碧の宮
戸嶋トモ
異世界ファンタジー
連載中
長編
27話
58,170字
2021年8月19日更新
毎日に嫌気が差していた女子高生、椎香。 ある日いきなり異世界「碧の宮」へと連れて来られ、同じように連れて来られた8人と共に、世界を救うため力を貸してほしいと頼まれる。 碧の宮は正体不明のウイルスに汚染されており、今のところ対策は異世界から来た椎香たちにウイルスを除去してもらうことのみ。 今のままでは碧の宮はウイルスによって滅ぼされ、それは椎香たちの住む世界すべての滅亡にもつながるのだという。 頼んできたのは自分にそっくりな顔をした少女。 それぞれまったく別の世界から碧の宮へ連れて来られた仲間たち――剣術少年・気が強い少女・王様親子・幼い双子・魔法使い見習い・冷静な医者と共に、言われるがままに旅に出る。 敵に襲われるし、喧嘩はするし、任務は重いし、なぜ自分たちが選ばれたのかもわからない。 そもそも、椎香は他の仲間たちとは違って敵と戦う能力など微塵もない。 だけど、なぜか投げ出せない。 ※小説家になろうでも連載中です。
読了目安時間:1時間56分
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