ー*ー*ー*ー*〜あらすじ〜*ー*ー*ー*ー 勇者と表記されるべき俺の天職は力士で……神聖なる勇者を騙った罪で命を狙われることに!? 事件に巻き込まれて命を落としたと思えば、異世界で謂れもない罪で命を狙われるという理不尽さに吹っ切れた俺はスキルを駆使して逃亡 with 王女!? 不思議と惹かれ合う二人は冒険者として功績を残して結婚を認めさせるべく旅をする。 そのうちに魔族との戦いに巻き込まれてーー 世界の事実を知ることになる その時、力士はーー これは勇者召喚によって独自の発展を遂げた異世界で力士が丸腰で奮闘する王道ファンタジーである。 ー*ー*ー*〜こんな風に戦うよ〜*ー*ー*ー 「【土俵展開……!】」 トントントン トントトントントトン…… 俺の呟きに呼応して櫓太鼓の音がどこからともなく聞こえてくる。 次第に辺りの風景は輪郭を失って揺らぎ始めーー ふと、気がつくと俺は土俵に立っている。 『はっけよい!』 聞き慣れた声が頭に響くのに身体が咄嗟に反応するーー 「立ち合い【諸手突き!】」 スキルの効果で威力・速度ともに上乗せされた一撃は敵を土俵外へと突き出す! その男、[絶対に倒れない冒険者]は今日も丸腰で魔物に向かっていくのであった。 ※小説家になろう様にも掲載しております。
読了目安時間:3時間33分
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