月城ナノさんが行われている自主企画、『曲ノベ企画』(作品名:【自主企画】音楽を小説にしよう!【気軽にご参加ください!】、タグ:[story:581756146])と、AI×恋愛コンの参加作品です。 もともと『曲ノベ企画』向けに構想、途中でAIと人間の恋愛も(引き立て役として)登場させられると思って構想を追加したものです。 正直、欲張りすぎて荷が勝ちすぎる結果になったことは認めます。 そしてAIとの恋愛は引き立て役のような扱いになっているので、AIコンのほうはレギュレーション違反かもしれませんが。 ちなみに、題材にした曲は昭和の名曲、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」。選曲が古いですが、そこはご容赦を…… 一応言っておきますと、私はこの曲をリアルタイムで聴いたわけではなく、年配の方が歌っているのを聴いて衝撃を受けたクチです。 軽快で純朴な歌い出しに反して悲劇的な別れで終わるというこの曲、リリース当初から、男性側が悪いと受け取る人と、女性側が悪いと受け取る人に分かれていたそうです。こういう受け止め方の違いが出るのが、この曲の凄いところ。 私が最初にこの曲を聴いたときは、男性側が悪い、という印象でしたが、色々な人の感想を調べる中で、なるほど、と思ったので、そちらの観点をメインにしています。 以下は、本作のあらすじです。 ゲーム開発会社の社長、駒村徹平。彼は、社内の新商品開発コンペの中で、人間との疑似恋愛が可能なAIを見せつけられます。そのAIを見て、自身の若いころ、昭和50年のときの恋愛を思い出す駒村。彼の過去に何があり、その後彼はどう生きてきたのでしょうか。 ※昭和50年という時代設定のため、現代であればパワーハラスメントとして問題になるレベルのことが、作中では当時の「常識」として描かれています。現代社会の風潮とは完全に異なりますので、注意してください。 ※この作品はフィクションであり、実在の人物、団体等には一切関係がありません。 ※この作品を含め、作者の作品はすべて、犯罪や暴力、危険運転、未成年の飲酒や迷惑行為等、反社会的な行動を推奨するものではありません。
読了目安時間:13分
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