錆
桂田武史
文芸/純文学
完結済
長編
11話
56,738字
2019年9月21日更新
2019年、日本 それぞれの良くも悪くも変われない日常を生きる人々 若くして刑事になり容姿にも恵まれているが、幼い日の愛情不足に今も苦しむ能勢諄琉(のせいたる) 能勢の世話を任された近藤辰二(こんどうたつじ)は、「親切な人」である自分にこだわる 能勢に癌で死んだ弟のおもかげを求める事務員、馬場茉莉花(ばばまりか) または、その他の人々…… 人々が関われば、意図しなくても誰かのことを裏切ってしまう その裏切りを責めることは出来ないのだろう…… (多視点から能勢という人物を描きます) ********************************************* <注意> ・この作品には、グロいの、どろどろめの恋愛、裏切り等が含まれます ・差別、暴力、犯罪、自殺等のシーンが含まれますが称賛や助長の意図はございません ・虐待生存者や障がいのある方が必ず作中のような言動、発想になるわけではございません(作者の想像力の欠如により当事者の方々に不快な思いをさせてしまったら申し訳ございません)
読了目安時間:1時間53分
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