こちらの小説は、作者である霧藤胡諷が学生の時分に書いた処女作をプロットから書き直し、大幅に加筆修正したリメイク作品になります。 2005年ごろでしょうか。当時流行っていたインターネット小説サイトに、違う作者名で投稿していた(作品タイトルは違います)ので酔狂な人は読んだことがあるかもしれません。 執筆速度ですが、時間がある際には書いていきたいと思っています。 しかしながら、本業の合間にコソコソと書いているものですので、のんびりとお待ちしていただければ僥倖です。 閑話休題。 物語のあらすじとしては、とある青年がある日を境に非日常へと足を踏み込んでしまい、事件に巻き込まれてしまうものになります。 主題となっているのは吸血鬼伝説ですが、ほんの少しだけ設定が違います。 熱いバトルものではありませんので、伝奇小説のようなものだと思っていただければ幸いです。 では、あらすじです。 人知れず人間社会に溶け込んでいる吸血鬼ですが、彼らは彼らなりに生物として生きており、人と問題を起こさないように過ごしていたのでした。 しかしながら、人間にも良い人間と悪い人間がいるように、吸血鬼にも悪い吸血鬼はいるものです。 主人公である桜野貴夜はバイトの帰り道に事件に遭遇してしまうのですが、その日を境に彼の日常は大きく変わることとなってしまうのでした。