電子機器メーカー『紫雲電機』――まだ起業してからまもないベンチャー企業である。 社長紫雲蓮也(しうんれんや)は、自社製品には自信を持っているが会社はまだまだ小さい。 そんな家電ベンチャーが、一大ムーブメントとなっている機械格闘技イベントに参加を表明する。 イベント名は『BU-ROADバトル』――遠隔操作型の格闘マシン大会である。 参戦マシンは烈風猛竜(ルドラプター)。 様々な機能(ギミック)を持つ、紫雲電機が総力を挙げて作製したマシンだ。 何故、小さな家電ベンチャー企業が参戦したか? 自社宣伝のためもあるが――それだけではなかった。 ※ラノベストリートで先行連載中。 ※ノベルバにも掲載しております。
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