横浜から英国までの客船乗組員である 涼介は、話のネタを集めてくることを仲間から命じられる。 聞き出す相手は、見るからに上流階級である3人の男達。 酒乱の閣下が妻を斬り殺す 女好きの閣下が鹿鳴館で騒動を巻き起こす 嘘か、本当か、客の口から語られる真相は? そして、最後に語られたのは今頃、日本で噂になっているであろう、子爵家令息の恋の噂。 ※この作品は 『紀尾井坂ノスタルジック』の前置きみたいな話です。 本編が続くことになりますが、この後ろに続けるか?別に書くか? まだ決めかねております。 一応、今のところ 別に書く気でいますので『短編』題名も『夜話』とつけています。
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