ごく普通の女子高生、風谷泉。 16歳の誕生日に、地元のお寺に祀られている龍神から求婚されていることを母から告げられる。 父の眠る墓がある以外縁もゆかりもない話に困惑しつつも龍神の青年と会ってみるが、覚えのない好意を寄せられていることにさらに戸惑うだけだった。 自分の気持ちが置いてきぼりであるという大問題に目を背ければ結婚はメリットだらけ、に思える。 龍神も非常に泉に対して親切で、無理強いしてくる様子も一切ない。 とりあえず彼の提案通りに同棲生活を始め、ふたりは少しずつ手探りで距離を近付けていくことになる。 *** pixixで開催されていたコンテスト用に書いていたものの、急な体調不良で間に合わずに更新を止めていた作品です。 ポンコツ龍神と現実主義女子高生のどうたら。 最後までのプロットはあるのでやれるところまでがんばれたらいいなの気概で少しずつ続けていきたい。 また、実在する伝承へのオマージュ要素を含みます。 セルフレイティングは念のため。
読了目安時間:38分
この作品を読む