSFANコン ①リーマン参加

    読了目安時間:57分

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  • 恋の撃鉄(ハンマー)

    先輩リーマンと新入社員のBLです

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    2021年10月11日更新

    会社で顔を逢わせるたびに、仲もよくないのに声をかけてくる後輩がいる。 最初は適当に挨拶してあしらっていたのに、いつの間にか日常会話をするまでに発展してしまった。 そんなある日、いつものように声をかけられたのでありきたりな言葉を交わしたら、 「先輩のことが好きなんです!」なんていう信じられないセリフを告げられてしまった。 拒否する言葉を発しようとしたら、その前にいきなり唇を塞がれてしまい、驚きのあまりに反射的に後輩の頬を思いっきり叩いた。 呆けた顔をして固まる後輩の襟首を慌てて掴み、傍にある【空き】と表示されている会議室に引っ張り込んだ。 「おい、いきなり何をしやがる、この馬鹿野郎!! あんなの誰かに見られたら、ふたりそろって変な目で見られるだぞ」 「すみません。手首を掴んだら、その逞しさにムラッとしてしまい、理性が抑えきれなくなりました」 後輩の告げたセリフで、自分が置かれている状況をかえりみる。 まるで自分を襲ってくれと言わんばかりのふたりきりの会議室――そのことに気がついて、じわじわと後退せざるを得なかった。 「悪いが俺は、そういう趣味はない。諦めてくれ」 ハッキリとお断りした言葉を聞いたというのに、後輩はまったく聞く耳を持たない。 むしろどんどんヒートアップして、卑猥なお願い事を言う始末。しかも先ほど頬を叩いたことを『暴力』と言って俺を脅してきた。 「いきなりキスしてごめんなさい。だけどこれからは確実に、あの手この手で先輩を堕としていきますので、覚悟していてくださいね」 そう言って俺の心臓に向けてなにかを打ち込んだ衝撃は、恋のカウントダウンの合図だったのかもしれない。 (BOYSFANコン参加作お題:リーマン)

    読了目安時間:15分

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  • Ring Finger

    あいつの薬指には、指輪が光っていた

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    2021年10月7日更新

    *BLです。 昔、友達以上の関係にあった光生と再会した篠原は、その薬指に光る指輪に気付く。 自分も今は徹という男と半同棲をしているが、気持ちが満たされない日々を過ごしていて……。 3人の視点で送る、指輪をめぐるストーリーです。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:1時間10分

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