ある日、俺に人生三人目のカノジョが出来た。 ルックス、スタイル、頭脳、運動神経、そして家柄。 どれを取っても完璧なカノジョ。 俺なんかとはまるで釣り合わないカノジョ。 それに比べて俺はクズだ。 俺は基本的に自分以外の人間がどうなろうと知ったことではない。 そんな俺を彼女は何故、カレシに選んだのか……。 カノジョが出来てからというもの、『姉』や『元カノ』などが押し掛け、日を追うごとに修羅場が日常へと変わっていく。 嫉妬深い(?)カノジョは俺を問い詰める、追い詰める、首絞める。 俺はただもっと楽に、平和的に暮らしていたいだけなのに。
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