<作者からの一言コメント>の欄が二十文字しか書けなかったので、舌足らずな説明になってしまった。時間の余裕があれば二人称について言及したいが、その前に他の大事だと思ったことを書く。<作者からの一言コメント>の記入は任意にして欲しい。小説ならば、まだ話が分かる。しかし本作品は『エッセイ/評論/コラム』ジャンルだ。論旨を明快に、結論を一文で真っ先に持って来るぐらいで丁度良い。「よろしくお願いします」や「一生懸命書きましたので読んで下さい」といった挨拶やご機嫌伺いを書いて、何の意味があるのか? そこまで考えて、君は作品設定ページの項目を作成したのか? 深く思案せずに設定したのではないか? 君の考えは、私には分からない。ただ、言えることが一つだけある。二人称は使い方によっては、非常に有効だ。読み手を呼びかけることが出来るからだ。ただし、しくじると碌なことにならない。それは、この<紹介文・あらすじ>を見れば分かるだろう。 実を言うと最初は「馬鹿の考え休むに似たり」と書こうとしたが、それは失礼だろうと思って止めた。だが実情は、そんな感じで終わる気がする。ひとまず<紹介文・あらすじ>は、ここで切り上げて本文を書くことにする。残り一時間か……どうなることやら。 書き終えてから気が付いた。締め切りは10/31(月)23時59分までだった。思い出せない作品名と作者を思い出せたら追記する(思い出せなかったら本当にごめんなさい)。 〈追記〉 二人称の小説はミシェル・ビュトール『心変わり』でした。一人称複数形【俺たち】が右往左往するミステリー小説は暗中模索の状態が続いています。私は幻を追い求めているのかもしれません。
読了目安時間:3分
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