伝説が太古の時代より蘇る。 「空賊の秘宝」は長きにわたって隠され続けてきた。 やがて訪れる世界的大激変から、地球を守るために………。 ある絶海の孤島に住む少年ジェイスは、今は亡き父の書斎から見つけ出した謎の設計図を手にすることになる。 それは、「空賊」と呼ばれる者たちが乗る、空を飛ぶ巨大な船の設計図だった。 それを狙う正体不明の盗賊たち。 襲撃された家を脱出したジェイスは別の盗賊たちに助けられ、天空の世界へと赴くことになる。 「ようこそ、我が空賊の地へ」 そうして招待された大陸には、かつて地球に存在した古代文明の足跡が刻まれていた。 彼らはジェイスの設計図を拝見し、それが謎多き「伝説の空賊」の船であることを教える。 同時に、盗賊を送り込んだ闇の空賊たちによる世界滅亡計画が差し迫る。 その背後にいるのは、謎の一族の存在。 彼らは地球の存在を根底から覆す世界の秘密を手にし、それを滅亡へと導かせようと目論んでいた。 存亡の鍵を握るのは、ジェイスの父が残した「伝説の空賊」の船の設計図。 一族の陰謀を止めるために立ち上がった光の空賊たちは一世一代の秘密を解くため、大陸に秘められた古代文明の真実を追うことになる。 「伝説の空賊」とは何者なのか? 地球存亡を揺るがす世界の秘密とはいったい? 空を駆ける空賊たちが織り成す壮大な冒険が、今、始まる。
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