冒険者のお話です。 ナジュル帝国の港町カティア。この町は冒険者たちにとって「はじまりの町」と呼ばれていた。 カティアは生誕祭の真っ最中、賑やかなその町の一角で一人、海を眺めて佇む精霊族の女がいた。 冒険初心者のバッカスとアレクシアは、その女性に「仲間にならないか」と声をかけるのだが……。 表紙絵は依澄礼様の作品です。魅力あるキャラクターに引かれてこの度「冒険者たち」という物語を書くことにしました。 キャラに合わせて話を書くのははじめてです、短編のつもりだったのですが、すでに二万字をこえましたので、長編という扱いにいたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。
読了目安時間:1時間11分
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