ぼくの名前は大崎悠太。朝峰第二小学校の4年生。 ぼくの住む町には6つの公園がある。 親友の健太とは、1歳5か月の時に近くの公園で出会った。 それから家族ぐるみで仲良くしている。 永遠に続くと思っていた。 けれど、夏休みが終わり、健太は遠くの町に引っ越していって……。 ぼくは他の友達とうまく遊ぶことができず、ひとり公園で過ごしていた。 そんなある日、健太があらわれた。 ぼくは感激した。会いにきてくれたのだ。一緒に公園で遊んだ。 健太が来たのは一度でなかった。毎日のように現れる。 どうして? 健太の住む町は遠くにあって、通うことなどできないはずなのに……。 秘密があった。 その秘密を解くことによって……。 少年たちの友情と秘密のファンタジー物語です。 ※時代設定は2010年頃です。携帯電話はありましたが小学生が全員持っておらず、LINEが登場する前の話になります。
読了目安時間:2時間36分
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