2009年に二次創作小説を書き始め、2020年に筆を折った同人作家「S」。 10年もの間、Sを同人界につなぎとめていた一因は、道のりの最初での成功体験だった。 だがそれも、初回の即売会から順風満帆だったわけではなかった―― 同人誌即売会の「場」の選び方について、S本人が語る回想録。 ※全4話構成です ※4話終了後におまけがついています

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「文学フリマ」をご存知だろうか。 自分が信じる文学作品を一堂に集めて、頒布できる同人誌即売の全国イベントのことだ。 その憧れのイベントに出展した時の話でもしようと思う。

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同人誌即売会に初めて参加した時の体験談です。 初めての時は誰もがドキドキの連続だったと思います。 売れるのかどうかも分からない。売れると思って期待していたけど売れないなどのリアル体験を赤裸々に書かせて頂きます。

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