二人だけの世界

検索結果:1件

  • て、て、天命が聞こえる……? た!  

    暗い世の中でも、面白い話がここにある。

    837,001

    2,174


    2022年5月29日更新

    幼少の身でありながら、身勝手な親から無理やりその国の主をやらされていた男が、また強引に使命を持たされ、大人の体で現代社会に落とされる。そんな男がなんとかやっていけたのも自分の中にいるもう一人の存在のおかげであったのだが、その存在が恋に落ちてしまうと何もかもが変わってしまう。そして男は勝手な父親に、罰として古代社会に落とされてしまう。 片や女は生まれてすぐに古代社会に落とされたがために自由奔放に生きてきたと思いきや、この女にしても長い寿命を授かったがために最初のころは神と崇められていたのだが、がまんできない事情に腹を立て村を出てしまう。 二人を違う世界に落とした者は、子供を捨て宇宙に逃げ出した双子の兄弟であった。そして連れ添う女は妹である。この三匹は進化途中のゴキブリであるが、妹をめぐって二人の争いは絶えなかった。 そんな二人が何もない、獣だらけの古代の大平原で出会い恋に落ちる。 男が自分らしさを取り戻していくほどに、中に居座っていた者は次第に鳴りを潜めていくのだが、女は出会った時から男を連れて理想の土地に行こうと思っていた。そして授かった命だが、処刑される女のお腹からいち早く逃げ出す。 やがて女に誘われるがままにたどり着いてしまった所。はるか昔に古代へと落とされる時のわずかな父親の記憶は残っているものの、以後については全くといっていいほどなかった女であるが、その世界で自分を落とした父の存在とその父から託された役割とを知る。 女はひたすら父を信じ、尊敬し、自慢する。その父は父で、人にとっての幸せをひたすら追求するのであるが、その結果、そもそも人間に寿命を与え進化させ、その上に増え過ぎると殺し合わせるという歴史を考え出した者こそが間違っているという結果に至り、新たな命の循環を模索していた。それはまた、真の創造主に対する挑戦でもあった。 片や男は幼少の身で現代社会に落とされたため、両親のわずかな記憶は残っているものの、その記憶たるやろくなものではない。そんな対処的な二人だ。好きになってしまったものは仕方がない。誘ったのも自分だ。なぜこうなってしまったのか知った女は、ふがいない男の仕事まで買って出る。 さらにそこで知り合った偉大な二人は創造主もどきの子供と思われる女を利用して、真の創造主の意図するところを実現しようとする。そんな四人をいざなう者の正体とは?

    • 残酷描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:23時間23分

    この作品を読む